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カーリースはデメリットだらけと言われる10の理由!避けられないデメリットはたった2つ

カーリースは、利用者が年々増加している「新しい車の乗り方」だ。

一方で、「カーリースはデメリットだらけ」という声を聞くこともある。

カーリースを検討している人の中には、そうした声に不安を持っている人も多いだろう。

本記事では、その不安を払拭してもらうべく、カーリースはデメリットだらけと言われる10の理由と、それぞれの対策を紹介する。

カーリースで避けられないデメリットや利用するメリット、デメリットを払拭できるおすすめカーリースも紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

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カーリースはデメリットだらけと言われる10の理由

ここでは、カーリースはデメリットだらけと言われる10の理由と、それぞれの対策を紹介する。

1. 費用総額が高くなるケースがある

1つめの理由は、「費用総額が高くなるケースがある」だ。

たとえば、SOMPOで乗ーるにて「ホンダ N-BOX(ベースグレード)」を7年契約で利用すると、月額料金は22,420円になる(走行距離制限 1,000km/月、オプション・メンテナンスパックなし)。

7年間の費用総額は「1,883,280円」だ。

一方、ホンダの公式サイトで同じ車種の見積もりを行うと、諸費用を含めて乗り出し価格は「1,801,200円」だった(オプションなし)。

このように、新車購入に比べるとカーリースの費用総額が高くなるケースがある。

対策:費用総額を自動車ローンと比較してみよう

カーリースの費用総額は新車購入よりも高くなりがちだが、これは「現金一括購入と比較した場合」の話だ。

そこで、自動車ローンを組んで車を購入した場合と、カーリースの費用総額を比較してみよう。

KINTO(キント)自動車ローン(金利8.5%)
月額料金37,840円39,200円※1
車検費用※2月額料金に含まれる105,650円
12ヶ月点検費用※335,200円
自動車税※4125,000円
オイル交換※531,000円
タイヤ交換※677,000円
バッテリー交換※733,000円
自動車保険※8361,704円
5年間の総額2,270,400円(①)3,132,920円(②)
②−①862,520円
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L
ボディカラーブラック
オプションパノラミックビューモニター
ETC2.0ユニット
ディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)
TV(フルセグ)スマートエントリー
スタートシステムフロアマット(ベーシック)
走行距離制限1,500km/月なし
記事制作時点の情報

※ トヨタファイナンスの自動車購入資金ローン「mobilico(モビリコ)」にてシミュレーション
※1 初回のみ51,566円の支払い(融資元金:1,911,650円)
※2 車検費用:61,600円(基本料金)+44,050円(法定費用)、トヨタモビリティ東京に掲載されている車検費用を参照
※3 12ヶ月点検費用:17,600円×2回、トヨタモビリティ東京に掲載されている12ヶ月点検費用を参照
※4 自動車税:25,000円×5年
※5 オイル交換:5,000円×3回、オイル・エレメント交換:8,000円×2回
※6 タイヤ購入:27,500円(4本)×2セット、交換工賃:11,000円×2回
※7 バッテリー交換:乗り出しから3年後に1回交換することを想定
※8 自動車保険:SOMPOの自動車保険を参照、14等級から開始し毎年1等級ずつ上がることを想定

このように、カーリースと自動車ローンの費用総額を比較してみると、カーリースの方が80万円以上安い。

自動車ローンを組んで車を買うなら、カーリースを利用する方が費用総額を大幅に抑えられる可能性がある。

2. 走行距離制限が決まっている

2つめの理由は、「走行距離制限が決まっている」だ。

カーリースは「車を返却する」のが前提のサービスであるため、走行距離制限が決まっている。

一般的には500〜1,500km/月(6,000〜18,000km/年)で設定されることが多い。

ただし、走行距離制限が決まっているとはいえ、制限を超えて走行することは可能だ。

カーリースの走行距離制限とは、「超過料金が発生するライン」であると覚えておこう。

対策:走行距離制限を決められるカーリースを選ぼう

カーリースによっては、走行距離制限を自分で決められる。

たとえば、SOMPOで乗ーるなら500〜3,000km/月の範囲で、走行距離制限を自分で決められる(500km単位)。

月間の走行距離の目安は、以下を参考にしてほしい。

月間の
走行距離
目安
300km未満近所への買い物や送迎がメイン、月に1度のレジャーに使用
300〜499km片道5km以上の通勤・通学に利用、月に1度のレジャーに使用
500〜999km片道10km以上の通勤・通学に利用、月に1度のレジャーに使用
1,000〜1,499km片道20km以上の通勤・通学に利用、月に1回以上の長距離ドライブに出かける
1,500〜1,999km片道30km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける
2,000〜2,999km片道40km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける
3,000km以上片道50km以上の通勤・通学に利用、週末の度に長距離ドライブに出かける

