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【体験談】カーシェアを10ヶ月間利用してわかったデメリットとは

会員同士で車を共同利用する「カーシェア」は、車の維持費を大幅に抑えられるサービスだ。節約志向が高まっている現代社会にマッチしたサービスであり、街中でカーシェアの車が走行しているのを見かけることも多い。

一方で、カーシェアにはデメリットもある。人によっては「まったく合わない」というケースもあり、かく言う筆者もその一人だ。筆者はある事情によりカーシェアを10ヶ月間利用したが、メリットよりもデメリットに感じることの方が多かった。

本記事ではその体験談をもとに、カーシェアのデメリットを紹介する。「カーシェアがあれば車を持たなくてもいい」と考えている人に、ぜひ参考にしてもらいたい。そしてカーシェアが自分に合ったサービスかどうか、じっくりと検討してみてほしい。

カーシェアを利用するにいたった経緯

2024年10月某日、自宅に駐車していた我が家の車に運転を誤った軽自動車が突っ込んできた。事故発生時、筆者と家族は自宅にいたため幸いにも怪我人はいない。

数日後から加害者側の保険会社とやり取りが始まったが、補償内容で意見の相違があり、話がなかなか進展しない。その間、保険会社が用意したレンタカーを2ヶ月間利用したが、補償内容の合意が取れず、レンタカーは返却する運びとなった。

それから車の修理が完了するまでの10ヶ月間、移動にはカーシェアを利用した。「カーシェアで車を持たない選択も”あり”かな」と思うことは、それまで何度かあった。しかし実際に利用してみると、カーシェアのデメリットを痛感し、「やっぱり自家用車を持つのが一番」と思い直した。

ちなみに利用したのは業界大手のタイムズカーであり、理由は「自宅に一番近いステーションがタイムズカーだったから」という単純なものだ。タイムズカーは全国2万ヶ所以上にステーションを設置しているため、自宅付近にステーションがある人も多いだろう。

カーシェアを利用するメリットとは?

カーシェアを利用してみて実感したデメリットを紹介する前に、カーシェアのメリットを整理してみよう。カーシェアを利用する一般的なメリットは、「車の維持費用を抑えられる」と「利用シーンに応じて車種を選べる」の2つだ。

実際のところ、カーシェアの1回あたりの利用料金は安い。たとえば、業界大手のタイムズカーなら220円/15分で車を利用できる。月に10時間だけ車を利用する人なら、車の維持費は8,800円だ。都市部では駐車場代だけで10,000〜20,000円もするため、車を利用する頻度が極端に少ない人にとって、カーシェアはコストメリットが非常に大きい。

利用シーンに応じて車種を選べるのもカーシェアの大きなメリットだ。たとえば、タイムズカーでは軽自動車だけでなくセダンやステーションワゴン、SUVやミニバンまで取り扱っている。近所への買い物は軽自動車を利用し、家族でのレジャーにはミニバンを利用し、長距離を運転するときは燃費性能の良い車を利用するなど、車種を使い分けられる。車を2台以上所有しない限り、マイカーでは得られないメリットだ。

以上がカーシェアのメリットだが、筆者はどちらのメリットも実感できなかった。カーシェアのメリットを最大限享受できる人は、かなり限定的な条件下にあることが、10ヶ月間利用してみて判明している。

カーシェアを利用してわかった8つのデメリット

筆者がカーシェアを10ヶ月間利用して感じたデメリットは、以下の8つだ。

  • デメリット①乗りたい時に予約が取れない
  • デメリット②予約がキャンセルされることがある
  • デメリット③車の受け取り・返却が面倒
  • デメリット④荷物の積み下ろしが面倒
  • デメリット⑤返却が遅れると超過料金がかかる
  • デメリット⑥車によっては汚れやニオイが気になる
  • デメリット⑦選べる車種が少ない
  • デメリット⑧コストメリットが意外と小さい

各デメリットを詳しく紹介するため、カーシェアの利用を検討している人はぜひ参考にしてほしい。

デメリット①乗りたいときに予約が取れない

カーシェアを10ヶ月間利用して感じた最も大きいデメリットは、乗りたい時に予約が取れないことだ。カーシェアは専用アプリから15分単位で予約を取り、その時間内で車を利用することができる。

