KINTOはトヨタ公式のカーリース(クルマのサブスク)だ。

KINTOはトヨタ公式のカーリースとして全国的にサービスを展開しており、トヨタ公式としてさまざまなメリットを備えている。一方で、「KINTOはやばい」「KINTOの利用はやめとけ」といった声を、ネット・SNS上で見聞きすることも多い。果たして何が真実なのか?
本記事では、KINTOがやばいと言われるのはなぜか、その理由を紹介する。また、KINTOがどんな人におすすめのカーリースかも紹介しているため、KINTOが気になっている人はぜひ参考にしてほしい。
\KINTOをもっと知りたい人は/
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「KINTOはやばい」と言われる7つの理由
「KINTOはやばい」と言われる理由は、以下の7つだ。
- 理由①トヨタが儲かる仕組みだから
- 理由②他のカーリースと比べて月額が高いから
- 理由③保険等級を引き継げないから
- 理由④トヨタの車しか選べないから
- 理由⑤9年・11年の長期契約プランがないから
- 理由⑥走行距離制限を選べないから
- 理由⑦車を自由にカスタマイズできないから
まずは各理由を詳しく紹介する。KINTOが本当にやばいカーリースなのかどうか、情報を整理していこう。
理由①トヨタが儲かる仕組みだから
KINTOの利用者が増えれば、トヨタが儲かる。当然の話であり、「このビジネスは儲かる」と判断したからこそ、トヨタはKINTOというサービスを提供開始した。しかし一部では、「トヨタが儲かるなら利用者が損をする」と考える人もいる。
担当者がKINTOを勧めるのはその方が会社の利益になる=消費者が損をするからだし
(carviewより)
トヨタが儲かる仕組みがあるから、「KINTOはやばい」という考えに至る人も多い。
「会社が儲かる=消費者が損をする」は間違い
「会社が儲かる=消費者が損をする」の図式が正しなら、経済学的にそのビジネスは成り立たない。つまり、トヨタが儲かるからといって、利用者が損をするとは限らない。実際のところ、KINTOは事業黒字化にこぎつけるまで6年4ヶ月の歳月を費やした。
トヨタ自動車グループで車のサブスクリプション(定額課金)サービスを手掛けるKINTO(キント、名古屋市)の収益性が高まってきた。同社が16日提出した決算公告によると、2025年3月期の最終損益は7億9500万円の黒字(前の期は5億8900万円の赤字)だった。19年の創業以来、初の最終黒字となる。「クルマのサブスク」という新たなビジネスモデルが、若者の支持を集め始めた
(日本経済新聞より)
ちなみに、USJ以来の大規模テーマパークとして注目を集めたジャングリア沖縄の損益分岐点は、以下のように試算されている。
- 目標来場者数:年間150万人
- 日均来場者:4000人
- 推定客単価:1.5万円
- 年間売上目標:225億円
- 投資回収期間:3.1年
(AdverTimesより)
700億円という膨大な資金を投じたジャングリア沖縄でさえ、事業黒字化を3.1年で達成する予定だ。一方でKINTOは、事業黒字化にこぎつけるまで6年4ヶ月の歳月を費やした。これは、KINTOが自分らの利益を追求しているだけでなく、「利用者も利益を得られる仕組みをしっかり用意しているから」だと言える。
理由②他のカーリースと比べて月額が高いから
2020年頃からカーリース市場は活発化し、現在ではさまざまなサービスが登場している。そして数あるカーリースの中で、KINTOは月額が高い。実際に比較してみよう。
月額 | |
KINTO | 36,300円 |
ニコノリ | 28,710円 |
SOMPOで乗ーる | 31,330円 |
カーリースカルモくん | 35,110円 |
オリックスカーリース | 38,060円 |
比較条件 | |
車種 | トヨタ ヤリス |
グレード | X ガソリン 1.0L 2WD |
カラー | ブラックマイカ(追加費用なし) |
リース期間 | 5年(60ヶ月) |
月間走行距離 | 選択できるものは1,500km/月で算出 |
頭金・ボーナス払い | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 契約プランは車両本体価格・販売諸費用・自動車税・重量税・自賠責保険・車検・オイル交換が含まれるよう調整
