マイカーローン審査に落ちる人は、年間200万人ほどと言われている。
\マイカーローンの年間審査落ち人数/
車社会である現代において、マイカーローンの審査に落ちてしまうことは、日々の生活にかかわる重大な問題だ。
しかし、マイカーローンの審査に落ちた人でも「自社ローン」なら審査に通り、車を買える可能性がある。
本記事ではそんな、自社ローンのおすすめ比較ランキングを紹介している。
数ある自社ローンの中でも、特におすすめのサービスが以下の2社だ。
◾大手グループ・特典豊富な自社ローン
◾最大5社から仮審査結果を受け取れる
オトロンは、カー用品大手であるオートバックスグループが提供しており、契約特典が豊富でお得に利用できるカーリースだ。
自社ローンの窓口は最大5社から仮審査結果を一括で受け取られるため、自分に合った自社ローンを効率よく選べ部ことができず。
まずは、これら2社のサービスへの申し込みを優先的に検討してみよう。
なお、本記事では自社ローンのおすすめ比較ランキングだけでなく、自社ローンの基礎知識やメリット・デメリット、中古車値引きの交渉ポイントなども紹介しているため、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
自社ローンおすすめ比較ランキング(総合)

それでは、総合的な自社ローンのおすすめ比較ランキングを紹介する。
1位|オトロン

おすすめポイント
- 保証人不要で利用できるプランがある
- 3ヶ月間(3,000km以内)の無料保証つき
- 契約期間中のオイル交換無料(最大6回)
- 最低10万円の下取り保証あり
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大48回(4年払い)
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則必要、不要プランあり
公式サイト :https://www.otoron.jp/
オトロンは、カー用品大手のオートバックスグループ(オトロンカーズ株式会社)が提供している自社ローンだ。
自社ローンの中古車販売店として全国展開しており、提携店舗数を含めると約600店舗にものぼる。
数ある自社ローンの中でも、安心感が断トツで高いのがオトロンだ。
また、オトロンは大手としての安心感があるだけでなく、契約特典が豊富であるため、お得に利用できる自社ローンとしてもおすすめしたい。
オトロンの契約特典
- 契約期間中のオイル交換無料(最大6回)
- 最低3ヶ月間(3,000km以内)の無料保証
- 最低10万円保証の下取りサービス
- 2台同時購入で10万円割引き
- 100項目以上の納車前点検を実施
- 最長120回払いのステップアップローン※1
- オートバックスオリジナルのカー用品プレゼント※2
※1 オトロンの自社ローンで車を買った人を対象としたローンサービス
※2 不定期のため契約期間によっては実施していない可能性がある
オイル交換無料特典だけでも、18,000〜30,000円ほどお得に利用できる。
ここまで特典が多い自社ローンも珍しいため、もはや中古車の値引き交渉が不要なくらいだ(もちろん実際はしっかりと値引き交渉しよう)。
また、オトロンは保証人不要で利用できる「MCCSプラン」があるため、保証人を立てられない人もまずはオトロンの利用を検討しよう。
大手子会社の安心感とさまざまな契約特典に魅力を感じられたなら、さっそくオトロンの仮審査に申し込んでみよう。
2位|自社ローンの窓口

おすすめポイント
- 20秒で仮審査に通るかどうかがわかる
- 最大5社の自社ローンに一括審査依頼ができる
- 大手から地域密着店舗まで提携自社ローン多数
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :加盟店ごとに異なる
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://carhoo.co.jp/
自社ローンの窓口は、最大5社の中古車販売店から、自社ローンの仮審査結果を一括で受け取れるサービスだ。
大手から地域密着型の店舗まで、多数の中古車販売店が加盟しており、仮審査に通る自社ローンを効率よく見つけることができる。
自社ローンの窓口の加盟店一例
- スリークロス
- プレビアスオート
- 車のアウトレット
- カーボイス
- テラスプランニング
- ピースオート
※ 公式サイト掲載情報より
オトロンと自社ローンの窓口のどちらにも申し込むと、大手を含め最大6社の中古車販売店から仮審査結果を受け取れる。
したがって、自分に合った自社ローンが見つけやすくなり、中古車の価格・状態などの比較もしやすい。
また、自社ローンの窓口に加盟している中古車販売店の多くは、頭金・保証人不要でサービスを提供している。
まとまった資金が用意できない人や、保証人を立てられない人も、自社ローンの窓口に申し込んでおこう。
3位|カーリバ