3. 走行距離制限を超えると超過料金が発生する

3つめの理由は、「走行距離制限を超えると超過料金が発生する」だ。

カーリースは走行距離制限を超えて走行することも可能だが、車を返却する際に超過料金を支払うことになるため、注意してほしい。

カーリースごとの超過料金
オリックス
カーリース・オンライン
8円/km
定額カルモくん8円/km
ENEOS新車のサブスク8円/km
NORIDOKI
(ノリドキ)
10円/km
KINTO
(キント)
11円/km
SOMPOで乗ーる15円/km
Cool MINT
(クールミント)
15円/km
リースナブル15円/km
クルカ20円/km
MOTAカーリース走行距離制限なし
(公式サイトで超過料金を公開しているカーリースのみ表示)

走行距離制限の超過料金は割高に設定されているため、カーリースを利用する際は走行距離制限を超えないよう注意してほしい。

対策:走行距離制限を多めに設定しよう

走行距離制限を多めに設定するか、制限に余裕のあるカーリースを選ぶといいだろう。

SOMPOで乗ーるとCool MINTO(クールミント)は走行距離制限を自分で決められる上に、500km/月あたり月額1,000〜1,500円で走行距離を追加できる。

走行距離制限を多めに設定しても割安なので、おすすめのカーリースだ。

また、KINTO(キント)と定額カルモくん、オリックス カーリース・オンラインは走行距離制限が1,500〜2,000km/月と、余裕を持って設定されている。

4. 車を自由にカスタムできない

4つめの理由は、「車を自由にカスタムできない」だ。

カーリースは、契約満了時に車を返却するのが前提のサービスであるため、原則として車をカスタム(改造)できない。

「車を自由にカスタムしたい」という人は、これをデメリットに感じるだろう。

ただし、原状回復が可能な範囲であれば、カスタム可能なカーリースはある。

対策:メーカー・ディーラーオプションを楽しもう

車はメーカーオプションやディーラーオプションを追加するだけで、十分にカスタムを楽しめる。

  • メーカーオプション:車両製造時にメーカーの工場で取り付けられる装備品
  • ディーラーオプション:納車前にディーラー(販売店)の工場で取り付けられる装備品

メーカーオプションやディーラーオプションはリース契約に含められる上に、車を返却する際に取り外す必要がない。

車のカスタムに強いこだわりがなければ、メーカーオプションやディーラーオプションでカスタムを楽しもう。

ちなみに、ハンドルカバーやドリンクホルダーなど簡単に脱着可能なインテリアについては、問題なく使用できる。

5. キズやヘコみがあると原状回復費用を請求される

5つめの理由は、「キズやヘコみがあると原状回復費用を請求される」だ。

カーリースは契約満了時、車にキズやヘコみがあると原状回復費用を請求されるケースがある。

通常の運転で付くであろう細かいキズであれば問題はないが、どこかにぶつけたり擦ったりしたキズやヘコみについては、原状回復費用を請求されると考えよう。

対策:運転に気をつける&自動車保険に加入しよう

一番の対策方法は、「運転に気をつける」ことだ。

日頃から安全運転を心がけていれば、車をぶつけたり擦ったりするリスクは大幅に軽減される。

ただし、どんなに運転に気をつけていても、ちょっとした不注意で車にキズやヘコみを付けてしまうことはある。

また、イタズラや飛び石など、不可抗力でキズやヘコみが付いてしまうこともあるだろう。

そうしたリスクにも対応できるよう、自動車保険(任意保険)にはしっかり加入しておこう。

ちなみに、KINTO(キント)ならリース契約に自動車保険が含まれているので、利用者が個別に加入する必要はない。

6. リース契約の中途解約ができない

6つめの理由は、「リース契約の中途解約ができない」だ。

カーリースは「一定の期間車を利用する」リース契約を結ぶため、原則として中途解約はできない。

そのため、契約途中で「車を使わなくなったから返却したい」と思っても、契約満了まで車を使い続けなければいけない。

対策:中途解約可能なカーリースを選ぼう

実は、中途解約可能なカーリースがいくつかある。

