\SOMPOで乗ーるは業界最安級&サービス充実/
「カーリースは貧乏人向け」は間違い
「カーリースは貧乏人が使うサービス」という声を聞くことがある。
しかし、これは大きな間違いであることが、リース事業者協会のアンケート調査からわかっている。
以下は、自動車ローン・クレジット(残価設定型クレジット)・カーリース、3つの車の入手方法別に、年収分布をグラフ化したものだ(現金購入・譲渡を除く)。
<年収800万円以上の割合>
- 自動車ローン:26%
- クレジット:27%
- カーリース:33%
このように、年収800万円以上の割合で見ると、カーリースは最も高い数値をマークしている。
つまり「カーリースは貧乏人向け」は間違いであり、実際は、高所得者(※)が選びやすいサービスなのだ。
※税制上の高所得者は「年収850万円以上」だが、アンケート調査の区分上、本記事では「年収800万円以上」と定義している
「カーリースは貧乏人向け」と言われるのはなぜか
「カーリースは貧乏人向け」と言われる理由は、主に3つ考えられる。
1. 初期費用ゼロで車に乗れるから
1つめの理由は「初期費用ゼロで車に乗れるから」だ。
カーリースは契約するにあたって、頭金を必要としない。
初期費用ゼロでも車に乗れるため、そこから「カーリースを利用する人は頭金を用意できない人」というイメージが定着してしまっている。
しかし、初期費用ゼロで車に乗れるのはカーリースだけではない。
自動車ローンにも頭金を用意しない「フルローン」があり、クレジット(残価設定型クレジット)も頭金が必須ではない。
「カーリースは初期費用ゼロで車に乗れるから貧乏人が使うサービス」という理論は、崩れることになる。
りそなグループが行ったアンケート調査からも、わかっていることがある。
以下は、「住宅購入で用意した頭金の割合は?」という質問に対する、回答結果だ。
右の年収別グラフからもわかる通り、年収1,000万円を超えている人でも、住宅購入で頭金を用意していない割合は20%を超えている。
つまり、「頭金を用意しない=貧乏人」とは言えない。
2. 車が自分のものにならないから
2つめの理由は「車が自分のものにならないから」だ。
確かに、カーリースは契約満了時に車を返却する必要があるため、車が自分のものにならない。
いわば、車の賃貸サービスだ。
日本では昔から「賃貸は貧乏人が使うもの」という固定観念が強いため、「カーリースは貧乏人が使うサービス」というイメージが定着してしまっている。
しかし、カーリースには「車がもらえるプラン」がある。
「車がもらえるプラン」で契約すれば、契約満了時に車が自分のものになる。
その点は、自動車ローンやクレジット(残価設定型クレジット)と何ら変わらない。
こう言うと「自動車ローンやクレジットは車を購入しているじゃないか」と思うだろう。
確かに、自動車ローンやクレジットはお金を借りて車を購入しているが、車検証の「所有者欄」はオートリース会社名義になる。
つまり、自動車ローンやクレジットもローンを支払い終えるまで、車が自分のものにならない。
「車がもらえるプラン」でカーリースを契約するのも、自動車ローンやクレジットで車を購入するのも、実質的には同じサービスなのだ。
3. 専業主婦(夫)やアルバイトでも利用できるから
3つめの理由は「専業主婦(夫)やアルバイトでも利用できるから」だ。
実際のところ、カーリースは自動車ローンやクレジット(残価設定型クレジット)よりも審査に通りやすい。
その理由は、サービスの提供形態が根本的に異なるからである。
カーリースは車を借りるサービスなのに対して、自動車ローンやクレジットはお金を借りるサービスだ。
カーリース会社からすると、貸し出している車そのものが担保になる。
そのため、社会的信用が比較的低い専業主婦(夫)やアルバイトにも、サービスを提供しやすい。
しかし、専業主婦(夫)やアルバイトでも利用できるからといって、「カーリースは貧乏人が使用するサービス」と考えるのは間違いだ。
本記事冒頭でも説明したように、自動車ローン・クレジット・カーリースのうち、高所得者の割合が最も多いのはカーリースなのだ。
「カーリースは貧乏人向け」と誤解している人に知ってほしい8つのメリット
ここでは、「カーリースは貧乏人向け」と誤解している人に知ってほしい8つのメリットを紹介する。
1. 初期費用ゼロで車に乗れる
1つめのメリットは「初期費用ゼロで車に乗れる」だ。
前述のとおり、カーリースは頭金を必要としないため、初期費用ゼロで車に乗れる。