おすすめポイント
- 審査通過率が99.8%と非常に高い
- 自社ローンで最大60回払い(5年払い)が可能
おすすめ度 :★★★★・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大60回(5年払い)
審査通過率 :99.8%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://car-revive.com/
カーリバは、東京都中野区に本社を置くリバイブ株式会社が提供している自社ローンだ。
多くの自社ローンがある中で、カーリバが第3位にランクインしている理由は、審査通過率の高さにある。
カーリバの審査通過率は「99.8%」と非常に高く、1,000人中998人が審査に通っていることになる。
審査通過率が95〜98%の自社ローンは多いが、審査通過率99.8%との差は雲泥の差だ。
したがって、オトロンや自社ローンの窓口の審査に落ちてしまった最終手段として、カーリバを検討してみよう。
また、カーリバでは「頭金を用意できる」「1年以上の弁済実績がある」の2つの条件をクリアすると、高級車を購入できるカーリバプレミアムプランを利用できる。
マイカーローンの審査に落ちたブラック(信用情報に傷がある人)でも、カーリバなら高級車に乗れるチャンスがある。
4位|げんき自動車

おすすめポイント
- 頭金・保証人は原則不要で利用できる
- 最長84回払い(7年払い)まで対応してる
おすすめ度 :★★★★・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大84回(7年払い)
審査通過率 :情報なし
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://www.genkimotor.com/
げんき自動車は、青森県青森市に本社を構える全国展開の自社ローンだ。
自社ローンの支払い回数は「最長48回(4年払い)」が基本だが、げんき自動車なら「最長84回(7年払い)」の支払回数に対応している。
したがって、「支払い回数を増やして毎月の負担額を軽減したい」という人は、げんき自動車の自社ローンを利用するといい。
ただし、支払い回数を増やすと支払い総額が高くなるため、その点に注意しよう。
また、げんき自動車は注文販売(オークション)に対応している。
げんき自動車の在庫に乗りたい車がない場合は、希望条件を伝えればオークションサイトから条件に合った車を見つけてもらえる。
最長84回の支払い回数で、幅広い選択肢から乗りたい車を見つけたい人は、げんき自動車の仮審査に申し込んでみよう。
5位|じしゃロン

おすすめポイント
- 最短2分で審査結果がわかる
- 返済中の税金・車検費用がコミコミ
おすすめ度 :★★★★・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大48回(4年払い)
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://carhoo.co.jp/
じしゃロンは、中古車販売大手であるガリバー系列(株式会社IDOM)の自社ローンだ。
オトロンと同じく、大手グループが提供する自社ローンとして安心感がある。
じしゃロンの最大の特徴は、契約期間中の自動車税・自動車重量税と自賠責保険料、車検費用をコミコミで利用できることだ。
車の維持にかかる(駐車場・ガソリン・メンテナンス・消耗品・任意保険以外の費用)をフラットにできるため、毎月の支出計画が立てやすくなる。
ガリバーで中古車を探して乗りたい車が見つかった場合は、じしゃロンの自社ローンを利用するといいだろう。
【激安車がある自社ローン】おすすめ3選

ここでは、激安車の取り扱いがある自社ローンのおすすめ3選を紹介する。
激安車は事故車(修復歴あり)の場合も多いが、細かい部分までしっかりとチェックすれば、数年・数万kmは安定して乗れる「掘り出しもの」を見つけられる可能性がある。
1. オトロン

おすすめポイント
- 保証人不要で利用できるプランがある
- 3ヶ月間(3,000km以内)の無料保証つき
- 契約期間中のオイル交換無料(最大6回)
- 最低10万円の下取り保証あり
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大48回(4年払い)
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則必要、不要プランあり
公式サイト :https://www.otoron.jp/
オトロンは、全国に約600店舗の中古車販売店を持っており、全国的に自社ローンを提供している。
公式サイトには、常時1,000台前後の中古車情報が掲載されており、激安車も多い。
たとえば、以下の「ホンダ ライフ」は外装・内装の状態が比較的良く、年式に対して走行距離が少ない。

もちろん修復歴はないため、ざっくりとした見立てでは数年・数万kmは問題なく走行できそうだ(オトロンの取り扱い中古車はすべて修復歴なし)。
また、オトロンは埼玉と岐阜の2ヶ所に大型自動車整備工場を設けており、車の整備と在庫管理を一元的に行っている。
\オトロンの整備工場風景(羽生ファクトリー)/