リースナブルは違約金なしで中途解約できる唯一のカーリースだ。

また、SOMPOで乗ーるやオリックス カーリース・オンラインには、一定期間を過ぎると違約金なしで中途解約できるプランが提供されている。

こうした中途解約可能なカーリースを選ぶことで、「リース契約の中途解約ができない」というデメリットを解消できる。

7. 契約満了時に追加費用を請求される可能性がある

7つめの理由は、「契約満了時に追加費用を請求される可能性がある」だ。

カーリースは契約時に残価(契約満了時の推定査定額)を設定し、残価を車両価格から差し引くことで月額料金を抑えている。

カーリースの料金体系イラスト

ただし、契約満了時に車の査定額が、契約時に設定した残価を上回ると、精算金が発生する可能性があることに注意しよう。

残価精算の3つのパターンを表すイラスト
対策:クローズドエンドのカーリースを選ぼう

クローズドエンドとは、リース契約で設定される残価額が公開されていないカーリースのことだ。

クローズドエンドとオープンエンドの説明イラスト

クローズドエンドのカーリースなら、残価額は公開されないが残価精算のリスクを低くできるのがメリットだ。

契約満了時に追加費用を請求されるリスクを下げたいなら、クローズドエンドのカーリースを選ぼう。

  • SOMPOで乗ーる
  • Cool MINT(クールミント)
  • KINTO(キント)
  • MOTAカーリース
  • リースナブル
  • オリックス カーリース・オンライン

8. 車が自分のものにならない

8つめの理由は、「車が自分のものにならない」だ。

カーリースは契約満了時に、「車を返却する」ことを前提としたリース契約だ。

そのため、車が自分のものにならないという契約内容に、デメリットを感じる人も少なくない。

ちなみに、車検証の「所有者欄」にはオートリース会社名義で、「使用者欄」には利用者名義で記載される。

国土交通省より)

これについては、自動車ローンや残価クレジット型ローン(残クレ)と変わらない。

対策:最後に車がもらえるカーリースを選ぼう

車が自分のものにならないことをデメリットに感じるなら、「最後に車がもらえるカーリース」を選ぶといい。

カーリースによっては、契約満了時に追加費用なしで車をもらうことができる。

  • MOTAカーリース
  • SOMPOで乗ーる
  • オリックス カーリース・オンライン
  • 定額カルモくん
  • カーコンカーリース

契約満了時は、車検証の名義変更をするだけで車が自分のものになるのでおすすめだ。

9. カーリースを恥ずかしいと感じてしまう

9つめの理由は、「カーリースを恥ずかしいと感じてしまう」だ。

カーリースは車が自分のものにならないことから、「利用するのが恥ずかしい」と感じる人が少なくない。

恥ずかしいという気持ちから周囲の目が気になってしまうと、車に乗ること自体をストレスに感じてしまうので注意しよう。

対策:カーリースに対する考え方を変えよう

「カーリースは恥ずかしい車の乗り方ではない」という事実を、多くの人に知ってもらいたい。

個人向けリース車の保有台数は2016年から2024年にかけて4倍に増えており、今や多くの人がカーリースを「新しい車の乗り方」として受け入れている。

日本自動車リース協会連合会のデータより)

『「カーリースは恥ずかしい」と思う人が知っておくべき3つの事実』では、カーリースを恥ずかしいと思う人にこそ知ってもらいたい事実を紹介してるので、ぜひ参考にしてほしい。

10. カーリースは貧乏人向けと感じてしまう

10こめの理由は、「カーリースは貧乏人向けと感じてしまう」だ。

カーリースは初期費用ゼロで新車に乗れるなどの特徴から、「貧乏人向けのサービス」と考える人も少なくない。

これも、カーリースのデメリットの1つだと言えるだろう。

対策:高所得者の利用割合が多いことを知ろう

実は、カーリースは高所得者ほど利用している人の割合が多いサービスだ。

以下は、自動車ローン・クレジット(残価設定型クレジット)・カーリース、3つの車の入手方法別に、年収分布をグラフ化したものだ(現金購入・譲渡を除く)。

リース事業協会のデータより)

