ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性はある。
しかし、ブラックリストに掲載されていない人に比べれば、カーリースの審査に通りにくい。
そこで本記事では、ブラックリスト掲載者にもおすすめの審査が甘いカーリースや、ブラックリスト掲載社で審査に通る人の特徴などを紹介している。
ブラックリスト掲載者でも諦めず、本記事を参考にカーリースの審査に申し込んでみてほしい。
ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通るのはなぜ?

ここでは、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る理由を紹介する。
理由1. 自動車ローンよりも審査が甘いから
1つめの理由は、「自動車ローンよりも審査が甘いから」だ。
カーリースは自動車ローンなどのローン商品と比べて、審査に通りやすい。
なぜなら、カーリースはお金ではなく「車を貸し出すサービス」であり、ローン商品とはサービス内容が根本的に異なるためだ。
\カーリースの仕組み/

したがって、ローン商品と比べると審査基準が甘く、ブラックリスト掲載者でも審査に通る可能性が高くなる。
理由2. 残価設定で月額料金を抑えられるから
2つめの理由は、「残価設定で月額料金を抑えられるから」だ。
カーリースには「残価」という制度がある。
これは、車両価格から残価(将来的な想定査定額)を差し引くことで、支払い総額や月額料金を抑えられる制度だ。
\残価とは?/

残価を設定しカーリースの支払い総額を抑えれば、支払い能力が低めの人にもサービスを提供できる。
このため、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通ることがある。
理由3. リース契約の車が担保になるから
3つめの理由は、「リース契約の車が担保になるから」だ。
カーリースで貸し出されている車は、それ自体が担保(損害を補うための保証)になる。
もしも、利用者が月額料金を支払えなくなっても、カーリースは担保となる車を回収することで、損害を補える仕組みなのだ。
したがって、ローン商品と比べて審査基準を甘めに設定できる。
理由4. 貸金業法における総量規制の対象外だから
4つめの理由は、「貸金業法における総量規制の対象外だから」だ。
消費者金融やレジットカードのキャッシングが対象となる総量規制には、総量規制と呼ばれる貸し付けルールがある。
これは、「年収の1/3を超えて貸し付けてはいけない」というルールだ。
\貸金業法の総量規制/

上記の例で考えると、年収450万円の人は150万円までしか借り入れができない。
しかし、カーリースは総量規制の対象外であり、そもそもお金を借りるサービスではないので、安心してほしい。
総量規制のギリギリで借り入れている人でも、カーリースへの申し込みは可能であり、審査に通る可能性もある。
このように、カーリースの総量規制の対象にならないため、ブラックリスト掲載者でも審査に通ると言える。
以上の4つが、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る理由だ。
そもそも「ブラックリスト」とは?

ここでは、そもそもブラックリストとは何か、ブラックリストに載るとカーリースの審査にどのような影響があるのかを紹介する。
信用情報に傷が付くとブラックリストに載る
消費者金融やクレジットカードのキャッシングからの借り入れ、クレジットカードの利用などはすべて、「信用情報(クレヒス)」として信用情報機関に記録されている。
つまり、どこからいくらのお金を借りたのか、どのように返済しているのか、返済を延滞したことがあるかといった情報は、すべて記録されているのだ。
この信用情報に傷が付くと、ブラックリストに載ることになる。
信用情報を傷つける行為は以下のとおりだ。

ちなみに、「ブラックリスト」と呼ばれるリストは、実際には存在しない。
ブラックリストとは、「信用情報に傷が付いている状態」の通称である。
ブラックリストに載るとどうなるのか?
信用情報に傷を付ける行為によってブラックリストに載ると、「金融機関からの信用」が大きく落ちる。
多くのローン商品は「信用を担保にお金を貸し付けるサービス」なので、肝心の信用が落ちていると、ローン審査に通りにくくなってしまう。
ブラックリストに載らないようにするには、毎月の返済や支払いをきっちり行い、無理な借り入れをしないことだ。
ブラックリストに一度掲載されてしまうと、その情報は5〜7年ほど消えない。
ちなみに、ブラック情報が消える前に再び信用情報に傷をつけると、ブラックリスト掲載期間が更新されるので注意しよう。
ブラックリスト掲載者は審査に通りにくい?
ブラックリスト掲載者でも審査に通るカーリースはある。
しかし、ブラックリストに載っていない人に比べて、審査に通りにくくなる。
なぜなら、ブラックリスト掲載者はそうでない人よりも、「支払い能力が低い」と判断されてしまうからだ。
カーリースは、新車購入価格やメンテナンス費用、その他のオプション費用などをリース契約含めて、月々定額で提供するサービスだ。
\カーリースの料金体系/