\タイムズカーの予約画面/

平日は割と予約を取りやすいが、週末は激戦になるため、予約が非常に取りづらい。たとえば、水曜・木曜日あたりに「週末は〇〇に出かけよう」と思い立っても、予約がびっしり埋まっていることが何度もあった。

そのため、週末にカーシェアを利用する場合は少なくても2週間前から予定を立て、車を予約しておく必要がある。予約のキャンセル料はないため、「とりあえず予約して仮押さえする(※)」という方法もある。しかし、筆者としてはマナー違反に思うためそうした方法は取っていない。

したがって、「乗りたい時に気軽に乗れる」というカーシェアのメリットを感じられることはなく、むしろ乗りたいときに予約が取れないデメリットを強く感じる結果となった。

※ タイムズカーでは過度な未利用キャンセルを繰り返すと会員資格取り消しのペナルティを受ける可能性がある

デメリット②予約がキャンセルされることがある

カーシェアは、車の予約が取れたとしても安心はできない。なぜなら、予約直前まで利用している人が時間通りに車を返却する保証はないからだ。

カーシェアを予約してたのですが、いきなり何の連絡もなく予約キャンセルの通知がきた!

もちろん変わりの車などの代案もなし。

これってカーシェア業界ではあるあるなのでしょうか?

Xの投稿より)

タイムズカーの場合、予約時間内で車を返却できないときは、専用アプリを通じて延長操作を行うというルールがある。車の予約時間が延長されると、当然ながら次の利用者は自動的にキャンセル扱いになってしまう。このような経緯で、予約した車がキャンセルされることが、10ヶ月の間に5回あった。

予約がキャンセルされると、同じステーションの他の車を予約するか、別のステーションの車を予約する必要がある。週末の急なキャンセルでは他の車を予約することが難しく、外出を中止せざるを得ないケースもある。

筆者の場合、最寄りのステーションでは予約できなかったため、徒歩で30分かかるステーションの車を予約するしかなかった。こうした点でも、カーシェアのデメリットを強く実感することが多かった。

デメリット③車の受け取り・返却が面倒

カーシェアで予約した車は、ステーションまで車を受け取りに行き、返却は同じステーションで行わなければならない。これが意外と面倒であり、往復だけで数十分を要することもある。

筆者の場合、自宅から徒歩15分圏内に3つのステーションがあった。しかし、自宅から一番近いステーションは激戦区のためか、予約できるケースは少ない。そのため、最も遠いステーションに往復30分かけて車の受け取り・返却を行う必要があった。

気候が良ければちょっとした散歩程度に思えるが、真冬や猛暑日は正直きつい。外出する前から体が凍えたり、汗を多くかくのは決して気持ちの良いものではなかった。アパートの駐車場がカーシェアのステーションになっている住宅もあるため、そうした人が羨ましいと思うほどだ。

自宅から徒歩5分圏内にステーションがいくつもある人なら面倒は感じないかもしれないが、そうでない人は筆者と同じ思いをする可能性が高いため注意してほしい。

デメリット④荷物の積み下ろしが面倒

マイカーなら、さまざまな荷物やチャイルドシートを車に積みっぱなしでも構わない。しかし、カーシェアはそうはいかない。利用するたびに荷物の積み下ろしが必要であり、これがやはり面倒だった。

うちはカーシェアで毎回チャイシー付けて、
荷物詰め込んで…ってやるの面倒になってきて車購入検討中
今1番やりたいのが子供とのキャンプで、そのためにお金使わなくて何に使うねん…と
一応一括で買っても大丈夫なくらいお金はある
アラフォーにして初めてのディ…ディーラー?とやらに行ってきま😇

Xの投稿より)

特にチャイルドシートの積み下ろしは面倒だ。男性なら体力を使うような作業ではないが、女性にとっては大きな苦労かもしれない。特に、ひとりで子供を見ながらチャイルドシートの積み下ろしを行うのは大変であり、小さな子供から目を離さなくてはいけない危険も伴う。