このように、年収800万円以上の割合で見ると、カーリースは最も高い数値をマークしている。

つまり「カーリースは貧乏人向けのサービス」は大きな誤解なのだ。

『「カーリースは貧乏人向け」はウソ!高所得者ほど利用している事実がある』では、カーリースが貧乏人向けと言われる理由や、多くの人に知ってもらいたい事実を紹介している。

カーリースはデメリットだらけじゃない!避けられないデメリットは2つだけ

ここまで紹介したカーリースのデメリットは、いずれも対策方法がある。

つまり、カーリースの「本質的なデメリット」とは呼べないものばかりだ。

一方で、カーリースには「どうしても避けられないデメリット」が2つだけある。

この2つのデメリットを許容できるかどうかが、カーリースを利用すべきかどうかの分かれ目だ。

1. 新車購入に比べると費用総額が高くなる

1つめの避けられないデメリットは、「新車購入に比べると費用総額が高くなる」だ。

実際に、カーリースと新車購入の費用総額を比較してみよう(5年契約の場合)。

「トヨタ ヤリス」X ガソリン 1.0
カーリース※1現金一括※2
月額料金22,970円0円
費用総額1,378,200円1,664,150円
記事制作時点の情報

※1 SOMPOで乗ーるの公式サイトに表示されている、5年契約時の価格(走行距離制限1,000km/月)
※2 トヨタの公式サイトに表示されている、自動車税や車両登録料などの諸費用を含めた乗り出し価格 

カーリース(5年契約)と新車購入(現金一括)の費用総額の差は「285,950円」だ。

「トヨタ ヤリス」を新車で購入し、5年後に「285,950円」以上で売却できれば、カーリースの方が費用総額が高いことになる。

「トヨタ ヤリス」の5年後のリセールバリュー(再販価値)は、「29.0〜65.9%」だ(中古車のガリバーより)。

5年後の売却価格は、低く見積もっても「約48万円」である。

つまり、新車購入(現金一括)よりもカーリースを利用する方が、ほぼ100%費用総額が高くなる。

ただし、自動車ローンと比較するとカーリースを利用する方が安いケースがある。

これについては、次章のカーリースはデメリットだらけと決める前に知ってほしい8つのメリットで解説しているので、参考にしてほしい。

2. 契約期間中は車が自分名義にならない

2つめの避けられないデメリットは、「契約期間中は車が自分名義にならない」だ。

カーリースで契約している車の車検証は、「所有者欄」がオートリース会社名義になる。

国土交通省より)

そのため、契約期間中は車が自分名義にならないことは、どうしても避けられないデメリットだ。

契約満了時に車がもらえるプランを契約しても、車検証の「所有者欄」は契約満了までオートリース会社名義となる。

ただし、これについては自動車ローンや残価クレジット型ローン(残クレ)も、カーリースと同じく車が自分名義にならない。

以上が、カーリースでどうしても避けられない2つのデメリットだ。

その他のデメリットについてはすべて対策方法があるため、これら2つのデメリットを許容できるかどうかをしっかりと検討した上で、カーリースを利用するかどうかを判断してほしい。

カーリースはデメリットだらけと決める前に知ってほしい8つのメリット

ここでは、「カーリースはデメリットだらけ」と決める前に、知ってほしい8つのメリットを紹介する。

1. 初期費用ゼロで新車に乗れる

1つめのメリットは、「初期費用ゼロで新車に乗れる」だ。

カーリースは契約にあたって頭金を必要としない。

そのため、初期費用ゼロで新車に乗れるのが大きなメリットだ。

また、車を購入する際にかかる自動車税やリサイクル料といった費用についても、リース契約に組み込まれている。

人生は何が起こるかわからないため、突発的な支出に備え、初期費用ゼロで新車に乗れるカーリースを利用するのは賢い選択肢の一つだ。

2. 変動的な支出をフラットにできる

2つめのメリットは、「変動的な支出をフラットにできる」だ。

カーリースは、車検や定期メンテナンスなど定期的に発生する費用も、リース契約に組み込める。

カーリースと自動車ローンの支出イメージ

加入するメンテナンスパックによっては、タイヤ交換など幅広いメンテナンス項目までリース契約に組み込める。

カーリースのメンテナンスパックについては、『カーリースのメンテナンスパックを7社比較!追加費用も含めたトータル月額料金をチェックしよう』で詳しく解説しているので、参考にしてみてほしい。