また、車を購入する際にかかる自動車税やリサイクル料といった諸費用は、月額料金に組み込まれる。
人生何が起こるかわからないので、突発的な支出に備えて、初期費用ゼロのカーリースを利用するのは良い選択肢の一つだ。
2. 毎月の車にかかる支出をフラットにできる
2つめのメリットは「毎月の車にかかる支出をフラットにできる」だ。
カーリースは、車検や定期点検などのメンテナンスにかかる費用も、月額料金に組み込める。
加入するメンテナンスパックによって、タイヤ交換など幅広いメンテナンス項目を、月額料金に組み込むことも可能だ。
車の変動的な維持費に悩まなくなるのは、カーリースの大きなメリットと言える。
カーリースのメンテナンスパックについては、『カーリースのメンテナンスパックを7社比較!追加費用も含めたトータル月額料金をチェックしよう』で詳しく解説しているので、参考にしてみてほしい。
3. 自動車ローンよりも合計費用が安いことがある
3つめのメリットは「自動車ローンよりも合計費用が安いことがある」だ。
では、「ホンダ N-BOX カスタム」の新車を金利(実質年利)5.0%の自動車ローンで購入した場合と、SOMPOで乗ーるを利用する場合の合計費用を比較してみよう。
自動車ローン(金利5.0%) | SOMPOで乗ーる | |
頭金 | 280,080円 | − |
借入金額 | 2,000,000円 | − |
月額料金 | 43,200円 (初回44,004円) | 33,640円 |
支払合計 | 2,264,259円 | 2,018,400円 |
車検費用※1 | 88,000円 (44,000円×2回) | 月額料金に含む |
軽自動車税 | 54,000円 (10,800円×5年) | 月額料金に含む |
12ヶ月点検費用 | 36,300円※2 (12,100円×3回) | 月額料金に含む |
オイル交換※3 | 59,400円 | 月額料金に含む |
5年間総額 | 2,782,039円 | 2,018,400円 |
比較条件 | ||
車種 | ホンダ N-BOX カスタム | |
グレード | 2WD ターボなし | |
カラー | プラチナホワイト・パール | |
追加オプション | カーナビ ETC バックカメラ フロアマット |
※1 車検基本料、自動車重量税6,600円、自賠責保険料17,540円、印紙代を含む(楽天Carを参照)
※2 ホンダディーラーで12ヶ月点検を受けた場合の基本料金を参照
※3 5,000kmごとに1回オイル交換、2回に1回オイルエレメントを交換した場合
比較の結果、5年間総額の差は「763,639円」となった。
つまり、新車で購入した「ホンダ N-BOX カスタム」の5年後の査定額が76万円を超えなければ、カーリースを利用する方が合計費用は安いことになる。
あくまで一例だが、条件によってカーリースは自動車ローンよりも安いケースがあることを覚えておこう。
4. 自動車ローンよりも審査に比較的通りやすい
4つめのメリットは「自動車ローンよりも審査に比較的通りやすい」だ。
カーリースは審査に比較的通りやすいサービスなので、専業主婦(夫)やアルバイトでも審査に通る可能性がある。
以下の画像を見てほしい。
これは、Googleで「カーリース 審査」と検索した際に表示される、コスモMyカーリースの広告だ。
自動車ローンの審査に落ちた人に向けて広告を出しているところを見ると、カーリースは審査に通りやすいサービスだと言える。
また、自動車ローンは新車購入に必要なお金を借りるサービスなのに対して、カーリースは車を借りるサービスだ。
提供されるサービスが根本的に異なるので、カーリースの方が審査に通りやすい。
カーリースの審査については、『カーリースの審査とは?審査に通る人・落ちる人の特徴を解説』で詳しく解説しているので、参考にしてほしい。
5. メンテナンスについて悩む必要がない
5つめのメリットは「メンテナンスについて悩む必要がない」だ。
カーリースはメンテナンスパックに加入すると、車検や定期点検などのメンテナンスを、定期的に案内・実施してくれる。
車のメンテナンスついて、利用者があれこれ悩む必要はなくなる。
ちなみに、カーリースによってはメンテナンスパックの加入に追加費用がかかったり、そもそも月額料金に組み込まれていたり、サービス内容は三者三様だ。
カーリース各社のメンテナンスパックについては、『カーリースのメンテナンスパックを7社比較!追加費用も含めたトータル月額料金をチェックしよう』で詳しく紹介しているので、参考にしてみてほしい。
