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カーリースの損益分岐点を徹底的に計算!マイカーローンやカーシェア・レンタカーよりもお得なケースを紹介

2025年8月9日

車を "買う" ではなく "利用する" 新しいスタイルの所有方法。それがカーリースだ。リース利用者は年々増加傾向にあり、2025年3月時点で個人リースの保有台数は70万台を突破している(JALA統計データより)。矢野経済研究所の市場調査によれば、2027年3月には100万台に到達する見込みだ。

友人・知人の中にリース利用者がおり、「カーリースっていいかも」と考え始めている人も多いだろう。そんな人々に向けて本記事では、カーリースの損益分岐点を計算した結果を紹介していく。

マイカーローンやカーシェア・レンタカーと比べて、カーリースはお得に利用できるサービスなのか?損益分岐点を計算した結果、カーリースがお得になるケースは意外と多いことがわかった。これを読めばカーリースが自分にとってお得なサービスかどうかがわかるため、ぜひ参考にしてほしい。

車が欲しい!そんなときの4つの選択肢

まずは、カーリース・マイカーローン・カーシェア・レンタカー、車を所有(利用)する4つの選択肢の特徴を整理しよう。

カーリース・マイカーローン・カーシェア・レンタカーの違いを表すイラスト

※ 各サービスの一般的な特徴を表すものであり、特定のサービスについて説明するものではない

カーリースやカーシェア・レンタカーは、さまざまな維持費用が月額・料金に含まれているのが大きな特徴だ。月額・利用料金さえ支払えば、車の支出にかかるストレスを大幅に軽減できる。

一方で、カーリースやカーシェア・レンタカーは車が自分のものにならない。そのため、「自分の車がほしい」と考える人にはマイカーローンが有力な選択肢となる。ただし、カーリースの中にはリース期間終了後に車をそのままもらえるサービスがある。

いずれのサービスを利用するにせよ、特徴をしっかりと理解し、自分に合った所有方法を選ぶことが大切だ。

ちなみに、マイカーローンには「残クレ(残価設定型ローン)」という、カーリースに類似した所有方法もある。カーリースと残クレの違いについては、以下の記事で紹介しているため参考にしてほしい。

カーリースの月額・支払い総額はいくら?

カーリースの損益分岐点を計算する事前準備として、カーリースの月額・支払い総額を計算していく。データの客観性を高めるため、3つの車種で月額・支払い総額を算出した。

カローラクロス
(KINTO・5年リース)
ヤリス
(KINTO・5年リース)
N-BOX
(ニコノリ・5年リース)
月額51,920円36,300円36,660円
支払い総額3,11,5200円2,178,000円2,199,600円
記事制作時点の情報

※ 月額は車検・オイル交換・タイヤ交換・バッテリー交換・その他メンテナンス・任意保険を含めて算出

この月額・支払い総額をもとに、カーリースとマイカーローン、カーシェア・レンタカーを比較し、損益分岐点を計算していく。

カーリースの損益分岐点を計算してみた

それでは、「カーリースとマイカーローン」「カーリースとカーシェア・レンタカー」の2パターンに分けて、損益分岐点を計算した結果を紹介する。

カーリースの損益分岐点①マイカーローンと比較

ここでは、カーリースとマイカーローンを比較した場合の損益分岐点を紹介する。マイカーローンの金利は「2.5%」「3.9%」「5.5%」「7.8%」の4パターン用意した。

カーリースはリース期間終了時に車を返却することを前提としているため、マイカーローンは支払い終了時に車を売却すると仮定し、支払い総額から売却額を差し引いた金額で比較する。

\カーリースとマイカーローンの比較(カローラクロス)/

KINTO(5年リース)金利2.5%金利3.9%金利5.5%金利7.8%
毎月の支払い額51,920円48,980円50,700円52,710円55,690円
車両代金月額に含まれる2,760,000円
税金・諸費用318,450円
任意保険料559,392円
車検・メンテ費用193,500円
分割手数料178,800円282,000円402,600円581,400円
5年後の下取り価格1,104,000円
支払い総額3,115,200円2,906,142円3,009,342円3,129,942円3,308,742円
KINTOとの差額-209,058円-105,858円14,742円193,542円
比較条件
車種トヨタ カローラ クロス
グレードG ハイブリッド 1.8L 2WD
カラーブラックマイカ(追加費用なし)
記事制作時点の情報