大人ひとりや夫婦2人の生活なら楽かもしれないが、小さい子供がいる家庭では荷物の積み下ろしに面倒を感じることが多いだろう。

デメリット⑤返却が遅れると超過料金がかかる

カーシェアは予約時に設定した時間に遅れると、超過料金が発生する場合がある。たとえば、タイムズカーでは延長操作を行わないまま返却が遅れると、通常料金の2倍の超過料金が発生する。

筆者の場合、帰宅時に渋滞にハマってしまい返却が遅れることが何度かあった。延長操作をしっかりと行ったため超過料金は発生しなかったが、操作を忘れそうになったことは何度かある。

また、筆者の場合はひとりで運転することがなく、助手席にはいつも妻がいるため延長操作を任せられた。ひとりで運転する場合、運転中に延長操作を行えないため超過料金を支払う羽目になるケースもあるようだ。

渋滞ハマってる間にカーシェア延長申請しそびれて超過料金取られてしまった
これならレンタカーのが安かったから申し訳ない

Xの投稿より)

返却処理がしっかりと行われずに超過料金が発生するケースもあるため、利用ルールなどを事前にチェックした上で利用することが大切だ。

デメリット⑥車によっては汚れやニオイが気になる

カーシェアは同じ車を大勢の人が共有している。残念ながら、マナーが良い人ばかりではなく、直前の利用者のマナーが悪いと汚れやニオイが気になることがある。

わいはコロナ禍の真っ只中に、カーシェアでベビーシート付きの車を借りたら、ベビーシートに前の使用者がゲロった跡が残ってて、運営に電話したら、「掃除は週一。そういうのも含めてカーシェアなんで…」みたいな事を言われ、キャンセル時にはしっかりキャンセル料も取られ、それ以来利用はしてない🥹

Xの投稿より)

筆者の場合は、予約した車を取りに行くと後部座席にゴミが散乱していることが何度かあった。タバコのニオイがすることはなかったが、直前の利用者の香水?のニオイが強く残っていることはあった。

また、外装の汚れも気になる点だ。カーシェアはスタッフが定期的に車を清掃・洗車しているが、10日〜2週間に1度程度だ。そのため、外装がキレイに保たれているケースは少ない。専用の給油・洗車カードを利用すれば対象のガソリンスタンドにて無料で洗車できるが、それなりに面倒だ。

カーシェアを利用する場合、「多少の汚れやニオイは仕方ない」と思って利用する他ない。

デメリット⑦選べる車種が少ない

最近のカーシェアは、軽自動車やコンパクトカーだけでなく、SUVやミニバンまで選べる。実際にタイムズカーの公式サイトを確認すると、「トヨタ アルファード」や「日産 セレナ」といった車種がラインナップされている。

しかし残念なことに、すべてのステーションにSUVやミニバンが配備されているわけではない。

カーシェアだとチャイルドシート持っていかないといけないし、SUVみたいな背の高い車が少ないんよな。

3連休みたいに、家族で遠出したい時も空いてないこと多いし。

駐車場代や維持管理で多少お金かかるけど、それでも私も買った方がいいと思いました。

Xの投稿より)

筆者の場合、自宅から徒歩15分圏内にある3つのステーションで取り扱っている車種は、「トヨタ アクア」「日産 ノート」のみだった。自宅から徒歩30分のところにある、比較的大型のステーションですらコンパクトカー以外の車種は「トヨタ シエンタ」を1台を取り扱っているだけだ。

カーシェアの醍醐味であるはずの、「利用シーンに応じて車種を選べる」というメリットを享受できる人は、かなり少ないだろう。

デメリット⑧コストメリットが意外と小さい

カーシェアを利用する生活にシフトすれば、理論上は、車の維持費を大幅に抑えられるはずだ。しかし、筆者の場合はカーシェアのコストメリットをあまり感じられなかった。

マイカーを所有している頃と同じ頻度で外出する場合、カーシェアを利用すると毎月の費用は数万円にのぼる。たとえば、タイムズカーのベーシッククラス(最も安いクラス)を24時間×7日間利用すると、費用総額は53,200円になる。

一方、「トヨタ ヤリス」を金利2.5%・5年払いのマイカーローンで購入すると、毎月の維持費用は46,600円ほどだ(税金・自賠責保険・任意保険・車検費用を含む)。ガソリン代が毎月4,000円、駐車場代が毎月8,000円と仮定すると、毎月の維持費用は58,600円になる。カーシェアに5,000円ほどプラスするだけでマイカーを手に入れられる計算だ。

