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KINTO(キント)のデメリット8つ|高すぎ?比較してわかるトヨタ公式サブスクのお得度

2025年6月20日

KINTO(キント)はメリットの多いカーリース(クルマのサブスク)だが、当然ながらデメリットもある。

後悔せずに利用するためには、メリットだけでなくデメリットも把握し、KINTO(キント)が自分に合っているかどうかを総合的に判断することが大切だ。

そこで本記事では、KINTO(キント)のデメリットとその対策方法などを紹介する。

KINTO(キント)のデメリット

  • 月額料金が高すぎる
  • 保険のノンフリート等級を引き継げない
  • トヨタ・レクサス・スバルしか選べない
  • 9年・11年の長期契約プランがない
  • 契約満了で車を返さなければならない
  • 走行距離制限を選べない
  • 車を自由にカスタマイズできない
  • ペット乗車・喫煙が制限されている

「KINTOを利用したいが後悔するんじゃないかと不安」という人は、ぜひ参考にしてほしい。

\意外と安いトヨタのサブスク/

\KINTOをもっと知りたい人は/

デメリット1. 月額料金が高すぎる

KINTO(キント)を利用するにあたって、最も気になるポイントは月額料金や支払い総額だろう。

ネットやSNS上では「KINTOは高すぎる」という声も多く、他社カーリースと比べた場合の、KINTO(キント)の大きなデメリットだと言える。

KINTO(キント)と他社カーリースの月額料金を比較してみよう。

\「トヨタ  ヤリス」の月額料金比較/

3年契約5年契約7年契約
KINTO(キント)¥39,050¥36,300¥35,200
SOMPOで乗ーる¥31,120¥31,110¥30,890
オリックスカーリース取扱なし¥39,490¥33,440
定額カルモくん¥42,420¥35,880¥33,940
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L 2WD
カラースーパーホワイトⅡ
オプションなし(カーナビ・ETC標準装備)
走行距離制限1,500km/月
記事制作時点の情報

※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ SOMPOで乗ーると定額カルモくんは車検・オイル交換が無料になるメンテナンスパックに加入した月額料金
※ オリックスカーリースの走行距離制限は2,000km/月

実際に比較してわかるとおり、KINTO(キント)の月額料金は高い。

「高すぎる」というほどではないが、他社カーリースと比較して月額料金が高くなりがちなのは事実だ。

実は高くないKINTO(キント)の月額料金

KINTO(キント)の月額料金を公式サイトで確認すると、確かに他社カーリースと比べて高い。

しかし、KINTO(キント)の月額料金が高いのには理由がある。

その理由というのは、任意保険(自動車保険)やタイヤ交換・バッテリー交換など、あらゆる維持費用が月額料金に含まれていることだ。

KINTOの月額料金に含まれる費用

車両本体価格、登録諸費用、車庫証明取得費用、自動車税(軽自動車税)環境性能割、契約期間中の自動車税(軽自動車税)種別割・自動車重量税・自賠責保険料・任意保険(自動車保険)料・車検費用・メンテナンス費用

※ 一部の車種においてはソフトアップグレード、T-Connect基本サービスも含まれる

KINTO(キント)を利用する場合、月額料金の他に負担するのはガソリン代と駐車場代くらいだ。

一方、他社カーリースの公式サイトで表示されている月額料金は、任意保険料などが含まれていない。

つまり、任意保険などの費用まで含めて考えると、実はKINTO(キント)は比較的安いカーリースである。

カーリース選びで後悔しないためには、公式サイトに表示されている月額料金だけを比較するのではなく、契約内容を可能な限り合わせた上で比較することが大切だ。

KINTO(キント)を批判してるのは誰?