※ マイカーローンの支払い額は1円単位切り捨て
※ 税金・諸費用には自動車税(環境性能割)、自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料、販売諸費用を含む
※ 任意保険は運転者年齢26歳以上・運転者限定なし・12等級スタートの条件にて、東京海上日動のシミュレーションにて算出
※ 車検・メンテ費用には車検1回、オイル交換5回、タイヤ交換1回、バッテリー交換1回、その他細かいメンテナンスを含む
※ 5年後の下取り価格は車両価格に対して40%で算出

\カーリースとマイカーローンの比較(ヤリス)/

KINTO(5年リース)金利2.5%金利3.9%金利5.5%金利7.8%
毎月の支払い額36,300円29,760円30,800円32,030円33,840円
車両代金月額に含まれる1,657,700円
税金・諸費用305,510円
任意保険料538,272円
車検・メンテ費用167,500円
分割手数料127,900円190,300円264,100円372,700円
5年後の下取り価格663,080円
支払い総額2,178,000円2,133,802円2,196,202円2,270,002円2,378,602円
KINTOとの差額-44,198円18,202円92,002円200,602円
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L 2WD
カラーブラックマイカ(追加費用なし)
記事制作時点の情報

※ マイカーローンの支払い額は1円単位切り捨て
※ 税金・諸費用には自動車税(環境性能割)、自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料、販売諸費用を含む
※ 任意保険は運転者年齢26歳以上・運転者限定なし・12等級スタートの条件にて、東京海上日動のシミュレーションにて算出
※ 車検・メンテ費用には車検1回、オイル交換5回、タイヤ交換1回、バッテリー交換1回、その他細かいメンテナンスを含む
※ 5年後の下取り価格は車両価格に対して40%で算出

\カーリースとマイカーローンの比較(N-BOX)/

ニコノリ(5年リース)金利2.5%金利3.9%金利5.5%金利7.8%
毎月の支払い額36,660円32,880円34,040円35,390円37,390円
車両代金月額に含まれる1,853,000円
税金・諸費用175,010円
任意保険料516,624円
車検・メンテ費用137,200円
分割手数料119,800円189,400円270,400円390,400円
5年後の下取り価格741,200円
支払い総額2,199,600円2,060,434円2,130,034円2,211,034円2,331,034円
KINTOとの差額-139,166円-69,566円11,434円131,434円
比較条件
車種ホンダN -BOX
グレードガソリン 2WD(ベースグレード)
カラークリスタルブラック・パール(追加費用なし)
記事制作時点の情報

※ マイカーローンの支払い額は1円単位切り捨て
※ 税金・諸費用には自動車税(環境性能割)、自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料、販売諸費用を含む
※ 任意保険は運転者年齢26歳以上・運転者限定なし・12等級スタートの条件にて、東京海上日動のシミュレーションにて算出
※ 車検・メンテ費用には車検1回、オイル交換5回、タイヤ交換1回、バッテリー交換1回、その他細かいメンテナンスを含む
※ 5年後の下取り価格は車両価格に対して40%で算出

比較の結果、カローラクロスとN-BOXは金利5.5%、ヤリスは金利3.9%のマイカーローンよりも、カーリースを利用する方が安いことがわかった。したがって、マイカーローンに対するカーリースの損益分岐点は「3.9〜5.5%」だと言える。

銀行系のマイカーローンなら金利1%台が相場だ。一方、信販系のマイカーローン(ディーラーローン)は低いもので金利3%台、高いものでは8%台になる。信販系のマイカーローンを組んで車を買うことを考えているなら、カーリースの利用を一度検討してみるのがおすすめだ。

カーリースの損益分岐点②カーシェア・レンタカーと比較

続いて、カーリースとカーシェア・レンタカーを比較した場合の損益分岐点を紹介する。カーシェアはステーション数が最も多いタイムズカー、レンタカーは業界大手のトヨタレンタカーを使用する場合で料金を出している。カーリースの契約車種、カーシェア・レンタカーの使用車種はヤリス(料金が最も安いクラス)とする。

\カーシェア・レンタカーに対する損益分岐点/

※ カーシェア料金:タイムズカー・ベーシッククラス6,600円/24時間+距離料金1,000円(20円×50km)
※ レンタカー料金:トヨタレンタカー・CIクラス8,580円/24時間+ガソリン代412円(165円×2.5L)
※ カーリース料金:KINTO・ヤリスリース料43,560円/年間+ガソリン代49,440円(165円×300L)+駐車場代96,000円(8,000円×12ヶ月)
※ ヤリス(X ガソリン 1.0L 2WD)の燃費はカタログ数値をもとに20km/Lとしてガソリン代を算出