このように、公式サイト上で確認できる月額で比較してみると、KINTOの月額は確かに高い。このため、「KINTOはやばい」と言われることがある。
KINTOの月額が高いのはあらゆる費用が含まれてるから
各カーリースの公式サイトで提示されている月額を比較すると、KINTOの月額はかなり高い。しかしこれは、KINTOの月額にあらゆる維持費用が含まれているからだ。
KINTOの月額料金に含まれるもの
車両本体価格、登録諸費用、車庫証明取得費用、自動車税(軽自動車税)環境性能割、契約期間中の自動車税(軽自動車税)種別割・自動車重量税・自賠責保険料・任意保険(自動車保険)料・車検費用・メンテナンス費用
※ 一部の車種においてはソフトアップグレード、T-Connect基本サービスも含まれる
上記のように、KINTOの月額にはタイヤ交換やバッテリー交換、任意保険まで含まれている。これらの費用が月額に含まれているのはKINTOだけであり、そのためKINTOは月額が高めに設定されている。
では、タイヤ交換やバッテリー交換、任意保険まで含めた上でカーリースの支払い総額を比較してみよう。
KINTO | ニコノリ | SOMPOで乗ーる | カーリースカルモくん | オリックスカーリース | |
任意保険料 | 月額料金に含む | 556,233円 | |||
タイヤ交換 | 76,600円 | ||||
バッテリー交換 | 36,900円 | ||||
5年間の支払い総額 | 2,178,000円 | 2,392,323円 | 2,549,5233円 | 2,776,323円 | 2,953,323円 |
月額料金 | 36,300円 | 28,710円 | 31,330円 | 35,110円 | 38,060円 |
比較条件 | |||||
車種 | トヨタ ヤリス | ||||
グレード | X ガソリン 1.0L 2WD | ||||
ボディカラー | プラチナホワイトパールマイカ | ||||
リース期間 | 5年(60ヶ月) | ||||
月間走行距離 | 選択できるものは1,500km/月で算出 | ||||
頭金・ボーナス払い | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 契約プランは車両本体価格・販売諸費用・自動車税・重量税・自賠責保険・車検・オイル交換が含まれるよう調整
このように、タイヤ交換やバッテリー交換、任意保険料まで含めて比較してみると、KINTOは支払い総額が安いサービスであることがわかる。
理由③保険等級を引き継げないから
KINTOはカーリース業界で唯一の、任意保険が月額に含まれているサービスだ。公式サイトで確認できる月額は高めだが、これは任意保険などさまざまな維持費が含まれているからである。
したがって、KINTO利用者は任意保険を個別に契約する必要がない。ただし、KINTOの任意保険は保険等級を引き継げないため、その点に注意してほしい。
保険等級(ノンフリート等級)とは、無事故なら(保険を使わなければ)1年ごとに等級が上がり、等級ごとに保険料が割り引かれる制度のことだ。任意保険に初めて加入する人は6等級または7等級からスタートし、1年ごとに等級が上がる(最大20等級)。
\保険等級(ノンフリート等級)の仕組み/

KINTOは現在の保険等級を引き継げず、保険等級が上がらない。これにより、保険等級のアップによる割引率適用を受けられないため、「KINTOはやばい」と言われることがある。
保険等級を引き継げなくてもKINTOがお得
KINTOは保険等級を引き継げないから損をすると思われがちだが、実は、それでもKINTOの方がお得に利用できるケースは多い。
KINTO | ニコノリ | SOMPOで乗ーる | カーリースカルモくん | オリックスカーリース | |
任意保険料 | 月額料金に含む | 556,233円 | |||
タイヤ交換 | 76,600円 | ||||
バッテリー交換 | 36,900円 | ||||
5年間の支払い総額 | 2,178,000円 | 2,392,323円 | 2,549,5233円 | 2,776,323円 | 2,953,323円 |
月額料金 | 36,300円 | 28,710円 | 31,330円 | 35,110円 | 38,060円 |