YouTubeにおいてKINTO(キント)などカーリースを批判している人の多くは、中古車販売店の経営者だ。

彼らは車を、現金一括やマイカーローンで購入してもらうことで利益を得ている。

カーリースが普及すれば自分たちの市場(利益)が縮小するため、カーリースを批判するのは当然だろう。

中古車販売店がカーリースを批判する理由

  • 月額料金が高い
  • 走行距離制限がある
  • 車が自分のものにならない
  • キズ・ヘコみは原状回復が必要

しかし彼らの動画を観てみると、「自分の車を持とう」「車は買うのが結局一番」と、客観的根拠に欠ける結論で着地しているケースがほとんどだ。

一方で、経済専門家や税理士のYouTubeチャンネルを見てみると、反対にカーリースをおすすめしているケースが多い。

経済専門家や税理士がカーリースを推す理由

  • 税金・保険・メンテがコミコミだから車の維持が楽
  • 頭金ゼロで契約できて現金を手元に残せる
  • ローンは銀行からの評価が下がる(借金が増えるため)
  • リースなら高級車に乗っても税務者に目をつけられにくい

経済専門家や税理士の意見は客観的根拠に基づいているものが多く、中古車販売店の経営者とは異なる視点でカーリースを見ている。

このように、視点が変わるとカーリースのメリット・デメリットは大きく変わる。

もしも、YouTubeなどでKINTO(キント)を批判している動画を見たら、「批判してるのは誰?」に着目しよう。

わざわざ批判動画をアップするからには、批判している人にとって利益になる情報を含んでいる可能性がある。

デメリット2. 保険のノンフリート等級を引き継げない

KINTO(キント)の月額料金には、任意保険(自動車保険)が最初から含まれている。

したがって、利用者は任意保険を別途契約する必要がなく、手続きの手間や面倒を減らして車に乗れる。

一方で、KINTO(キント)で加入する任意保険は「ノンフリート等級」を引き継ぐことができない。

\ノンフリート等級の仕組み/

ノンフリート等級は、保険を使わなければ(事故を起こさなければ)毎年1等級ずつアップし、保険料の割引率が高くなっていく。

KINTO(キント)はこのノンフリート等級を引き継ぐことができないため、等級が高い人は保険料で損をする可能性がある。

「KINTO(キント)は損する」は本当?

KINTO(キント)の任意保険は、無事故でもノンフリート等級が上がらない。

そのため、等級が上がるごとの割引率が適用されず、保険料が変わらないのがデメリットだ。

このことから「KINTO(キント)は損をする」と言われることがあるが、本当だろうか。

任意保険のノンフリート等級が6等級からスタートすると仮定して、KINTO(キント)とマイカーローン(金利5.0%)の支払い総額を比較してみた。

\「トヨタ ヤリス」の支払い総額比較/

KINTO(キント)マイカーローン
毎月の支払額36,300円31,900円
車両代金月額料金に含む1,657,700円
税金・諸費用294,940円
任意保険料526,850円
車検・メンテ費用255,100円
分割手数料223,605円
5年後の下取り価格663,080円
支払い総額2,178,000円2,295,115円
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L 2WD
カラープラチナホワイトパールマイカ
オプションなし(カーナビ・ETC標準装備)
契約期間/支払回数5年/60回払い
記事制作時点の情報

※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ マイカーローンは金利5.0%を適用した場合の金額を掲載
※ 税金・諸費用は新車登録時と5年間の税金・自賠責保険料と、販売時諸費用の合計金額
※ 任意保険料は補償内容をKINTO(キント)と合わせ、6等級スタートで毎年1等級ずつ上がることを想定
※ 車検・メンテ費用は車検1回、オイル・オイルエレメント交換5回、タイヤ交換・バッテリー交換1回ずつ、その他諸々メンテの合計金額
※ 5年後の下取り価格は残価率40%として計算

比較の結果、意外にもKINTO(キント)を利用する方が安いことがわかった。

このように、任意保険のノンフリート等級や、数年後の車の市場価値などによっては、KINTO(キント)を利用する方がお得なケースがある。

\意外と安いトヨタのサブスク/

無事故・17等級以上なら他社カーリースを検討しよう

任意保険のノンフリート等級が「無事故・17等級以上」の人は、KINTO(キント)ではなく他社カーリースを検討しよう。

なぜなら、ノンフリート等級が無事故・17等級の人は割引率が55%に達し、大幅な保険料割引を受けられるためだ。

\ノンフリート等級ごとの割引・割増率/

※等級ごとの割引・割増率は保険会社によって若干異なる

このノンフリート等級のメリットを最大限引き出すためには、「等級を引き継げるカーリース」を選ぶ必要がある。

ただし、事故を起こしたことのある人や16等級以下の人は、KINTO(キント)の方がお得に利用できる可能性が高い。

KINTO(キント)を利用するときは任意保険の中断を忘れずに!