比較の結果、カーシェアに対するカーリースの損益分岐点は77日目、レンタカーに対するカーリースの損益分岐点は65日目だと判明した。つまりカーシェアを年間77日使用するよりもカーリースの方が安く、レンタカーを年間65日使用するよりもカーリースの方が安い。

月間日数に換算すると、カーシェアを月間6.5日以上、レンタカーを月間5.5日以上使用するならカーリースを利用する方が安いことになる。

ちなみにカーシェア・レンタカーの料金は、低コストで使用できる24時間料金で算出している。そのため、実際は計算よりも早い段階でカーリースの損益分岐点を迎える可能性がある。

【総論】カーリースは想像以上に低コストな車の所有方法だった

今回、マイカーローンやカーシェア・レンタカーに対するnカーリースの損益分岐点を計算してわかったのは、「カーリースは想像以上に低コストな車の所有方法」ということだ。

「車を買うのではなく借りるのだから支払い総額が高くて当たり前だ」というイメージが先行しているが、カーリースの支払い総額を計算し、比較してみると、実際はカーリースの方が安いことが多い。

確かに、カーリースが浸透し始めた2020年頃は高額な料金が設定されていたが、サービスの普及や企業努力により、現在では比較的安価なサービスとして提供されている。

「金利3.9〜5.5%のマイカーローンよりも安い」という結果は、かなり驚きの事実だろう。ローン金利の上昇が続くなか、「ローンを組んで車を買う」ではなく「リースで車を利用する」という選択肢が主流になる未来が到来するのも、時間の問題かもしれない。

損益分岐点の計算で参考にしたカーリース2社の紹介

今回のカーリースの損益分岐点計算では、トヨタ公式のKINTOと業界最安級のニコノリの2社を参考にしている。どちらも業界トップクラスのサービス品質を誇るカーリースだ。ここでは、KINTOとニコノリの特徴を紹介するため、カーリース選びの参考にしてほしい。

KINTO|任意保険まで全部コミコミ!トヨタ公式のカーリース

KINTOのおすすめポイント

  • トヨタ公式のカーリースだから安心感がある
  • メンテナンスや任意保険まで月額に含まれる
  • 車検やメンテナンスは正規販売店で実施される

KINTOの解説記事を読む

KINTOはトヨタ公式のカーリースだ。トヨタ・レクサス・スバルの車に乗ることを検討しているすべての人におすすめしたい。公式サイトで確認できる月額は高めだが、これには車検や任意保険料など、車の維持にかかるあらゆる費用が含まれているためだ。

KINTOの月額に含まれるもの

  • 車両本体価格
  • 登録諸費用
  • 車庫証明取得費用
  • 自動車税(軽自動車税)環境性能割
  • リース期間中の自動車税(軽自動車税)種別割
  • リース期間中の自動車重量税
  • リース期間中の自賠責保険料
  • リース期間中の任意保険(自動車保険)料
  • リース期間中の車検費用
  • リース期間中のメンテナンス費用

※ 一部の車種においてはソフトアップグレード、T-Connect基本サービスも含まれる

KINTOで月額を支払って車を利用すれば、その他の維持費はガソリン代・駐車場代だけ気にすればいい。車の支出にかかるストレスを大幅に軽減してくれるため、メリットの大きいカーリースだ。

また、KINTOで利用している車の車検やメンテナンスは、すべてトヨタの正規販売店で行ってくれる。技術力の高い整備スタッフが対応するため、リース期間中は安心して車を利用できるのもKINTOならではのメリットとなっている。

KINTOの詳細情報
軽自動車の月額 軽自動車の取り扱いなし
普通車の月額 【トヨタ アクア】17,490円〜
【ホンダ カローラクロス】22,660円〜
【トヨタ シエンタ】19,140円〜
【レクサス LBX】55,000円〜
【スバル フォレスター】43,560円〜
月額に含まれる項目 車両代金(オプション代を含む)、販売諸費用、自動車税環境性能割、リース期間中の自動車税種別割、リース期間中の自動車重量税、リース期間中の自賠責保険料、任意保険料(リース特約付き自動車保険)、車検費用、オイル交換費用、タイヤ交換費用、バッテリー交換費用、その他のメンテナンス費用
支払い方法 クレジットカード払い、口座振替
リースの契約方式 クローズドエンド(残価精算あり)
取り扱いメーカー トヨタ、レクサス、スバル
選択できるリース期間 3年・5年・7年
選択できる走行距離制限 1,500km/月(年間18,000km)
リース終了時の選択肢 返却する、乗り換える
最後にもらえるプラン なし
リース契約の中途解約 解約金フリープランを契約すれば可能
対応エリア 日本全国
離島対応 対応してる
公式サイト https://kinto-jp.com/