比較条件 | |||||
車種 | トヨタ ヤリス | ||||
グレード | X ガソリン 1.0L 2WD | ||||
ボディカラー | プラチナホワイトパールマイカ | ||||
リース期間 | 5年(60ヶ月) | ||||
月間走行距離 | 選択できるものは1,500km/月で算出 | ||||
頭金・ボーナス払い | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 契約プランは車両本体価格・販売諸費用・自動車税・重量税・自賠責保険・車検・オイル交換が含まれるよう調整
上記の比較において、KINTO以外のカーリースは「6等級から毎年1ずつアップする」ことを想定し、任意保険料を算出している。つまり、保険等級が毎年アップしたとしても、KINTOを利用する方が支払い総額が安いことになる。
KINTOは事故を起こしても保険料が一定
もうひとつ、KINTOの任意保険のメリットは事故を起こしても保険料が一定なことだ。KINTOの任意保険は、利用者の年齢や現在の保険等級などにかかわらず、一定額で月額に含まれている。
このため、KINTO利用者が事故を起こして部品の修理・交換に保険を使ったとしても、保険等級が下がらない。つまり、事故を起こして保険を使ってもその後の保険料は変わらないため、費用が増える心配はない。
理由④トヨタの車しか選べないから
KINTOがトヨタの車しか選べないのは事実だ。厳密には、トヨタ・レクサス・スバルの車種しか選べない。選択肢が限られていることから、「KINTOはやばい」と言われることがある。
他のカーリースについては、選択肢が非常に豊富だ。トヨタ・レクサス・スバルだけでなく、ホンダやダイハツ、あるいはベンツやBMWなどの輸入車も選べる。
ちなみに、カーリース業界で取り扱い車種が最も多いのは「SOMPOで乗ーる」だ。SOMPOで乗ーるは国産全メーカー・全車種に加えて、海外メーカー16社の車も取り扱っている。
SOMPOで乗ーるの取り扱い車種
トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキ、レクサス、ミツオカ、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、スマート、テスラ、ヒョンデ、プジョー、ルノー、アルファロメオ、ランドローバー、シトロエン、ボルボ、フィアット、ジープ、シボレー
トヨタ・レクサス・スバル以外の車に乗りたいと考えているなら、SOMPOで乗ーるから選ぶのがおすすめだ。
トヨタ・レクサス・スバルの車に乗るならKINTO一択
トヨタ・レクサス・スバルの車しか選べないからといって、「KINTOはやばい」とは言えない。むしろ、トヨタ・レクサス・スバルの車に乗るなら「KINTO一択」と言えるほど、KINTOのサービスが優れている。
KINTOの月額にはあらゆる維持費が含まれているため、KINTOの月額・ガソリン代・駐車場代の3点だけに気を配ればマイカーを所有できる。毎年の自動車税を支払ったり、2年ごとの車検費用を気にしたり、車の維持にかかるストレスから解放される。
さらに、KINTOで利用している車の車検やメンテナンスはすべて、トヨタ・レクサス・スバルの正規販売店で実施される。トヨタ・レクサス・スバルの車に特化した整備士が車検やメンテナンスを行ってくれるため、サービスとしての安心感が非常に大きい。
トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたいと考えているなら、真っ先にKINTOを検討しよう。
理由⑤9年・11年の長期契約プランがないから
KINTOで利用できるリース期間は、「3年・5年・7年リース」のいずれかだ(レクサスは3年リースのみ)。9年・11年の長期契約プランは提供されていない。これについて、「KINTOはやばい」という意見もあるだろう。
9年・11年の長期契約プランは、月額を抑えられるのが大きなメリットだ。実際に、リース期間ごとに月額がどのように変わるのか、比較してみよう。
月額 | |
3年リース | 37,895円 |
5年リース | 35,110円 |
7年リース | 35,370円 |
9年リース | 30,640円 |
11年リース | 27,670円 |
比較条件 | |
車種 | トヨタ ヤリス |