取り扱い中古車の整備が行き届いているため、激安車でも安心して購入できるのがオトロンのメリットだ。
2. 自社ローンの窓口

おすすめポイント
- 20秒で仮審査に通るかどうかがわかる
- 最大5社の自社ローンに一括審査依頼ができる
- 大手から地域密着店舗まで提携自社ローン多数
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :加盟店ごとに異なる
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://carhoo.co.jp/
自社ローンの窓口は、さまざまな中古車販売店が加盟していることから、激安車が買える自社ローンを利用したいのがポイントだ。
たとえば、自社ローンの窓口に加盟している「Dash自社ローンで」で激安車を探してみたところ、走行距離45,700kmの「日産 ルークス」が37.5万円(税込)で販売されていた。
修復歴はなく、しかもカーナビ・フルセグ・ETC付きだ。
このように、自社ローンの窓口なら幅広い中古車販売店から、激安車を買える自社ローンを探すことができる。
オトロンとあわせて申し込むことで、非常に多くの選択肢から希望に合った激安さを探せるだろう。
3. プラウド

おすすめポイント
- 自社ローンで最大60回払い(5年払い)が可能
おすすめ度 :★★★・・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大60回(5年払い)
審査通過率 :97%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://www.otegorosha.com/loan/
プラウドは、静岡県三島市に本社を構える株式会社プラウドが提供している自社ローンだ。
静岡・愛知・千葉に十数店舗の中古車販売店を経営しており、自社ローンはオンライン対応で全国的にサービス提供している。
知名度こそ低いが、自社ローンでも最大60回払い(5年払い)に対応しているのが大きな特徴だ。
激安車を取り扱っている中古車販売店として有名であり、公式サイトの中古車情報一覧では、10万円台の車を見つけることもできる。
ただし、10万円台の激安車は定年式・高走行距離が基本であるため、購入は車の状態をしっかりとチェックした上で検討しよう。
【実質審査なしの自社ローン】おすすめ3選

ここでは、「実質的に審査なし」と言えるほど審査に通りやすい自社ローンのおすすめ3選を紹介する。
自社ローンとはいえ審査なしはあり得ないが、ここで紹介する自社ローンなら審査に通る可能性が非常に高い。
任意整理や自己破産などによって、「マイカーローンだけじゃなく自社ローンの審査にも落ちた」という人はぜひ利用してほしい。
1. カーリバ

おすすめポイント
- 審査通過率が99.8%と非常に高い
- 自社ローンで最大60回払い(5年払い)が可能
おすすめ度 :★★★★・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大60回(5年払い)
審査通過率 :99.8%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://car-revive.com/
カーリバは、東京都中野区に本社を置くリバイブ株式会社が提供している自社ローンだ。
審査通過率は脅威の「99.8%」であり、審査なしレベルの自社ローンと言える。
オトロンなど、有利な条件で中古車を購入できる大手自社ローンの審査に落ちた場合は、カーリバに申し込んでみよう。
「カーリバの審査に落ちたらどの中古車販売店でも買えない」というほど審査に通りやすい、最後の砦的な自社ローンだ。
2. 自社ローンの窓口

おすすめポイント
- 20秒で仮審査に通るかどうかがわかる
- 最大5社の自社ローンに一括審査依頼ができる
- 大手から地域密着店舗まで提携自社ローン多数
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :加盟店ごとに異なる
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://carhoo.co.jp/
自社ローンの窓口は、最大5社の中古車販売店から、自社ローンの仮審査結果を一括で受け取れるサービスだ。
たとえば、加盟店の一つであるスリークロスの審査通過率は97%と比較的高く、自社ローンの窓口も実質審査なしの自社ローンと呼んでいい。
また、加盟店の中にはさらに審査通過率の高い自社ローンもあるかもしれない。
自社ローンの審査通過率を少しでも上げるためにも、カーリバに加えて自社ローンの窓口にも申し込んでみよう。
3. カーライフグループ