任意保険(自動車保険)には「中断制度」がある。

この制度は、任意保険を解約または満期終了するときに、一時的に契約を中断し、新たな契約のときに以前のノンフリート等級を引き継ぐことができる制度だ。

中断の最大期間は「10年間」である。

KINTO(キント)を利用している期間は、現在契約している任意保険を中断すれば、最大10年間はノンフリート等級がキープされる。

たとえば、「KINTOを5年間利用したけど自分には合わなかった」という人などは、新たに車を購入するときにKINTO(キント)を利用する前のノンフリート等級を引き継げる。

したがって、現在任意保険を契約している人は、KINTO(キント)を利用するにあたって保険の中断を忘れずに行おう。

デメリット3. トヨタ・レクサス・スバルしか選べない

KINTO(キント)はトヨタ公式のカーリースであるため、取り扱っている車種はトヨタ・レクサス・スバルに限定されている。

KINTO(キント)の取り扱い車種

  • TOYOTA(トヨタ)
    アクア、ヤリス、ヤリス クロス、GRヤリス、ルーミー、プリウス、ライズ、カローラ クロス、カローラ ツーリング、カローラ スポーツ、GRカローラ、RAV4、ハリアー、ランドクルーザー"250"、アルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、シエンタ、クラウン、クラウン(クロスオーバー)、クラウン(エステート)、クラウン(スポーツ)、ノア、GR 86
  • LEXUS(レクサス)
    LBX、UX、NX、RX、IS、GX、LX、LM、RZ
  • SUBARU(スバル)
    レヴォーグ、レヴォーグ レイバック、フォレスター、WRX S4、インプレッサ、クロスとレク、SUBARU BRZ

※ 記事制作時点の情報
※ 生産状況により一時取り扱いを停止している場合あり

ホンダや日産など、他メーカーの車に乗りたいと考えてる人にとっては、KINTO(キント)は向いていないカーリースだ。

また、KINTO(キント)では軽自動車(トヨタ ピクシス エピック)を取り扱っていない。

したがって、「軽自動車で月額料金を抑えたい」という人も、KINTO(キント)ではなく他社カーリースを検討しよう。

トヨタ系列の車に乗りたいなら断然おすすめ

ホンダや日産など、他メーカーの車に乗りたいと考えてる人にとって、KINTO(キント)は向いていないカーリースだ。

一方で、トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたいと考えている人にとって、KINTO(キント)は断然おすすめのカーリースとなっている。

KINTO(キント)のメリット

  • 自動車大手の公式カーリースだから安心できる
  • メンテナンスも保険料もぜんぶ月額にコミコミ
  • 正規ディーラーで車検・メンテを受けられる
  • 残価精算がないから不意の出費を避けられる
  • KINTO(キント)でしか取り扱っていないグレードがある
  • 信販会社はトヨタ系列だから審査に通りやすい
  • 他社と比較すると意外と月額料金が安い(コスパが高い)

KINTO(キント)は、正規ディーラーで車検やメンテナンスを受けられる。

これは、他のカーリースにはない大きなメリットだ。

トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたいと考えている人にとって、KINTO(キント)は非常にメリットの多いカーリースなのだ。