3. 自動車ローンよりも安いことがある

3つめのメリットは、「自動車ローンよりも安いことがある」だ。

では実際に、カーリースと自動車ローンの費用総額を比較してみよう。

KINTO(キント)自動車ローン(金利8.5%)
月額料金37,840円39,200円※1
車検費用※2月額料金に含まれる105,650円
12ヶ月点検費用※335,200円
自動車税※4125,000円
オイル交換※531,000円
タイヤ交換※677,000円
バッテリー交換※733,000円
自動車保険※8361,704円
5年間の総額2,270,400円(①)3,132,920円(②)
②−①862,520円
比較条件
車種トヨタ ヤリス
グレードX ガソリン 1.0L
ボディカラーブラック
オプションパノラミックビューモニター
ETC2.0ユニット
ディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)
TV(フルセグ)スマートエントリー
スタートシステムフロアマット(ベーシック)
走行距離制限1,500km/月なし
記事制作時点の情報

※ トヨタファイナンスの自動車購入資金ローン「mobilico(モビリコ)」にてシミュレーション
※1 初回のみ51,566円の支払い(融資元金:1,911,650円)
※2 車検費用:61,600円(基本料金)+44,050円(法定費用)、トヨタモビリティ東京に掲載されている車検費用を参照
※3 12ヶ月点検費用:17,600円×2回、トヨタモビリティ東京に掲載されている12ヶ月点検費用を参照
※4 自動車税:25,000円×5年
※5 オイル交換:5,000円×3回、オイル・エレメント交換:8,000円×2回
※6 タイヤ購入:27,500円(4本)×2セット、交換工賃:11,000円×2回
※7 バッテリー交換:乗り出しから3年後に1回交換することを想定
※8 自動車保険:SOMPOの自動車保険を参照、14等級から開始し毎年1等級ずつ上がることを想定

「トヨタ ヤリス」をKINTOで利用すると5年間の総額は「2,270,400円」、自動車ローン(金利8.5%)で購入すると5年間の総額は「3,132,920円」、差額はKINTOの方が「862,520円」安いという結果になった。