おすすめポイント
- 1年間の無料修理保証つき
- 最長84回払い(7年払い)まで対応してる
おすすめ度 :★★★・・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大84回(7年払い)
審査通過率 :98%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://loanok.jp/
カーライフグループは、福岡県糟屋郡に本社を構える自社ローンだ。
福岡・大阪・千葉に中古車販売店を展開しており、自社ローンはオンラインで全国的にサービス提供している。
そんなカーライフグループの審査通過率は、「98%」と比較的高い。
在庫車数は400台前後と少なめではあるが、他の自社ローンの審査に落ちてしまった場合は、選択肢の一つとして検討しておきたい。
【販売店舗が多い自社ローン】おすすめ3選

ここでは、販売店舗が多い自社ローンのおすすめ3選を紹介する。
販売店舗の多い自社ローンの場合、自宅付近に店舗を構えている可能性があり、車選びや自社ローンについて気軽に相談できるのが大きなメリットだ。
また、実車(実物)を確認してから購入したい人は、販売店舗の多い自社ローンを選ぶといいだろう。
1. オトロン

おすすめポイント
- 保証人不要で利用できるプランがある
- 3ヶ月間(3,000km以内)の無料保証つき
- 契約期間中のオイル交換無料(最大6回)
- 最低10万円の下取り保証あり
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大48回(4年払い)
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則必要、不要プランあり
公式サイト :https://www.otoron.jp/
オトロンは、カー用品大手のオートバックスグループ(オトロンカーズ株式会社)が提供している自社ローンだ。
自動車整備事業を全国的に展開しているジョイカルジャパンと提携し、全国約600舗の中古車販売店でオトロンの自社ローンが利用できる。
業界の中では最大の販売ネットワークを持っており、自宅付近でオトロンの自社ローンが利用できる可能性が高いだろう。
また、オトロンはオンライン商談にも対応しているため、ライフスタイルに合わせて店舗での直接商談とオンライン商談を組み合わせられるのも大きなメリットだ。
在庫車の数も非常に多いため、希望に合った車を見つけられる確率が高いだろう。
したがって、販売店舗の多い自社ローンを利用したい場合は、まずはオトロンに申し込むことをおすすめする。
2. 自社ローンの窓口

おすすめポイント
- 20秒で仮審査に通るかどうかがわかる
- 最大5社の自社ローンに一括審査依頼ができる
- 大手から地域密着店舗まで提携自社ローン多数
おすすめ度 :★★★★★
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :加盟店ごとに異なる
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://carhoo.co.jp/
自社ローンの窓口は、最大5社の中古車販売店から、自社ローンの仮審査結果を一括で受け取れるサービスだ。
加盟している中古車販売店は全国に分布しているため、自宅付近の中古車販売店の自社ローンを利用できる可能性がある。
また、最大5社から仮審査結果を一括で受け取れるため、自分に合った自社ローンを効率よく探せるのも大きなメリットだ。
オトロンと並行して申し込めば、業界大手の自社ローンと地域密着型の自社ローン、最大6社から仮審査結果を受け取ることができる。
3. カーマッチ

おすすめポイント
- 20年以上の販売実績がある
- 評判・口コミが比較的良い
おすすめ度 :★★★★・
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :公式サイトに情報なし
審査通過率 :公式サイトに情報なし
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://car-match.jp/
カーマッチは、中古車販売店を全国的に展開しており、一部の店舗では自社ローンを提供している。
店舗数は100店舗を超えており順次拡大しているため、自宅付近に店舗がある可能性も高い。
そんなカーマッチは、店舗ごとの評判・口コミが比較的良く、安心して利用できる自社ローンの一つだ。
カーマッチの店舗が自宅付近にあった場合は、一度立ち寄ってみるといいだろう。
自社ローンとは?

「自社ローンは気になるけど仕組みがよくわからない」という人も多いだろう。
自社ローンが自分に合っているかどうかを正しく判断するためには、まずは自社ローンの基本や仕組みを知る必要がある。
ここでは、自社ローンの基本や仕組みを整理していくため、「自社ローンって結局なに?」という人に参考にしてもらいたい。
自社ローン=分割払いで車が買えるサービス
自社ローンとは、中古車販売店が提供している「分割払いで車が買えるサービス」のことだ。
\自社ローンの仕組み/

「ローン」という呼称はあるが、正確にはローンサービスではない。
だからこそ自社ローンは審査に通りやすく、債務整理を行なったブラックでも車を買える可能性がある。
自社ローンとマイカーローンは何が違う?
自社ローンは正確にはローンサービスではないため、マイカーローンとはサービス内容が根本的に異なっている。
\自社ローンとマイカーローンの違い/