グレード | X ガソリン 1.0L 2WD |
カラー | ブラックマイカ(追加費用なし) |
月間走行距離 | 1,500km/月 |
頭金・ボーナス払い | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 契約プランは車両本体価格・販売諸費用・自動車税・重量税・自賠責保険・車検・オイル交換が含まれるよう調整
実際に比較してみると、3年リースと11年リースとでは月額が1万円も違う。
支払い総額の安さに目を向けてみよう
リース期間が長いほど月額は安くなる。車を所有するにあたって、毎月の負担を以下に抑えるかは大切なポイントだ。しかし、リース期間が長くなるほど支払い総額は高くなる点に着目しよう。
先ほどの比較を例に挙げると、3年リースの支払い総額は1,364,220円だが、11年リースの支払い総額は3,652,440円になる。差額は200万円にもなるため、「月額を抑えられるから」という理由だけで長期契約プランを選ぶのはやめよう。
理由⑥走行距離制限を選べないから
最後に車をもらえるカーリースを除いて、カーリースで利用する車には走行距離制限が設けられている。たとえば、KINTOの走行距離制限は1,500km/月(年間18,000km)だ。
走行距離制限を設ける理由は、「車の価値を想定以上に落とさないため」である。カーリースはリース期間終了時に車を返却するのが前提であり、返却された車に一定以上の中古車市場価値がなければ、カーリース会社は損をすることになる。そのため、車の価値を想定以上に落とさないために、走行距離制限を設けている。
数あるカーリースの中には、走行距離制限を利用者で選べるサービスもあるが、KINTOは走行距離制限を選べない。
走行距離制限が選べるカーリース
また、「1,500km×リース期間」の走行距離制限を超えて車を走らせると、リース期間終了時に超過料金を請求される。KINTOの超過料金は「1kmあたり11円(税込)※」だ。走行距離制限を選べない、制限を超えて走ると超過料金を請求されるといった特徴により、「KINTOはやばい」と言われることがある。
※ トヨタの電気自動車、レクサス・スバルの車は1kmあたり22円(税込)
普通に乗っていれば制限を超えることはない
KINTOの走行距離制限である1,500km/月(年間18,000km)が、具体的にどれほどの走行距離なのか、ピンとこない人も多いだろう。以下に、走行距離ごとの目安をまとめてみた。
月間走行距離の目安
- 〜199km
→近所への買い物や送迎がメイン、月に1度のレジャーに出かける - 200〜499km
→片道4km以上の通勤・通学に利用し、月に1度のレジャーに出かける - 500〜999km
→片道10km以上の通勤・通学に利用し、月に1度のレジャーに出かける - 1,000〜1,499km
→片道20km以上の通勤・通学に利用し、月1回以上の長距離ドライブに出かける - 1,500〜1,999km
→片道30km以上の通勤・通学に利用し、週末の度に長距離ドライブに出かける - 2,000〜2,999km
→片道40km以上の通勤・通学に利用し、週末の度に長距離ドライブに出かける - 3,000km〜
→片道50km以上の通勤・通学に利用し、週末の度に長距離ドライブに出かける
1,500km/月の走行距離制限を超えて走行する人は、「片道30km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける」の走行距離に相当する人だけだ。
ちなみに、日本人の月間走行距離の平均は「362km」と言われている(2023年度乗用車市場動向調査より)。普通に乗っていれば、KINTOの走行距離制限である1,500km/月を超えて走行することはなく、リース期間終了時に超過料金を請求されることもないため安心してほしい。
将来の中古車市場価値を気にしなくていい
カーリースの契約方式には「クローズドエンド方式」と「オープンエンド方式」と呼ばれる、2つの方式がある。KINTOはクローズドエンド方式に該当するカーリースであるため、リース期間終了時に残価精算が行われない。

KINTOには残価精算がないため、リース期間終了時に予想外の出費が発生することはない。つまり、走行距離制限内で走行していれば、将来の中古車市場価値を気にせず車を利用できる。