\意外と安いトヨタのサブスク/

デメリット4. 9年・11年の長期契約プランがない

カーリースは契約期間が長いほど、月額料金が安くなる。

したがって、「月額料金の安さを重視したい」という人は、9年・11年の長期契約プランを利用するのがおすすめだ。

しかし、KINTO(キント)の契約期間は3年・5年・7年契約のみとなっている(レクサスは3年契約のみ)。

KINTO(キント)には9年・11年の長期契約プランがないため、長期契約で月額料金を抑えたい人には向かないカーリースだ。

カーリースの支払い総額に目を向けてみよう

このデメリットを解消する方法は一つ、「月額料金ではなく支払い総額に目を向けること」だ。

カーリースの長期契約プランは、月額料金を抑えられるメリットはあるが、短期・中期契約プランに比べて支払い総額が高くなる。

実際に比較してみよう。

\契約期間ごとの月額料金・支払い総額比較/

月額料金支払い総額
3年契約42,420円1,527,120円
5年契約31,520円1,891,200円
7年契約30,090円2,527,560円
9年契約25,140円2,715,120円
11年契約22,170円2,926,440円
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L 2WD
カラープラチナホワイトパールマイカ
オプションなし(カーナビ・ETC標準装備)
走行距離制限1,500km/月
カーリース定額カルモくん
記事制作時点の情報

※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 契約期間中の車検・メンテナンス費用を月額料金に含めるためメンテナンスパックに加入

3年・5年契約と11年契約とでは、支払い総額が100万円以上も違う。

このように、月額料金だけでなく支払い総額にも目を向けると、どの契約期間が自分に合っているかを正しく判断できる。

9年・11年の長期契約プランで月額料金を抑えられるのは魅力的だが、支払い総額がかなり高くなることを覚えておいてほしい。

\意外と安いトヨタのサブスク/

デメリット5. 契約満了で車を返さなければならない

カーリースは契約満了で車を返すのが基本であり、KINTO(キント)も例外ではない。

しかしカーリースの中には、契約満了で車をもらえるプランを提供している場合もある。

\契約満了で車がもらえるカーリース/

もらえる契約年数
SOMPOで乗ーる9年
ニコノリ9年
ピタクル9年
コスモMyカーリース9年
定額カルモくん7〜11年/1年単位
オリックスカーリース7年・9年・11年
MOTAカーリース7年・9年・11年
カーコンカーリース7年・9年・11年
記事制作時点の情報

KINTO(キント)は車をもらえるプランを提供していないため、契約満了で必ず車を返す必要がある。

また、KINTO(キント)は契約満了後の買い取りもできない。

「最後に車をもらいたい」と考えている人は、車をもらえるプランを提供しているカーリースを利用しよう。

実はKINTO(キント)の方がお得?

カーリースの車をもらえるプランは、魅力的なサービスだ。

しかし、契約満了で車をもらえるからといって、お得とは限らない。

実際に比較してみよう。

\KINTO(キント)ともらえるカーリースの比較/

KINTO(キント)定額カルモくん
毎月の支払額35,200円36,015円
任意保険料月額料金に含む688,715円
タイヤ交換
バッテリー交換
227,000円
7年間の支払い総額2,956,800円3,940,975円
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L 2WD
カラープラチナホワイトパールマイカ
オプションなし(カーナビ・ETC標準装備)
契約期間7年
記事制作時点の情報

※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 任意保険料は補償内容をKINTO(キント)と合わせ、6等級スタートで毎年1等級ずつ上がることを想定
※ タイヤ・バッテリー交換は契約期間中に2回行うことを想定