つまり、「トヨタ ヤリス」を自動車ローンで購入した場合、5年後の査定額が「862,520円」を超えなければ、KINTOを利用する方が安いことになる。

4. 自動車ローンよりも審査に通りやすい

4つめのメリットは、「自動車ローンよりも審査に通りやすい」だ。

カーリースは審査に比較的通りやすいサービスなので、専業主婦(夫)やアルバイトでも審査に通る可能性がある。

以下の画像を見てほしい。

コスモMyカーリースの広告スクリーンショット
記事制作時点で表示される広告

これは、Googleで「カーリース 審査」と検索した際に表示される、コスモMyカーリースの広告だ。

自動車ローンの審査に落ちた人に向けて広告を出しているところを見ると、カーリースは審査に通りやすいサービスだと言える。

また、自動車ローンは新車購入に必要なお金を借りるサービスなのに対して、カーリースは車を借りるサービスだ。

提供されるサービスが根本的に異なるので、カーリースの方が審査に比較的通りやすい。

カーリースの審査については、『カーリースの審査とは?審査に通る人・落ちる人の特徴を解説』で詳しく解説しているので、参考にしてほしい。

5. 車検や定期メンテナンスの依頼先に悩まなくていい

5つめのメリットは、「車検や定期メンテナンスの依頼先に悩まなくていい」だ。

カーリースのメンテナンスパックに加入するか、メンテナンス込みのカーリースを利用すれば、車検や定期メンテナンスは決められた依頼先に車を持って行くだけだ。

車のメンテナンスついて利用者があれこれ悩む必要はない。

このように、車の維持に関するストレスが大幅に軽減されるのはカーリースの大きなメリットだ。

6. 申し込みから契約までオンラインで完結する

6つめのメリットは、「申し込み〜契約までオンラインで完結する」だ。

一括払いや自動車ローンで新車を購入する際は、ディーラーに足を運ばなければいけない。

車のオンライン販売は数年前から進められているが、まだまだ浸透していないのが現状だ。

その一方で、カーリースは申し込みから契約まで、オンラインで完結するのが基本である。

乗りたい車や装備したいオプションが決まっている人は、ディーラーに足を運ぶ時間を大幅に削減できるだろう。

また、「ディーラーの押しに負けて余計なオプションを付けてしまうかも」と、直接商談に不安を抱えている人にもカーリースはおすすめだ。

カーリースを利用する際は、ディーラーではなくカーリースの担当者と商談を行うため、車のグレードアップやオプション追加などを無理に勧めてくることはない。

7. メーカー保証がしっかり付帯している

7つめのメリットは、「メーカー保証がしっかり付帯している」だ。

カーリースは、ディーラーで新車を購入するのと同じように、メーカー保証(新車保証)が付帯している。

メーカー保証には「一般保証」と「特別保証」の2種類がある。

保証の種類 内容
一般保証 新車購入から3年以内または60,000km以内に、車を構成する部品の不調を補償する(オイル、タイヤなどの消耗品は対象外)
特別保証 新車購入から5年以内または100,000km以内に、エンジン機構やステアリング機構など重要部品の不調を補償する

カーリースはどちらのメーカー保証も付帯しているので、安心して利用できる。

また、カーリースによってはメーカー保証を延長できるプランを提供している。

たとえば、SOMPOで乗ーるの「安心乗ーるプラス(月額1,100円〜)」に加入すると、メーカー保証期間が切れても、カーリースの契約期間中はメーカー保証と同じ保証内容が適用されるのでおすすめだ。

しかも、メーカー保証対象外のタイヤパンクやフロントガラス破損まで修理対応してくれるのは、非常に大きなメリットと言える。

8. 自動車保険(任意保険)もリース契約に含められる

8つめのメリットは、「自動車保険(任意保険)もリース契約に含められる」だ。

カーリースによっては、自動車保険をリース契約に含められる、

そのため、車に必要な支出のすべてをフラットにでき、支払い計画を立てやすいのが大きなメリットだ(ガソリン代・駐車場代は契約に含められない)。

たとえば、トヨタ公式のKINTOなら、公式サイト上で確認できる月額料金に自動車保険費用が含まれている。

SOMPOで乗ーるや定額カルモくんは、独自の自動車保険をリース契約に含めることが可能だ。

デメリットを払拭できるおすすめカーリース5選

最後に、デメリットを払拭できるおすすめカーリース5選を紹介する。

1. SOMPOで乗ーる|業界最安級&サービス充実

おすすめポイント

  • 業界最安級の月額料金で新車に乗れる
  • メンテナンスプランが充実している
  • 自動車保険(任意保険)もコミコミで利用できる

SOMPOで乗ーるの評判・口コミを確認する

おすすめ度 :★★★★★
ラインナップ:国産全車種、輸入車
月額料金参考:24,180円(※)
公式サイト :https://sompo-de-noru.jp/

※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 1,000km/月(記事制作時点の情報)

『SOMPOで乗ーる』は数あるカーリースの中でも、業界最安級の月額料金で新車に乗れるサービスだ。

国産全車種から好きな車を選べるだけでなく、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディといった輸入車や高級車ののラインナップも充実している。

SOMPOグループだからこそ「自動車保険(任意保険)」にも強みがあり、自動車保険を月額料金に含められる。

さらに、自動車保険のノンフリート等級も引き継げるため、保険料が安くなる数少ないカーリースだ。

カーリースの利用を考え始めたらまず最初に検討してほしい、すべての人におすすめのカーリースだと言える。

2. Cool MINT(クールミント)|3年契約なら残価精算なし

おすすめポイント

  • 「業界最安宣言」のカーリース
  • 大手商社だからこその特別価格で提供
  • 3年契約プランなら残価精算なし

Cool MINT(クールミント)の評判・口コミを確認する

おすすめ度 :★★★★★
ラインナップ:国産全車種
月額料金参考:23,320円(※)
公式サイト :https://mintsubsc.com/

※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 1,000km/月(記事制作時点の情報)