したがって、平日や週末を問わず車を利用する人の場合、カーシェアを利用するよりもマイカーローンで車を買った方が維持費用を抑えられるケースがある。以下の記事では、カーシェアに対するカーリースの損益分岐点を紹介しているため、ぜひ参考にしてほしい。

カーシェアのメリットはあまり実感できなかった

筆者がカーシェアを利用した10ヶ月間では、メリットはあまり実感できなかった。反対に、前述した8つのデメリットを強く感じる結果となった。しかしそれらのデメリットは、あくまで筆者が感じたものであり、人によってはカーリースのメリットの方を強く感じることもあるだろう。

多少限定的ではあるが、以下のような人はカーシェアにメリットを感じやすいかもしれない。

  • 「予約が取れない」または「予約がキャンセルされた」という場合でも、ストレスを感じず予定を柔軟に変更できる
  • 徒歩5分圏内に複数のステーションがあり、カーシェアを利用するときの荷物の積み下ろしが少ない
  • 利用する車種にこだわりはなく、多少の汚れやニオイがあっても気にならない
  • 車を必要とすることが少なく、カーシェアの利用頻度は月に2〜3日ほど

これらの条件に当てはまる人は、カーシェアの利用でメリットを強く感じられるだろう。ちなみに、カーシェアを利用するなら「楽天カーシェア」がおすすめだ。

楽天カーシェアは、「オリックスカーシェア」「三井のカーシェアーズ・」「カリテコ」の3社と提携し、全国約6,000ヶ所にステーションがある。ステーション数で比べると、業界大手のタイムズカーの方が圧倒的に多い(全国2万ヶ所以上)。しかし、楽天カーシェアは月額0円で利用でき、利用料金1円ごとに1楽天ポイントを獲得できるのが大きなメリットだ。

タイムズカーは利用しない月があっても、月額880円がかかる。また、利用料金1円ごとに1タイムズポイントが貯まるが、このポイントは「カーシェアeチケット」としか交換できない。そのため、総合的に考えて楽天カーシェアの方がお得に利用できる。

筆者の場合、自宅付近に「オリックスカーシェア」「三井のカーシェアーズ・」「カリテコ」のいずれのステーションもなかったため、タイムズカーを利用した。しかし、これらのステーションが自宅付近にある人なら、楽天カーシェアの利用がおすすめだ。

カーシェアの利用をやめた方がいい人の特徴

筆者がカーシェアを10ヶ月間利用した経験から、下記いずれかの特徴に当てはまる人にはカーシェアをおすすめしない。

  • 子供がいて荷物の積み下ろしが多い
  • 月に6.5日以上車を使用する
  • 自宅から遠い場所にステーションがある
  • 他人が残したゴミや汚れが気になる

ここでは、各特徴を詳しく紹介する。

子供がいて荷物の積み下ろしが多い

子供がいる家庭は外出時の荷物が何かと多い。マイカーならチャイルドシートやベビーカーを車に積みっぱなしにすることも可能だが、カーシェアではそうはいかない。

車を利用するたびに荷物の積み下ろしが必要であり、これが何かと面倒だ。また、ひとりで子供を見ながらカーシェアを利用する場合、荷物の積み下ろしで子供から目離す時間が生まれてしまう。

こうした理由から、子供がいる家庭ではカーシェアの利用をおすすめできない。

月に6.5日以上サービスを利用する

カーリース・ナビでシミュレーションを行った結果、カーシェアを月6.5日以上利用するなら、月々定額でマイカーを持てるカーリースを利用した方がコストが安いことがわかった(トヨタ ヤリスの場合)。

「カーシェアは車の維持費を抑えられる」というのが世間一般の認識だが、カーシェアの利用料金は決して安くない。月6.5日がカーシェアとカーリースの損益分岐点と考えると、カーリースの方がお得に利用できる人は多いだろう。