比較した結果、KINTO(キント)を利用する方が100万円ほど安い。

ここで重要なポイントは、「7年後に100万円以上で車を売却できるか?」だ。

「トヨタ ヤリス」は普通車として販売台数トップクラスの車種だが、7年後に100万円以上で売却するのは難しい。

車の7年後の残価率は、一般的に20〜30%と言われている。

「トヨタ ヤリス(X ガソリン)」の車両代金は約165万円であるため、7年後は33〜49.5万円で売却できることになる。

このように、KINTO(キント)と車をもらえるカーリースを比較すると、KINTO(キント)の方がお得に車に乗れるケースが多い。

「車の所有」に対する意識を変えてみよう

カーリースを損せず利用するためには、「車の所有」に対する意識を変える必要がある。

KINTO(キント)は車が自分のものになることはないが、「自分の車かのように利用できるサービス」だ。

レンタカー・カーシェアのような「わ」ナンバーではなく、普通ナンバーで車に乗れるため、周囲から見てカーリースとは気づかれない。

\カーリースは通常ナンバー/

「最終的に車を自分のものにすること」にこだわらなければ、KINTO(キント)を利用するデメリットが一つ減る。

「車の所有」に対する意識を変えてみると、「よりお得に車に乗る方法」が見えてくるため、ぜひこの機会に意識を変えてみてほしい。

\意外と安いトヨタのサブスク/

デメリット6. 走行距離制限を選べない

カーリースには、車の市場価値を想定以上に落とさない対策として「走行距離制限」が設けられている。

走行距離制限とは、リース契約で設定される走行距離の上限のこと。制限を長めに設定するほど月額料金が高くなる。カーリースによっては走行距離制限が固定であり、利用者自身で選ぶことができない。走行距離制限がオーバースペックになると、余計な月額料金を支払うことになるため注意が必要。

KINTO(キント)の走行距離制限は「1,5000km/月」だ。

制限を超えて走行することもできるが、契約満了時に「超過1kmあたり11円(税込)」の超過料金が発生する(レクサスは1kmあたり22円)。

KINTO(キント)の走行距離制限は固定であり、利用者側で変更できない。

したがって、「走行距離制限を短めに設定して月額料金を抑えたい」という人は、他社のカーリースを検討する必要がある。

走行距離制限が選べるカーリース

市場価値を気にせず走れるのは大きなメリット

KINTO(キント)の走行距離制限は、1,5000km/月とたっぷりめに設けられており、変更はできない。

したがって、「走行距離制限を短めに設定して月額料金を抑えたい」という人には向かないカーリースだ。

一方で、1,5000km/月以内の走行距離なら、車の市場価値を気にせずに走れるメリットがある。

ちなみに、月間走行距離1,500kmがどれくらいかというと、「片道30km以上の通勤・通学」が目安だ。

月間走行距離の目安

  • 〜199km
    →近所への買い物や送迎がメイン、月に1度のレジャーに使用
  • 200〜499km
    →片道4km以上の通勤・通学に利用、月に1度のレジャーに使用
  • 500〜999km
    →片道10km以上の通勤・通学に利用、月に1度のレジャーに使用
  • 1,000〜1,499km
    →片道20km以上の通勤・通学に利用、月1回以上の長距離ドライブに出かける
  • 1,500〜1,999km
    →片道30km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける
  • 2,000〜2,999km
    →片道40km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける
  • 3,000km〜
    →片道50km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける

このように、走行距離制限が1,500km/月とたっぷり設けられていると、市場価値を気にせず大いに車を走らせられる。

KINTO(キント)の利用を機に、休みの日は長距離ドライブに出かけるなど、ライフスタイルに変化を加えてみるのもいいだろう。

デメリット7. 車を自由にカスタマイズできない

KINTO(キント)は車のカスタマイズを原則禁止している。

そのため、「車を自由にカスタマイズしたい」と考えている人には、KINTO(キント)は向いていない。

車を自由にカスタマイズしたいなら、契約満了で車をもらえるカーリースを利用しよう。

\契約満了で車がもらえるカーリース/

もらえる契約年数
SOMPOで乗ーる9年
ニコノリ9年
ピタクル9年
コスモMyカーリース9年
定額カルモくん7〜11年/1年単位
オリックスカーリース7年・9年・11年
MOTAカーリース7年・9年・11年
カーコンカーリース7年・9年・11年
記事制作時点の情報