実は、これは非常に大きなメリットである。通常、1,500km/月(年間18,000km)という走行距離の車は「過走行車」と呼ばれ、中古車市場価値が大きく下がる(過走行車=年間1万km以上走行している車)。仮に新車を購入し、年間18,000km走行した場合、5年後の走行距離は90,000kmだ。明らかな過走行車であり、売却価格は大幅に下がってしまう。
一方、KINTOで年間18,000km走行し過走行車になってしまっても、車を返却するだけであるため中古車市場価値を気にする必要は一切ない。
カーリースは、「走行距離を気にしながら走らなくてはいけないのがデメリット」とよく言われる。しかし、KINTOなど走行距離制限がたっぷり設けられているカーリースの場合、むしろ新車購入で車を所有するよりも走行距離を気にせず利用できるメリットがある。
理由⑦車を自由にカスタマイズできないから
KINTOは車のカスタマイズが禁止されている。KINTOに限らず、カーリースは原則としてカスタマイズ禁止だ。これに対して、「KINTOはやばい」と感じる人もいる。
車を自由にカスタマイズしたい人は、最後に車をもらえるカーリースを検討しよう。以下の記事では、最後に車をもらえるカーリースをランキングでまとめている。
最後に車をもらえるカーリースは、車を返却する必要がなく、車を自由にカスタマイズできる。また、「車にペットを乗車させたい」「車の中で喫煙したい」という人も、最後に車をもらえるカーリースを選ぶといいだろう。
KINTOはモデリスタ仕様が楽しめる
KINTOは車のカスタマイズが禁止されているが、「モデリスタ仕様」を楽しめる唯一のカーリースだ。モデリスタ(MODELLISTA)とは、トヨタ車専用のカスタマイズブランドだ。
「みんなのトヨタ」 を 「自分だけのトヨタ」 に。
イタリア語で「デザイナー」 を意味する MODELLISTA は、他とは一線を画す
プレミアムな価値を提供し続けてきたカスタマイズのリーディングブランドです。(モデリスタ公式サイトより)
KINTOで取り扱っている車種は、一部モデリスタ仕様に対応している。以下は、「トヨタ カローラクロス」のモデリスタ仕様とベースモデルを比較したものだ。

モデリスタ仕様に対応してる車種
ルーミー、プリウス、クラウン、ヤリス クロス、ライズ、カローラ クロス、ハリアー、ランドクルーザー”250”、クラウン(クロスオーバー)、クラウン(スポーツ)、ノア、ヴォクシー、アルファード、ヴェルファイア、レクサス NX
自由なカスタマイズはできないが、KINTOのモデリスタ仕様対象者なら洗練されたデザインのカスタマイズを楽しむことができる。
「KINTOはやばい」は誤解!実はこんな人におすすめのサービス
ここまでの結論を述べると、「KINTOはやばい」は大きな誤解だと言える。「KINTOはやばい」という意見を持っている人の多くは、KINTOに対する理解が不足してる。そうした声を鵜呑みにしてしまい、KINTOの利用を諦めてしまうのは非常にもったいないことだ。
そこで、KINTOがどんな人におすすめのサービスかを紹介する。以下いずれかの特徴に当てはまる人は、KINTOの利用をぜひ検討してほしい。
- トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたい
- 車選びや保険選びに自信がない
- 車検やメンテナンスを正規販売店に頼みたい
- 大手サービスという安心感が欲しい
それぞれ詳しく紹介していく。
トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたい
トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたい人は、真っ先にKINTOの利用を検討しよう。KINTOには、以下のように他のカーリースにはないメリットを持っている。
KINTOのメリット
- 自動車業界大手の公式カーリースだから安心できる
- メンテナンスも保険料もぜんぶ月額にコミコミ
- 正規ディーラーで車検やメンテナンスを受けられる
- 事故を起こしても保険等級が下がらない
- 車の全損・盗難でも解約金などを請求されない
- 家族や友人が運転しても同じように補償が適用される
- 残価精算がないから契約満了時の不意の出費を避けられる
- KINTOでしか取り扱っていないグレードがある