※ 月額は7年リースプラン・ボーナス払いありの金額

ニコノリ|業界最安級!9年リースなら最後にもらえるカーリース

ニコノリのおすすめポイント

  • 月額5,500円(税込)〜で新車に乗れる業界最安級カーリース
  • リース期間中の車検やオイル交換が無料
  • 提携してる信販会社が多いから審査に比較的通りやすい

ニコノリの解説記事を読む

ニコノリは株式会社MICのカーリースだ。ニコニコレンタカー系列のサービスであり、業界最安級の月額でさまざまな車種を提供している。特に、ニコノリは軽自動車の月額が安い。「ダイハツ ミライース」に月額5,500円で乗れるのはニコノリだけだ(ボーナス払い併用時)

また、ニコノリの9年リース(もらえるパック)は、リース期間終了後に車をそのままもらうことができる。カーリース・ナビの試算では、金利4.8%のマイカーローンを組んで車を買うよりも、ニコノリの9年リースで最後に車をもらう方が支払い総額が安い。

\ニコノリとマイカーローンの比較/

ニコノリ
(もらえるパック)
マイカーローン
(均等108回払い・金利4.8%)
車両代金月額料金に含む3,090,000円
税金・諸費用757,050円
車検費用198,000円
オイル交換費用63,000円
分割手数料721,391円
支払い総額4,827,492円4,829,441円
月々の支払い額44,699円35,290円
比較条件
車種トヨタ ヴォクシー
グレードS-G ガソリン 2.0L(7人乗り)
ボディカラーアティチュードブラックマイカ
記事制作時点の情報

※ 公式サイト上で確認できる金額であり、実際の金額は契約プランや追加するオプションなどによって異なる場合がある
※ 税金・諸費用は新車登録時と9年間の税金・自賠責保険料と、販売時諸費用の合計金額
※ 車検費用は1回66,000円×3回の合計金額、オイル交換は年間7,000円×9年間の合計金

カーリースで毎月の支出をフラットにしつつ、「最後に車をもらいたい」という人はニコノリを検討しよう。

ニコノリの詳細情報
軽自動車の月額 【ホンダ N-BOX】8,800円〜
【スズキ スペーシア】8,800円〜
【ダイハツ タント】8,800円〜
普通車の月額 【トヨタ ヤリス】11,000円〜
【ホンダ ヴェゼル】16,500円〜
【トヨタ シエンタ】13,200円〜
月額に含まれる項目 車両代金(オプション代を含む)、販売諸費用、自動車税環境性能割、リース期間中の自動車税種別割、リース期間中の自動車重量税、リース期間中の自賠責保険料、車検費用、オイル交換費用
支払い方法 口座振替
リースの契約方式 クローズドエンドまたはオープンエンドから選択可能
取り扱いメーカー トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキ
選択できるリース期間 1〜9年(1年単位で選択可能)
選択できる走行距離制限 500km/月(年間6,000km)
※ 仮審査後の商談時に走行距離制限を相談できる
リース終了時の選択肢 返却する、乗り換える、買い取る
最後にもらえるプラン あり(9年リースのみ)
リース契約の中途解約 できない
対応エリア 日本全国
離島対応 対応してる
公式サイト https://www.niconori.jp/

※ 月額は9年リースプラン・ボーナス払いありの金額

おわりに:カーリースは意外と安い!新しい車の所有スタイルを楽しもう

本記事で紹介した内容をまとめる。

  • マイカーローンに対するカーリースの損益分岐点は金利3.9〜5.5%
  • 金利3.9〜5.5%のローンを組むならカーリースを検討してみよう
  • カーシェア・レンタカーに対するカーリースの損益分岐点は対カーシェア年間77日、対レンタカー年間65日
  • カーシェアを月間6.5日以上、レンタカーを月間5.5日以上使用するならカーリースの方が安い
  • カーリースは想像以上に低コストで利用できるサービスだった

カーリースの損益分岐点は、車種や使用期間、走行距離、数年後の下取り価格などによっても異なる。ただし、今回の計算は客観性を重視して行っているため、実際の使用状況に近い損益分岐点を計算できたと考える。

本記事を通じて、「カーリースってお得かも?」「カーリースって意外と自分に合ってるかも?」と多くの人に思ってもらえたなら幸いだ。以下の記事では、カーリースのおすすめ10社を徹底比較し、ランキング形式で紹介しているためぜひ参考にしてほしい。

-解説
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