したがって、審査に通るかどうかは「毎月の支払いをしっかり行えるか」という、支払い能力が重視される。
ブラックリスト掲載者は、その事実だけで「支払い能力が低い」と判断されるため、通常よりも審査に通りにくいのだ。
ただし、ブラックリスト掲載者でも審査の甘いカーリースを選んだり、連帯保証人を付けたり、対策を立てて申し込めば審査に通る可能性はある。
『審査が甘いカーリース10社を比較!月額料金最安はコレだ』では、審査が甘いカーリースを紹介し、それらの月額料金を比較しているので、本記事と合わせて参考にしてほしい。
ブラックリスト掲載者どうかを確認する方法
「自分がブラックリストに載っているか確認したい」という人は、信用情報機関に情報開示を請求しよう。
信用情報機関とは、個人の信用情報を管理している3つの組織のことだ。
\3つの信用情報機関/

これらの信用情報機関に開示請求を行うことで、自分の信用情報が今どうなっているかを確認できる。
※情報開示には500〜1,000円の手数料がかかる
信用情報の開示報告書の、「異動参考情報等(JICC)」「異動発生び(CIC)」「官報情報(KSC)」に情報が記載されていると、ブラックリスト掲載者ということになる。

ブラックリスト掲載者がカーリースで審査される5つの項目

ここでは、ブラックリスト掲載者がカーリースで審査される5つの項目を紹介する。
1. 本人または配偶者の年収
1つめの審査項目は、「本人または配偶者の年収」だ。
カーリースは、新車購入価格やメンテナンス費用、その他のオプション費用などをリース契約含めて、月々定額で提供するサービスだ。
\カーリースの料金体系/

したがって、カーリースの審査では「毎月の支払いをしっかり行えるか」を重視している。
本人や配偶者の十分な年収があるかどうかや、定期的な収入があるかどうかは、カーリースの審査において最重要項目と言える。
一方で、「年収額が低いから」という理由だけで、カーリースの審査に落ちるケースは少ない。
カーリースでは年収200万円前後でも審査に通ることがある。
審査通過のポイントになるのは、「安定的・継続的に収入を得ているか」だ。
そのため、年収額が低いブラックリスト掲載者でも、審査の甘いカーリースを選べば審査に通る可能性がある。
2. 勤務先や勤続年数など
2つめの審査項目は、「勤務先や勤続年数など」だ。
カーリースは3年以上の年単位で契約するのが基本だ。
そのため、カーリースの審査では「長期的な支払い能力があるか」もチェックされている。
長期的な支払い能力は、主に以下のような勤務先情報から判断している。
- 勤務先名称
- 勤務先住所
- 勤務先電話番号
- 従業員数
- 所属部課
- 職種
- 業種
- 雇用形態
- 出向・派遣の有無
※これらは「SOMPOで乗ーる」で求められる勤務先情報、カーリース会社によって求められる勤務先情報は異なる
基本的には、勤務先の規模が大きく、勤続年数が長い人ほど審査に有利だ。
ただし、パート・アルバイトや専業主婦(夫)の人でも、ブラックリスト掲載者でも審査の甘いカーリースに申し込めば、審査に通る可能性は十分にある。
3. 不動産などの資産の有無
3つめの審査項目は、「不動産などの資産の有無」だ。
不動産などの資産がある人は、カーリースの審査が有利になる可能性がある。
資産があれば、カーリースの支払いが難しくなったとしても、資産を現金化して支払いが可能だからだ。
ただし、資産が多いからといって必ず審査に通るわけではない。
重要となるのはやはり、「毎月の支払いをしっかり行えるか」どうかだ。
したがって、カーリースの審査では資産の有無や多さよりも、年収額や安定的・定期的な収入があるかどうかが優先される。
4. 金融機関からの借入額
4つめの審査項目は、「金融機関からの借入額」だ。
ブラックリスト掲載者でも審査に通るカーリースは、申込者が「金融機関がいくら借り入れているか?」も、チェックしている。
消費者金融からの借り入れや、クレジットカードのキャッシングを利用している人は、生活費に当てられる資金が減る。
同じようにカーリースの支払いに充てられる資金が減るため、金融機関からの借入額が多いほど、「支払い能力が低い」と判断されてしまうのだ。
ただし、金融機関からの借入額が多いブラックリスト掲載者でも、審査の甘いカーリースに申し込めば、審査に通る可能性はある。
5. 信用情報(クレヒス)
5つめの審査項目は、「信用情報(クレヒス)」だ。
すべてのカーリースの審査では、申込者の信用情報をチェックしている。
申込者が申告した情報をもとに、信用情報機関に照会をかけ、ブラックリスト掲載者かどうかなどを確認しているのだ。
\信用情報の仕組み/

