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1年だけ車を使うなら「中古車カーリース」が一番安い
1年だけ車を使いたいなら、中古車カーリースが一番安い。
まずは中古車カーリースを利用した場合の料金を見てみよう。
Honaマンスリーオーナー | |
車種 | ホンダ N-BOX |
グレード | G・EX ターボ |
年式 | 2018年 |
駆動方式 | 2WD |
カラー | プラチナホワイト・パール |
オプション | Honda SENSING カーナビ ETC フロントカメラ リアカメラ TVチューナー |
頭金 ボーナス払い | 0円 |
月額料金 | 3万9,800円 |
合計費用 | 47万7,600円 |
ホンダ公式の中古車カーリースであるHonaマンスリーオーナーにて、人気車種の「ホンダ N-BOX」を1年間契約した場合の料金だ。
これをベースに、新車カーリース・カーシェア・レンタカー・中古車購入と比較してみよう。
vs. 新車カーリース
新車カーリースを利用して1年契約で利用すると料金は次のようになる(定額カルモくん(新車)の場合)。
定額カルモくん(新車) | |
車種 | ホンダ N-BOX |
グレード | カスタム ターボ |
年式 | 2023年 |
駆動方式 | 2WD |
カラー | プラチナホワイト・パール |
オプション | カーナビ ETC リアカメラ |
メンテプラン | 「なし」を選択 |
頭金 ボーナス払い | 0円 |
月額料金 | 12万3,364円 |
合計費用 | 148万368円 |
新車カーリースを1年契約で利用するとなると、月額料金は10万円を超える。
これは、どの新車カーリースを利用しても同じだ。
「どうしても新車に乗りたい」という強い気持ちがなければ、中古車カーリースを利用する方が100万円も安い。
vs. カーシェア
カーシェアを週3回、1回12時間利用すると料金は次のようになる(タイムズカーの場合)。
タイムズカー | |
車種 | ホンダ N-BOX |
グレード | 指定不可 |
年式 | 2023年 |
エンジン | 指定不可 |
駆動方式 | 指定不可 |
カラー | 指定不可 |
オプション | カーナビ ETC |
初期費用 | 1,650円 (カード発行手数料) |
月額基本料金 | 880円 |
利用料金 | 5,500/12時間まで |
月額料金 | 6万6,880円※1 |
合計費用 | 80万2,560円 |
※1. 週3回、1回12時間利用した場合
カーシェアの利用頻度を限定すれば費用を抑えられそうな気はするが、実際は30万円ほど高い。
ただし、車の貸出状況によって同じ車種を利用できないケースがあるため、年間合計は多少前後するだろう。
1年だけ車を使いたいならやはり中古車カーリースがおすすめだ。
vs. レンタカー
レンタカーのマンスリープランを利用すると料金は次のようになる(ニコニコレンタカーの場合)。
ニコニコレンタカー (マンスリーコース) | |
車種 | ホンダ N-BOX(Kクラス) |
グレード | 指定不可 |
年式 | 指定不可 |
エンジン | 指定不可 |
駆動方式 | 指定不可 |
カラー | 指定不可 |
オプション | ETC |
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 8万5,800円 |
年間費用 | 102万9,600円 |
レンタカーのマンスリープランを1年間利用すると、100万円以上の費用がかかる。
これもやはり中古車カーリースを利用する方が安い。
ただし、カーシェアのように「週3回・1回12時間」に利用時間を限定すれば、年間費用を36万3,600円に抑えられる。
利便性は下がるが、合計コストをできる限り抑えたい場合は検討してみよう。
vs. 中古車購入
最後に、中古車を購入し1年後に売却すると費用は次のようになる(ホンダ認定中古車を購入する場合)。
Honda公式 中古車検索サイト | |
車種 | ホンダ N-BOX |
グレード | G・EX ターボ |
年式 | 2018年〜2021年 |
駆動方式 | 2WD |
カラー | プラチナホワイト・パール |
オプション | Honda SENSING カーナビ ETC フロントカメラ リアカメラ TVチューナー |
諸費用 | 7万8,700円 |
車両価格 | 150万1,000円 |