- 信販会社はトヨタ系列だから審査に通りやすい
- 他社と比較すると意外と支払い総額が安い(コスパが高い)
- KINTO優先枠があるから新車納期が比較的短い
数あるカーリースの中でも、KINTOは特にメリットが多い。したがって、トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたい人はKINTOの利用がおすすめだ。
車選びや保険選びに自信がない
カーリースのサービス内容に魅力は感じるものの、車選びや保険選びに自信がない人は多いだろう。そんな人もKINTOの利用を検討してほしい。
KINTOは、タイヤ交換やバッテリー交換、任意保険など、あらゆる維持費が月額に含まれている。そのため、KINTO利用者は月額の他にガソリン代・駐車場代だけ気にすれば、マイカーを保有できる。
車検やメンテナンスの時期が近づいたらKINTOから通知が届くため、販売店に車を持っていくだけでいい。車を維持するほとんどのストレスから解放されるため、「車を初めて所有する」という人にもKINTOはおすすめだ。
また、KINTOについてわからないことがあれば、コンシェルジュにいつでも相談できる。

KINTOのコンシェルジュは、車種・グレード・オプション選びから、マイカーローンとの比較まで行ってくれるため、不安なことがあれば相談してみよう。
車検やメンテナンスを正規販売店に頼みたい
車検やメンテナンスを正規販売店で実施してくれるのは、KINTOなどメーカー公式のカーリースだけだ。正規販売店の整備士はメーカーにより整備技術が認められており、車検やメンテナンスを依頼するにあたって何より信頼できる。
車は、メーカーは車種ごとにクセがある。正規販売店の整備士はそのクセを理解した上で整備を行ってくれるため、本来の性能を維持してくれるのが大きなメリットだ。KINTOはリース期間を通して、そうしたプロフェッショナルに車検やメンテナンスを依頼できる。
「大手サービス」という安心感が欲しい
カーリース業界の大手は、以前ならばオリックスカーリースだった。オリックスカーリースは提供開始から40年以上の老舗サービスであり、提供元であるオリックス自動車はリース業界の売上高ランキング1位だ。
しかし、2019年にKINTOが提供開始されたことで、カーリース業界の構造が大きく変わっている。カーリース業界の大手は今やKINTOであり、「大手」という称号だけでなく、手厚いサービスによって初心者でも安心して利用できるカーリース1位だ。
したがって、「大手サービス」という安心感が欲しい人はKINTOの利用を検討しよう。
おわりに:KINTOはやばいカーリースじゃない!むしろ業界No.1のおすすめサービス

本記事で紹介した内容をまとめる。
<KINTOはやばいと言われる理由>
- 理由①トヨタが儲かる仕組みだから
→「会社が儲かる=消費者が損をする」は間違い - 理由②他のカーリースと比べて月額が高いから
→KINTOの月額が高いのはあらゆる費用が含まれてるから - 理由③保険等級を引き継げないから
→保険等級を引き継げなくてもKINTOがお得
→KINTOは事故を起こしても保険料が一定 - 理由④トヨタの車しか選べないから
→トヨタ・レクサス・スバルの車に乗るならKINTO一択 - 理由⑤9年・11年の長期契約プランがないから
→支払い総額の安さに目を向けてみよう - 理由⑥走行距離制限を選べないから
→普通に乗っていれば制限を超えることはない
→将来の中古車市場価値を気にしなくていい - 理由⑦車を自由にカスタマイズできないから
→KINTOはモデリスタ仕様が楽しめる
<KINTOはこんな人におすすめ>
- トヨタ・レクサス・スバルの車に乗りたい
- 車選びや保険選びに自信がない
- 車検やメンテナンスを正規販売店に頼みたい
- 大手サービスという安心感が欲しい
「KINTOはやばい」という声もあるが、決してやばいカーリースではない。むしろ、カーリース業界の中でもサービスが手厚く、幅広い人におすすめできるカーリースだ。
「カーリースが気になっている」という人は、真っ先にKINTOを検討しよう。KINTOなら月額にあらゆる維持費が含まれているため、ガソリン代・駐車場代以外の維持費を気にする必要がない。車を所有する際に発生するさまざまなストレスから解放されるため、かなりおすすめのサービスだ。