しかし、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性はある。
次章では、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る人の特徴を紹介するので、これを参考にカーリースの審査に申し込んでみてほしい。
ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る人の特徴とは

ここでは、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る人の特徴を紹介する。
軽自動車やコンパクトカーを選んでいる
「軽自動車やコンパクトカーを選んでいる」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
ブラックリスト掲載者がカーリースの審査に通るためには、「現実的な月額料金を設定すること」が重要だ。
そのため、ブラックリスト掲載者でカーリースの審査に通る人の多くは、軽自動車やコンパクトカーを選んでいる。
軽自動車やコンパクトカーなら、月額2万円台でリースできる車が多い。
実際にSOMPOで乗ーるにて、人気の軽自動車とコンパクトカーの月額料金を調べてみた。
スズキ ジムニー | ホンダ N-BOX | トヨタ ヤリス | |
月額料金 | 22,270円 | 24,580円 | 27,770円 |
契約内容 | |||
グレード | XG AT | 2WD ガソリン | X ガソリン 1.0L |
カラー | キネティック イエロー | クリスタル ブラック・パール | ブラック |
オプション | フロアマット | ||
メンテナンスパック | 加入なし | ||
契約年数 | 5年(60ヶ月) | ||
走行距離制限 | 1,000km/月 |
※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
ブラックリスト掲載者でカーリースの審査に通りたいなら、軽自動車やコンパクトカーを選ぶのがおすすめだ。
ちなみに、自分の年収額に対して現実的な月額料金が知りたい人は、以下の表を参考にしてほしい。

これらの月額料金を参考に、車のグレードや契約プランを選ぶといいだろう。
オプションをあまり追加していない
「オプションをあまり追加していない」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
カーリースでは、車のメーカーオプションやディーラーオプションを自由に追加できる。


しかし、オプションを追加するとリース契約の支払い総額と月額料金が上がるため、審査が厳しくなりやすい。
ブラックリスト掲載者でカーリースの審査に通りたいなら、オプション追加を抑えるのがおすすめだ。
オプションを追加したとしても、カーナビやETCなど最低限の装備に抑えよう。
また、「スズキ ジムニー」など「ノーマルでもかっこいい車」を選ぶのもいいだろう。
正しい情報で審査に申し込んでいる
「正しい情報で審査に申し込んでいる」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
ブラックリスト掲載者の中には、カーリースの審査に通りたいという一心で、虚偽の情報を申告する人がいる。
しかし、審査ではちょっとした虚偽情報でもすぐにバレてしまうので、注意してほしい。
ブラックリスト掲載者に限らず、カーリースの審査に申し込むときは、必ず正しい情報で申し込もう。
連帯保証人を付けて信用を上げている
「連帯保証人を付けて信用を上げている」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
カーリースの審査では、連帯保証人をつけるとブラックリスト掲載者でも審査通過率がアップする。
また、人によってはカーリースを契約する条件として、「連帯保証人を付けること」と提示されるケースがある。
こうした条件を提示されやすいのは、以下のような人だ。
- パート・アルバイトで生計を立てている人
- 現時点で無職であり安定した収入がない人
- 現職における勤続年数が短い人
- 金融機関からの借り入れが多い人
- フリーランスや個人事業主
- 一人暮らしをしている学生
ちなみに連帯保証人と通常の保証人には、次のような違いがある。
\保証人と連帯保証人の違い/