支払合計(①) | 157万9,700円 |
1年後の売却価格(②) | 84万3,562円※1 |
年間費用(①−②) | 73万6,138円 |
※1. 総務省の中古車残価率表に記載の軽自動車1年後の残価率(0.562)をもとに計算
中古車の諸費用と車両価格はHonda公式中古車検索サイトに掲載されている、「ホンダ N-BOX」の同等グレード26台の平均値だ。
車両価格から1年後の売却価格を引くと、年間費用は73万6,138円になった。
これも中古車カーリースを利用する方が、34万円ほど安い。
1年だけの中古車カーリースのメリット・デメリット
1年だけ車を使いたい場合、中古車カーリースを利用するのが最も安いことがわかった。
ここでは1年だけの中古車カーリースのメリット・デメリットを整理してみよう。
メリット | デメリット |
自分名義の車に乗れる 必要な期間だけカーリースできる カーシェア・レンタカーより安い 新車カーリースよりも納期が早い | 長期契約より月額料金が高い 初期費用がかかるサービスもある 1年だけでも車庫証明が必要になる |
メリット
1. 自分名義の車に乗れる
1年だけの中古車カーリースは契約にあたって、車検証を自分名義に変更する必要がある。
カーリースは短期間の利用でも契約者名義になるのだ。
つまり、「自分の車」という感覚を持って1年間利用できる。
カーシェア・レンタカーのように「わナンバー・れナンバー」ではなく通常ナンバーになるため、「わナンバー・れナンバーは恥ずかしい」という場合も安心だ。
2. 必要な期間だけカーリースできる
カーリースは3年以上の長期契約が基本だ。
「1年だけ」というニーズに答えてくれるのは、嬉しいポイントだろう。
契約満了時になっても車が必要なら、再契約をするか必要に応じてカーシェア・レンタカーを検討すればいい。
「1年単位で車を乗り換えたい」という人も、毎年違った車種に乗れるため、1年だけの中古車カーリースを検討してみてほしい。
3. カーシェア・レンタカーより安い
本記事で紹介したように、1年だけの中古車カーリースはカーシェア・レンタカーを利用するよりも合計費用が安い。
しかも数万円の違いではなく年間で30〜60万円ほども違うため、1年だけ車を使いたいなら中古車カーリースが圧倒的におすすめだ。
4. 新車カーリースよりも納期が早い
半導体不足や各種部品の供給不足、メーカーの生産調整などにより新車納期は長期化している。
人気車種になれば「1年待ち」はざらだ。
新車カーリースも同様で、人気車種に乗りたければ1年以上待たなければいけないケースがある。
一方、中古車カーリースは現物がすでに用意されているため、最短1週間ほどで納車される。
1年だけ車を使いたい人は車を早急に必要としているケースが多いため、納車期間が短いのは高評価ポイントだ。
デメリット
1. 長期契約より月額料金が高い
1年だけの中古車カーリースは、長期契約のカーリースと比較すると月額料金が高い。
たとえば、定額カルモくん(中古車)にて「ホンダ N-BOX」を7年契約で利用した場合、月額料金は3万1,267円になる。
定額カルモくん(中古車) | |
車種 | ホンダ N-BOX |
グレード | G・EX ターボ |
年式 | 2018年 |
駆動方式 | 4WD |
カラー | プラチナホワイト・パール |
オプション | Honda SENSING ETC フロントカメラ リアカメラ TVチューナー |
頭金 ボーナス払い | 0円 |
月額料金 | 3万3,440円 |
年間費用 | 40万1,280円 |
合計費用 | 280万8,960円 |
上記の例では、月額3,300円のメンテナンスオプションを追加すれば、契約満了時に車をもらえる。
「1年以上の長期で車を使う可能性がある」という人は、長期契約カーリースも検討してみよう。
2. 初期費用がかかるカーリースもある
1年だけの中古車カーリースは初期費用がかかるカーリースも多い。
初期費用のかからないHondaマンスリーオーナーはむしろ稀な存在だ。
たとえば、1ヶ月〜でも利用可能な中古車カーリースのニコリースは、初期費用として月額料金の1ヶ月分がかかる。
他の中古車カーリースを調べてみても、初期費用は「月額料金の1ヶ月分」が相場だ。
1年だけの中古車カーリースを利用する際は、初期費用も含めて合計費用を計算しよう。
3. 1年だけでも車庫証明が必要になる
カーリースは1年だけ利用する場合でも車庫証明が必要になる。