これについては、以下の記事で詳しく紹介しているため参考にしてみてほしい。

自宅から遠い場所にステーションがある

カーシェアを10ヶ月間利用して強く実感したのは、「自宅からステーションが近い人でないとメリットが小さい」ということだ。

筆者の自宅から一番近いステーションは徒歩5分のところにあるが、車は2台しかなく、予約はいつも一杯だった。そのため、自宅から徒歩15分のステーションを利用するケースが多かった。片道たったの15分だが、月に何度も利用するとこれがかなり面倒に感じる。

したがって、「自宅から徒歩10分圏内に2つ以上のステーションがある」という人以外は、カーシェアの利用はおすすめできない。

他人が残したゴミや汚れが気になる

残念なことだが、カーシェア利用者の中にはマナーが悪い人もいる。次の利用者のことを考えられず、車内にゴミを散らかしたままにしたり、ニオイの強い何かを車内に持ち込んだり、外装のひどい汚れをそのまま放置したりするケースがある。

カーシェアを利用していると比較的高い確率で、社内のゴミやニオイ、外装の汚れなどが気になることがある。したがって、「他人が残したゴミや汚れが気になる」という人はカーシェアに向いていない。

筆者は仕方なしにカーシェアを利用していたが、今思えば短期で中古車カーリースを利用する方が、よほどリーズナブルで衛生的だったかもしれない。

カーシェアのデメリットを強く感じる人はカーリースがおすすめ

本記事で紹介した内容を通じて、カーシェアのデメリットを強く感じた人には「マイカーを持つ」という選択肢がおすすめだ。カーシェアのデメリットをすべて解消でき、「わ」ナンバーで恥ずかしい思いをすることもない。

とはいえ、車の維持費を抑えたいという気持ちもあるだろう。そこでおすすめなのがカーリースだ。

カーリースとは、車を "買う" ではなく "利用する" 新しい車の所有スタイル。車両代金や税金、自賠責保険料、車検費用などをリース契約に含めて月々定額で支払うことができる。リース期間終了後は車を返却する必要があるが、車をマイカーのように利用でき、最後に車をもらえるサービスを提供している会社もある。

カーリースは車を買うのではなく利用するサービスであり、マイカーのように車に乗れるのが特徴だ。車の購入・維持にかかるさまざまな費用がリース契約に含まれており、月々定額で支払うことができる。

\マイカーローンとカーリースの支出イメージ/

車の利用頻度によってはカーシェアよりも維持費が安く、また、金利によってはマイカーローンで車を買うよりも安い。そのため、カーシェアの利用を検討している人は、カーリースの利用を一度検討してみるといいだろう。

以下の記事では、おすすめのカーリースをさまざまな視点で比較・検証し、スコアに基づいたランキングを紹介している。カーリースに少しでも興味があれば、ぜひ参考にしてほしい。

おわりに:カーシェアのデメリットは意外と多い!利用は慎重に

本記事で紹介した内容をまとめる。

<カーシェアのメリット>

  • メリット①車の維持費用を抑えられる
  • メリット②利用シーンに応じて車種を選べる

<カーシェアのデメリット>

  • デメリット①乗りたい時に予約が取れない
  • デメリット②予約がキャンセルされることがある
  • デメリット③車の受け取り・返却が面倒
  • デメリット④荷物の積み下ろしが面倒
  • デメリット⑤返却が遅れると超過料金がかかる
  • デメリット⑥車によっては汚れやニオイが気になる
  • デメリット⑦選べる車種が少ない
  • デメリット⑧コストメリットが意外と小さい

<カーシェアの利用をやめた方がいい人>

  • 子供がいて荷物の積み下ろしが多い
  • 月に6.5日以上車を使用する
  • 自宅から遠い場所にステーションがある
  • 他人が残したゴミや汚れが気になる

「カーシェアなら維持費を抑えられる」と期待していた人には申し訳ないが、カーシェアのメリットを最大限享受できる人は限定的だ。少なくとも筆者は、10ヶ月間利用しても大きなメリットは感じられなかった。

むしろデメリットを強く感じ、「やっぱりマイカーを持つのが一番」という結論に落ち着いた。筆者は特殊な居住地域・家庭環境にあるわけではないため、同じようにカーシェアに対してメリットよりもデメリットを強く感じる人は多いだろう。そんな人には、ローンを組むかカーリースを利用するかして、ぜひマイカーを持ってほしい。

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