連帯保証人は、親や兄弟、子供などの近親者に依頼するのが一般的だ。
ただし、親族であっても配偶者や同居している人は連帯保証人になれないので、注意しよう。
頭金を入れて支払い総額を抑えている
「頭金を入れて支払い総額を抑えている」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
カーリースは「初期費用ゼロで新車に乗れるサービス」だが、頭金を入れることもできる。
頭金を入れるとリース契約の支払い総額と月額料金を抑えられるため、ブラックリスト掲載者は審査に通りやすくなる。

ただし、「頭金を入れるための資金を金融機関から借り入れる」のはやめよう。
基本的には借入額が少ない方が審査に通りやすいため、借入額を増やすのはカーリースの審査で逆効果になりやすい。
頭金を入れなくても審査に通る可能性はあるので、余裕資金がある場合に限り、頭金を入れることをおすすめする。
現在の借り入れをしっかり返済している
「現在の借り入れをしっかり返済している」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
ブラックリスト掲載者でも、現在の借り入れを継続的に返済している人なら、「信用回復に努めている」という好印象をカーリースに与えられる。
信用回復に努めている姿勢は審査で有利になることがあるため、毎月の返済・支払いをしっかりと行おう。
ブラック情報が消えてから申し込んでいる
「ブラック情報が消えてから申し込んでいる」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
ブラック情報は、信用情報に傷を付ける行為をしてから5〜7年ほどで消える。
ブラックリスト掲載者の中には、「あと数ヶ月でブラック情報が消える」という人もいるだろう。
そうした人は、ブラック情報が消えてからカーリースの審査に申し込む方が、審査通過率が高い。
したがって、まずは自分の信用情報が現在どうなっているかを、信用情報機関に開示請求するのがおすすめだ。
※情報開示には500〜1,000円の手数料がかかる
とはいえ、「ブラック情報が消えるのを待てない」という人も多いだろう。
そうした人は、ここまで紹介したポイントを押さえつつ、次項で紹介しているように審査の甘いカーリースを選ぶことが大切だ。
審査の甘いカーリースを選んでいる
「審査の甘いカーリースを選んでいる」人は、ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る可能性がある。
ブラックリスト掲載者がカーリースの審査に通るために最も重要なのは、審査の甘いカーリースを選ぶことだ。
カーリースは会社ごとに審査内容や審査基準が異なる。
そのため、審査の甘いカーリースを選ぶことで、ブラックリスト掲載者でも審査に通りやすい。
次章では、ブラックリスト掲載者におすすめする、審査の甘いカーリース選びを紹介するので、引き続き参考にしてほしい。
ブラックリスト掲載者におすすめ!審査の甘いカーリース選び

ここでは、ブラックリスト掲載者におすすめの、審査の甘いカーリース選びのポイントを紹介する。
1. 複数のオートリース会社と提携しているカーリースを選ぶ
1つめのポイントは、「複数のオートリース会社と提携しているカーリースを選ぶ」だ。
カーリースには、「他社(オートリース会社)が審査するタイプ」と「自社(またはグループ会社)が審査するタイプ」の2タイプがある。
- 他社(オートリース会社)が審査するタイプ
→SOMPOで乗ーる、MOTAカーリース、リースナブルなど - 自社(またはグループ会社)が審査するタイプ
→Cool MINT(クールミント)、KINTO(キント)など
「他社(オートリース会社)が審査するタイプ」は、カーリースごとに提携しているオートリース会社の数が異なる。
\カーリースの仕組み/

そのため、複数のオートリース会社と提携しているカーリースほど、ブラックリスト掲載者でも審査に通りやすいと言える。
たとえば、SOMPOで乗ーるは2つのオートリース会社と提携、ニコノリは4つのオートリース会社と提携している。
「カーリースがどのオートリース会社と提携しているか?」は、公式サイトにある「特定商取引法に基づく表記」などで確認可能だ。
たとえばSOMPOで乗ーるの場合は、以下のように オリコオートリースとPLSの2社と提携していることがわかる。