車をもらえるカーリースなら、最終的に車が自分のものになるため自由にカスタマイズできる。

KINTO(キント)で認められているカスタマイズ

KINTO(キント)は車のカスタマイズを原則禁止しているが、以下のカスタマイズについては認められている。

KINTO(キント)で認められるカスタマイズ

  • 取り付けに穴あけ等を必要としない
  • 簡単に取り外しできる
  • 取り付け・取り外しによる車両への損傷がない

※ 例|タイヤ・ホイールの交換、電球をLEDに交換など原状回復を容易に行えるカスタマイズ

「カスタマイズは100%禁止」というわけではないため、認められている範囲でカスタマイズを楽しもう。

メーカーオプション・ディーラーオプションを楽しもう

KINTO(キント)は、メーカーオプション・ディーラーオプションの装備が自由に認められている。

メーカーオプション・ディーラーオプションでも、十分に車をカスタマイズできる。

また、装備したメーカーオプション・ディーラーオプションの費用は月額料金に含められるため、支出をフラットにできるメリットがある。

\意外と安いトヨタのサブスク/

デメリット8. ペット乗車・喫煙が制限されている

KINTO(キント)では、ペット乗車や喫煙が制限されている。

そのため、ペット(盲導犬含む動物全般)と暮らしている人や、車内でも喫煙したい人にとってはデメリットになるだろう。

ちなみに、KINTO(キント)に限らずほとんどのカーリースはペット乗車や車内喫煙を制限している。

車内喫煙については禁止事項に指定されており、電子タバコを含むすべての喫煙が禁止だ。

ペット乗車の条件とは?

KINTO(キント)におけるペット乗車については、禁止事項ではないため乗車は可能だ。

ただし、ペット乗車によって車のインテリアに汚損(ペットのニオイも含む)がある場合は、返却時に修繕・修復費用を請求される可能性がある。

KINTO(キント)のガイドブックによると、ペットの毛やニオイに由来する修繕・修復費用は「55,000円」となっている。

契約満了時の不意の出費を避けるために、ペットを乗車させる場合は、ケージなどに入れた状態で乗車させることをおすすめする。

ペットと暮らしている人は車をもらえるカーリースを選ぼう

ペットと暮らしている人の中には、「ケージなどに入れて車に乗せたくない」と考える人も多いだろう。

また、中型犬・大型犬はそもそもケージなどに入れたまま乗車させるのが難しい。

そうした人でも、カーリースを制限なく利用できる方法は、「契約満了で車をもらえるカーリース」を選ぶことだ。

車をもらえるカーリースは、最終的に車が自分のものになるため、ペット乗車や喫煙に関する制限がない。

そのため、ペットと暮らしている人が制限もストレスもなくカーリースを利用したい場合は、車をもらえるカーリースを選ぶといいだろう。

おわりに

本記事で紹介した内容をまとめる。

  • デメリット1. 月額料金が高すぎる
    →条件を揃えて比較してみると実はKINTO(キント)が安い
    →KINTO(キント)批判をしている人の多くは中古車販売経営者
  • デメリット2. 保険のノンフリート等級を引き継げない
    →ノンフリート等級が低めの人はむしろお得
    →17等級以上の人は等級を引き継げるカーリースを選ぼう
  • デメリット3. トヨタ・レクサス・スバルしか選べない
    →トヨタ系列の車に乗りたいならKINTO(キント)が断然おすすめ
    →ホンダや日産など他メーカーが好みなら他社カーリースを選ぼう
  • デメリット4. 9年・11年の長期契約プランがない
    →支払い総額で比べると短期・中期契約プランが圧倒的に安い
  • デメリット5. 契約満了で車を返さなければならない
    →車をもらえるカーリースよりKINTO(キント)の方がお得
    →「車の所有」に対する意識を変えると新しい発見がある
  • デメリット6. 走行距離制限を選べない
    →走行距離制限が1,500km/月とたっぷり設けられている
    →市場価値を気にせず思う存分走れるのは大きなメリット
    →それでも走行距離が少ない人は他社カーリースを検討しよう
  • デメリット7. 車を自由にカスタマイズできない
    →原状回復が容易にできる範囲ならカスタマイズOK
    →メーカーオプション・ディーラーオプションを楽しもう
  • デメリット8. ペット乗車・喫煙が制限されている
    →ペット乗車は禁止されていないが修繕・修復費用がかかるかも
    →ペットと暮らしている人は車をもらえるカーリースを選ぼう

KINTO(キント)には8つのデメリットがあるが、本記事で紹介したように、デメリットごとに対策方法がある。

また、デメリット以上にメリットが多いのもKINTO(キント)の特徴だ。

本記事を通してKINTO(キント)の理解を深めてもらえたなら、仮審査にさっそく申し込んでみよう。

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