車庫証明(自動車保管場所証明書)とは、車の保管場所が確保されていることを証明する書類だ。
届出は警察署で行い、取得まで3〜7日程度を要する。
車庫証明は車検証の「使用者」欄に記載されている者が取得しなければならない。
カーリースの場合、車検証に記載される使用者名義は契約者本人だ。
つまり、カーリースの契約者本人が車庫証明取得の申請を警察署で行う必要がある。
車庫証明の取得費用は都道府県ごとに違う。東京都なら普通車2,600円、軽自動車500円だ。
ただしカーリースでは車庫証明代行を行っているか、車庫証明代行費用が月額料金に含まれている。
Honaマンスリーオーナーは車庫証明取得代行費用が月額料金に含まれているが、ニコリースの場合は1万6,500円の代行費用がかかる。
カーリースによって費用がかかるかどうかは異なるため、事前に確認しておこう。
1年だけの中古車カーリースを利用する流れ
最後に、1年だけの中古車カーリースを利用する流れを確認しておこう。
定額カルモくん(中古車)を参考に、利用の流れを解説する。
1. 乗りたい車を探す
最近の中古車カーリースはオンライン契約が基本だ。
まずはWebサイトにアクセスして、乗りたい車を探そう。
2. 乗りたい車を選ぶ
中古車一覧が表示されたら、記載されている情報を参考にしながら乗りたい車を選ぼう。
3. 料金シミュレーションを行う
乗りたい車を選んだら、契約年数やメンテナンスオプションの有無などを選択して料金シミュレーションを行おう。
4. 審査申込に進む
料金に納得したら「今すぐ無料で審査に進む」などのボタンを押して審査申込に進もう。
5. 審査申込に進み必要情報を入力する
審査申込画面が表示されたら指示に従って情報を入力しよう。
<審査申込に必要な情報>
氏名、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、住所、居住年数、居住形態、世帯情報、勤務先情報、勤続年数、年収、免許番号、アンケートの記入
正しい情報を入力し「送信」などのボタンを押せば審査申込は完了だ。
6. 契約内容についての連絡を受ける
審査結果は早ければ当日中に出る。
審査に通過するとサポート担当から連絡がくるため、連絡を受けて契約内容についての話を進めよう。
中古車カーリースについて疑問・不安があれば、遠慮なく質問をしてすべて解消しておこう。
7. 必要書類を揃えて郵送する
契約内容に同意すると、必要書類を郵送するための書類キットが自宅に届く。
必要書類を揃えて郵送しよう。
主な必要書類は下記のとおりだ。
<カーリース契約に必要な書類>
- 取得から3ヶ月以内の住民票コピー
- 有効期限内の免許証コピー
- 印鑑登録証明書
- 車庫証明書
- 必要事項を記入したカーリース契約書
- 任意保険の契約書(必要な場合)
事前に用意できるものは用意しておこう。
8. 自宅に納車される
必要書類に不備がなければ、あとは納車されるのを待つだけだ。
中古車カーリースは納車期間が早いため、最短1週間ほどで自宅に届く。
9. 1年後に車を返却する
最後に、車を1年間利用したら返却する。
ほとんどの中古車カーリースは、契約満了時に返却することが前提だ。
しかし契約満了時に更新手続きを行える中古車カーリースもあるため、契約満了時の扱いについては事前に確認しておこう。
以上が中古車カーリースを利用する流れだ。
今回は定額カルモくんを参考にしたが、ほとんどの中古車カーリースが同様の流れで契約・利用が進むだろう。
おわりに
本記事で解説した内容をまとめる。
- 1年だけ車を使うなら中古車カーリースが一番安い
- メリットは多いがデメリットもあるので注意しよう
- 長期契約カーリースに比べると月額料金が高くなる
- 初期費用がかかる場合もあるため事前に確認しよう
「どうしても新車に乗りたい」という場合を除いて、1年だけ車を使いたい人には中古車カーリースがおすすめだ。
思い通りの車種・グレードを選べないケースもあるが、合計費用が圧倒的に安い。
ただし、「1年以上使う可能性が少しでもある」という人は、長期契約カーリースも検討しよう。
中古車カーリースでも新車カーリースでも、長期契約やオプションを選択することで契約満了後に車をもらえるカーリースも多い。
自分にとって何が一番得するかをじっくり考えた上で、最良の選択をしてほしい。
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