「特定商取引法に基づく表記」は公式サイトの最下部にリンクがあることが多いので、気になる場合は参考にしてほしい。
2. 自社独自の審査(自社審査)を行っているカーリースを選ぶ
2つめのポイントは、「自社独自の審査(自社審査)を行っているカーリースを選ぶ」だ。
自社審査とは、外部のオートリース会社ではなく、自社またはグループ会社が審査を行うことを意味する。
自社審査のカーリースは独自の基準で審査を行っているため、「他社(オートリース会社)が審査するタイプ」のカーリースよりも審査に通りやすい。
そのため、ブラックリスト掲載社は自社審査のカーリースに申し込むのもおすすめだ。
カーリースが自社審査かどうかは、公式サイトにある「特定商取引法に基づく表記」などで確認可能だ。
たとえば、トヨタ公式のKINTOでは以下のように、トヨタファイナンス(グループ会社)が審査を行っていることがわかる。

「特定商取引法に基づく表記」は公式サイトの最下部にリンクがあることが多いので、気になる場合は参考にしてほしい。
3. 特定のキーワードで広告を出稿しているカーリースを選ぶ
3つめのポイントは、「特定のキーワードで広告を出稿しているカーリースを選ぶ」だ。
Googleで「カーリース ブラックリスト」や「カーリース 審査 甘い」などと検索をして、広告が表示されたカーリースは審査が甘いと考えていい。
なぜなら、Googleで広告を出稿するときのキーワードは、広告主が選べるからだ。
つまり、「カーリース ブラックリスト」や「カーリース 審査 甘い」などのキーワードで広告を出稿しているカーリースは、ブラックリスト掲載者でも審査に通りやすいと言える。
「カーリース ブラックリスト」や「カーリース 審査 甘い」などのキーワードで、広告出稿を確認できているカーリースは、以下のとおりだ。
ブラックリスト掲載者でも通る!審査の甘いカーリース5社
ここでは、ブラックリスト掲載者でも審査に通る可能性のある、審査の甘いカーリース5社を紹介する。
いずれも自社審査を行っていたり、複数のオートリース会社と提携していたり、「審査の甘いカーリース選びのポイント」の条件を満たしているカーリースだ。
1. Cool MINT(クールミント)

おすすめポイント
- 「業界最安宣言」のカーリース
- 大手商社だからこその特別価格で提供
- 3年契約プランなら残価精算なし
おすすめ度 :★★★★★
ラインナップ:国産全車種
月額料金参考:23,320円(※)
公式サイト :https://mintsubsc.com/
※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 1,000km/月(記事制作時点の情報)
『Cool MINT(クールミント)』は業界で唯一、「業界最安宣言」を行っているカーリースだ。
実際に月額料金を比較してみると、他のカーリースに比べて安く利用できる車種・グレードが多い。
これは、Cool MINTの運営母体が7大商社の双日グループであり、双日グループの自動車事業が世界中に幅広いネットワークを持っているため実現している。
また、Cool MINTの3年契約プランは残価精算がないため、契約満了時の精算金を気にせず利用できるのも大きなメリットだ。
残価精算のないクローズドエンド方式のカーリースは通常、月額料金が高い。
しかしそこは「業界最安宣言」を行っているだけあり、低めの月額料金で提供しているのは「さすが双日グループ」と言える。
2. KINTO(キント)

おすすめポイント
- トヨタ公式の直営カーリース
- トヨタ車に乗るならまず検討すべき
- 継続車検も自動車保険(任意保険)のコミコミ
KINTO(キント)の評判・口コミを確認する
おすすめ度 :★★★★・
ラインナップ:トヨタ、レクサス、スバル
月額料金参考:36,190円(※)
公式サイト :https://kinto-jp.com/
※「トヨタ ヤリス」X 2WD ガソリンを5年契約した場合、オプションなし、メンテナンスプラン標準装備、走行距離制限 1,500km/月(記事制作時点の情報)
『KINTO』はトヨタ公式のカーリースとして、人気の高いサービスだ。
トヨタとレクサスに加えて、一部のスバル車に乗れることはあまり知られていない。
しかも、KINTOの月額料金には継続車検と自動車保険(任意保険)がすでに組み込まれているので、車のメンテナンスや保険面であれこれ心配する必要がない。
トヨタ車のカーリースを希望していて、なおかつメンテナンスや自動車保険などを月額料金に組み込みたい人は、KINTOの利用を検討するといいだろう。
3. SOMPOで乗ーる