『Cool MINT(クールミント)』は業界で唯一、「業界最安宣言」を行っているカーリースだ。

実際に月額料金を比較してみると、他のカーリースに比べて安く利用できる車種・グレードが多い。

これは、Cool MINTの運営母体が7大商社の双日グループであり、双日グループの自動車事業が世界中に幅広いネットワークを持っているため実現している。

また、Cool MINTの3年契約プランは残価精算がないため、契約満了時の精算金を気にせず利用できるのも大きなメリットだ。

残価精算のないクローズドエンド方式のカーリースは通常、月額料金が高い。

しかしそこは「業界最安宣言」を行っているだけあり、低めの月額料金で提供しているのは「さすが双日グループ」と言える。

3. KINTO(トヨタ)|自動車保険料までコミコミ

おすすめポイント

  • トヨタ公式の直営カーリース
  • トヨタ車に乗るならまず検討すべき
  • 継続車検も自動車保険(任意保険)のコミコミ

KINTO(キント)の評判・口コミを確認する

おすすめ度 :★★★★・
ラインナップ:トヨタ、レクサス、スバル
月額料金参考:36,190円(※)
公式サイト :https://kinto-jp.com/

※「トヨタ ヤリス」X 2WD ガソリンを5年契約した場合、オプションなし、メンテナンスプラン標準装備、走行距離制限 1,500km/月(記事制作時点の情報)

『KINTO』はトヨタ公式のカーリースとして、人気の高いサービスだ。

トヨタとレクサスに加えて、一部のスバル車に乗れることはあまり知られていない。

しかも、KINTOの月額料金には継続車検と自動車保険(任意保険)がすでに組み込まれているので、車のメンテナンスや保険面であれこれ心配する必要がない。

トヨタ車のカーリースを希望していて、なおかつメンテナンスや自動車保険などを月額料金に組み込みたい人は、KINTOの利用を検討するといいだろう。

 4. MOTAカーリース|最後に必ず車がもらえる

おすすめポイント

  • 最後に必ず車がもらえる
  • アクセサリーパックの月額2,090円〜でお得
  • 全車フロアマット付き(月額料金込み)

おすすめ度 :★★★★・
ラインナップ:国産全車種
月額料金参考:31,570円(※)
公式サイト :https://autoc-one.jp/lease/

※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを7年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限なし(記事制作時点の情報)

『MOTAカーリース』は、最後に必ず車がもらえるカーリースとして人気が高いサービスだ。

契約プランは7年・9年・11年の3タイプだが、契約満了時に車を返却する必要はなく、「最後には自分のものになる」というシンプルさがいい。

また、すべての契約プランで最後に車がもらえるので、走行距離制限を設けていないのも特徴である。

月額2,090円〜で追加できるアクセサリーパックには、カーナビ・ETC・ドライブレコーダー・バックカメラ)がセットで付くので、非常にお得だ。

また、標準の月額料金で全車フロアマット付きなのも嬉しいポイントだろう。

5. リースナブル|中途解約しても違約金なし

おすすめポイント

  • 月額6,600円〜で新車に乗れる
  • 中途解約しても違約金がかからない

おすすめ度 :★★★★・
ラインナップ:国産54車種
月額料金参考:26,180円(※)
公式サイト :https://leasonable.com/

※「ホンダ N-BOX カスタム」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 750km/月(記事制作時点の情報)

『リースナブル』は、ボーナス払いを併用すれば月額6,600円〜で利用できるカーリースだ。

また、リース契約を中途解約しても違約金がかからないのが大きなメリットだと言える。

ほとんどのカーリースは中途解約プランに加入しない限り、リース契約を中途解約すると違約金がかかる

リースナブルなら違約金がかからないので、リース契約の途中で中途解約する可能性がある人におすすめだ。

おわりに

本記事で解説した内容をまとめる。

  • カーリースには10のデメリットがある
  • いずれも対策できるデメリットばかり
  • どうしても回避できないデメリットは2つ
  • 1つめは「新車購入に比べると費用総額が高くなる」
  • 2つめは「契約期間中は車が自分名義にならない」
  • カーリースは自動車ローンより安いケースがある

「カーリースはデメリットだらけ」は、決して間違いではない。

新車購入(現金一括)に比べると、デメリットが多いのは事実だ。

しかし、自動車ローンによる新車購入と比較すると、カーリースの方が費用総額が安くなるケースもある。

そのため、「カーリースはデメリットだらけ」と一概には言えない。

大切なのは、カーリースのメリット・デメリットを把握した上で、「自分に合った車の乗り方かどうか」を判断することだ。

本記事や当サイトに掲載している記事を参考に、カーリースが自分に合った乗り方かどうかを判断してみてほしい。

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