6. 車検などの依頼先選びに悩まなくていい
6つめのメリットは「車検などの依頼先選びに悩まなくていい」だ。
カーリースのメンテナンスパックに加入すれば、車検や定期点検などのメンテナンスは、決められた依頼先に車を持っていけばいい。
「依頼先はどこがいいか?」「車検費用が安いのはどこか?」といった悩みはなくなる。
こうしたストレスを軽減できるのも、カーリースの大きなメリットだ。
7. 契約までオンラインで完結できる
7つめのメリットは「契約までオンラインで完結できる」だ。
一括払いや自動車ローンで新車を購入する際は、ディーラーに足を運ばなければいけない。
車のオンライン販売は数年前から進められているが、まだまだ浸透していないのが現状だ。
その一方で、カーリースは申し込みから契約まで、オンラインで完結するのが基本だ。
乗りたい車や装備したいオプションが決まっている人は、ディーラーに足を運ぶ時間を大幅に削減できる。
さらに、「ディーラーの押しに負けて余計なオプションを付けてしまうかも」と、直接商談に不安を抱えている人にもカーリースはおすすめだ。
カーリースでは、カーリースの担当者と商談を行うため、車のグレードアップやオプション追加などを無理に勧めてくることはない。
8. メーカー保証もしっかり付帯している
8つめのメリットは「メーカー保証もしっかり付帯している」だ。
カーリースは、ディーラーで新車を購入するのと同じように、メーカー保証(新車保証)が付帯している。
ちなみにメーカー保証には「一般保証」と「特別保証」の2種類がある。
保証の種類 | 内容 |
一般保証 | 新車購入から3年以内または60,000km以内に、車を構成する部品の不調を補償する(オイル、タイヤなどの消耗品は対象外) |
特別保証 | 新車購入から5年以内または100,000km以内に、エンジン機構やステアリング機構など重要部品の不調を補償する |
カーリースはどちらのメーカー保証も付帯しているので、安心して利用できる。
また、カーリースによってはメーカー保証を延長できるプランを提供している。
たとえば、SOMPOで乗ーるの「安心乗ーるプラス(月額1,100円〜)」に加入すると、メーカー保証期間が切れても、カーリースの契約期間中はメーカー保証と同じ保証内容が適用されるのでおすすめだ。
しかも、メーカー保証対象外のタイヤパンクやフロントガラス破損まで修理対応してくれるのは、非常に大きなメリットと言える。
「カーリースは貧乏人向け」の考えを捨てよう
さまざまな固定観念や誤解から、「カーリースは貧乏人向け」と考えてしまうのは、仕方のないことだと言える。
日本では昔から「人からモノを借りる=貧乏人」というイメージが強いためだ。
しかし、モノの所有に対する考え方は、近年大きく変化している。
以下のグラフを見てほしい。
これは、国土交通省の「土地問題に関する国民の意識調査」を参考に作成した、住宅の「賃貸派」と「持ち家派」の割合グラフだ。
2008年から2023年にかけて「持ち家派」が大きく減少し、「賃貸派」が増加しているのがわかる。
「人からモノを借りる=貧乏人」のイメージが徐々に薄れ、モノの所有方法に対する考え方が、大きく変化している証拠だろう。
そのため、「カーリースは貧乏人向け」の考えを捨ててほしい。
カーリースには確かにデメリットがあるが、メリットも多い。
これはカーリースに限らず、現金購入・自動車ローン・クレジット(残価設定型クレジット)など、あらゆる車の所有方法に言えることだ。
人によってはカーリースを選ぶ方が得するケースもあるので、「カーリースは貧乏人向け」の考え捨て、「カーリースは自分に合った車の所有方法か?」をじっくり考えてみよう。
おわりに
本記事で解説した内容をまとめる。
- 「カーリースは貧乏人向け」は間違い
- 高所得者ほどカーリースを選んでいる
- 高所得者でも頭金を用意しない人は多い
- 初期費用ゼロなら突発的な支出にも対応できる
- モノの所有方法に対する考え方は変化している
- 「カーリースは貧乏人向け」の考えは捨てよう
- 自分に合った車の所有方法かどうかを考えるのが大切
「カーリースは貧乏人向け」と単純に考え、切り捨ててしまうと、カーリースのメリットを享受できない可能性がある。
本記事で紹介したとおり、カーリースの合計費用は自動車ローンよりも安いケースもあるのだ。
これを機に「カーリースは貧乏人向け」という考えを一度捨てて、カーリースが自分に合った車の所有方法かどうかを、純粋に考えてみてほしい。