おすすめポイント
- 業界最安級の月額料金で新車に乗れる
- メンテナンスプランが充実している
- 自動車保険(任意保険)もコミコミで利用できる
SOMPOで乗ーるの評判・口コミを確認する
おすすめ度 :★★★★★
ラインナップ:国産全車種、輸入車
月額料金参考:24,180円(※)
公式サイト :https://sompo-de-noru.jp/
※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 1,000km/月(記事制作時点の情報)
『SOMPOで乗ーる』は数あるカーリースの中でも、業界最安級の月額料金で新車に乗れるサービスだ。
国産全車種から好きな車を選べるだけでなく、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディといった輸入車や高級車ののラインナップも充実している。
SOMPOグループだからこそ「自動車保険(任意保険)」にも強みがあり、自動車保険を月額料金に含められる。
さらに、自動車保険のノンフリート等級も引き継げるため、保険料が安くなる数少ないカーリースだ。
カーリースの利用を考え始めたらまず最初に検討してほしい、すべての人におすすめのカーリースだと言える。
4. ニコノリ

おすすめポイント
- 審査に不安な人でも通過率が高い
- 最短2週間で新車に乗れる
ニコノリの評判・口コミを確認する
おすすめ度 :★★★★・
ラインナップ:国産全車種
月額料金参考:25,256円(※)
公式サイト :https://www.niconori.jp/
※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 500km/月(記事制作時点の情報)
『ニコノリ』は審査に通りやすいことを自称しているカーリースだ。
実際のところ、ニコノリは4社のオートリース会社と提携しているため、審査に通る可能性はその分高くなる。
ただし、契約するオートリース会社によって月額料金が変わる可能性があることに注意してほしい。
また、ニコノリは全国のディーラーとの提携により、新車を短期間で納期できるシステムを構築している。
運が良ければ2週間ほどで納車されるので、車を急ぎ必要としている人におすすめだ。
5. 定額カルモくん

おすすめポイント
- Google口コミで高評価(4.3)の人気カーリース
- リース専用の自動車保険(任意保険)で安心感アップ
- 7年以上の契約で「もらえるオプション」に加入できる
おすすめ度 :★★★★・
ラインナップ:国産全車種
月額料金参考:31,910円(※)
公式サイト :https://carmo-kun.jp/
※「ホンダ N-BOX」2WD ガソリンを5年契約した場合、オプション・メンテナンスプランなし、バックカメラ標準装備、走行距離制限 1,500km/月(記事制作時点の情報)
『定額カルモくん』は1〜11年まで、1年単位で契約できるカーリースだ。
ナイル株式会社とオリックス自動車株式会社の提携サービスなので、「大手が提供している」という安心感がある。
メンテナンスの依頼先は、全国に30,000店舗以上ある提携店から自由に選べるため、自宅に近いところで車検や定期点検を受けられる可能性が高い。
また、カーリースに特化した定額カルモくん独自の自動車保険(任意保険)を提供しているのも特徴だ。
『審査が甘いカーリース10社を比較!月額料金最安はコレだ』では、審査が甘いカーリースをより多く紹介している。
審査が甘いカーリースの中で、月額料金が最も安いカーリースも紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
おわりに

本記事で紹介した内容をまとめる。
- ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通る
- 信用情報に傷を付けるとブラックリストの掲載される
- ブラックリスト掲載者は通常よりも審査に通りやすい
- ブラックリスト掲載者でも審査に通る人の特徴で審査通過のポイントを押さえよう
- 審査が甘いカーリースを選ぶことでブラックリスト掲載者でも審査通過率がアップ
ブラックリスト掲載者でもカーリースの審査に通ることは可能だ。
ただし、「審査の甘いカーリース」を選ぶことが最低条件となる。
また、「軽自動車やコンパクトカーを選ぶ」など、ブラックリスト掲載者の審査通過ポイントを押さえて、カーリースの審査に申し込んでほしい。
ブラックリスト掲載者でも諦めずに、各ポイントを押さえてからカーリースの審査に申し込めば、審査に通る可能性は十分にあるのだ。