※1 審査状況や利用するサービスによっては頭金・保証人を求められることがある
※2 完済後は名義変更を行うことで車の所有権を自分に移すことができる
自社ローンはマイカーローンとは異なり、「金利」の概念がない。

要するに、自社ローンはお金を借りるサービスではなく、購入した車を単純に分割払いするサービスであるため、審査に通りやすいのだ。
自社ローンはやばい・怪しいサービスなのか?
自社ローンについていろいろと調べていると、「自社ローンはやばい」「自社ローンは怪しい」などの言葉を見聞きすることがあるだろう。
実際に、Googleで「自社ローン」と検索すると、「自社ローン やばい」「自社ローン やめた方がいい」などの検索候補が出てくる。

こうした言葉を見聞きして不安になる人も多いが、自社ローンはやばい・怪しいサービスではないため、安心してほしい。
ブラックでも審査に通ることからやばい・怪しいサービスと思われがちだが、むしろ、マイカーローンの審査に落ちてしまう人でも車が買える救済的なサービスだ。
中には悪質なサービスを提供している中古車販売店も存在するため、「自社ローンはやばい」「自社ローンは怪しい」などのイメージもあるが、本記事で紹介している自社ローンはどれも安心して利用できる。
自社ローンを利用するメリット・デメリット

自社ローンは「ブラックでも車が買える」などのメリットがある反面、デメリットもある。
自分に合ったサービスかどうか正しく判断するために、自社ローンを利用するメリット・デメリットをここで把握しておこう。
自社ローンを利用するメリット
自社ローンを利用するメリットは、以下のとおりだ。
自社ローンを利用するメリット
- ブラックでも審査に通り車が買える
- 頭金・保証金不要のサービスが多い
- 最短当日には審査結果がわかる
- 申し込みから納車までの期間が短い
- 幅広い車種から好きな車を選べる
自社ローンなら、ローンの返済やクレジットカードの支払いを延滞した人や、債務整理を行なったブラックでも審査に通り、車が買える可能性がある。

さらに、頭金・保証人不要で利用できる自社ローンも多いため、「まとまった資金を用意できない」「保証人を立てられない」という人にもおすすめだ。
最短当日には審査結果がわかり、2週間〜1ヶ月ほどで車が納車される。
したがって、「マイカーローンの審査に落ちたが急いで車がほしい」という人も、自社ローンを利用するといい。
自社ローンを利用するデメリット
自社ローンはメリットが多い一方で、以下のようなデメリットもある。
自社ローンを利用するデメリット
- マイカーローンよりも支払い総額が高くなる
- マイカーローンよりも支払い回数が少ない
- 支払いが完了するまで車の所有権を持てない
- 中古車販売が基本だから新車は買えない
自社ローンは「ブラック向けの分割払いサービス」であるため、中古車販売店側には貸し倒れのリスクがある。
利益を得られない可能性が常にあるため、マイカーローンよりも分割手数料が高めに設定されている。
したがって、自社ローンの支払い総額はマイカーローンよりも高い。
また、自社ローンの支払い回数は24〜48回(2〜4年払い)が基本であり、マーカーローンのように120回払い(10年払い)などの長期返済は利用できないことも覚えておこう。
ただし、自社ローンによっては最大84回払い(7年払い)に対応している。
支払いが完了するまで車の所有権を持てないことも、自社ローンを利用する上で知っておきたいポイントだ。
具体的には、車検証の所有者欄が中古車販売会社の名義になる。

支払いが完了したら、所有者の名義変更を行うことで初めて車が自分のものになる。
ちなみに、これは自社ローン特有のデメリットではない。
銀行以外のマイカーローン(信販系・ディーラーローン)においても、車検証の所有者欄は信販会社の名義になる。
したがって、大きなデメリットとは言えないが、正しい知識をもって自社ローンを利用するためにも、支払い完了まで車が自分のものにならないことを念頭に置いておこう。
以上が、自社ローンを利用するメリット・デメリットだ。
デメリットよりもメリットが大きく感じた人は、本記事で紹介している自社ローンの仮審査にまずは申し込んでみよう。
自社ローンを利用するときのポイント

「損せず自社ローンを利用したい」と考えるのは自然なことだ。
そのためには、2つのポイントを押さえる必要がある。
ここでは、自社ローンを利用するときのポイントを2つ紹介するため、それらのポイントを押さえた上で利用してほしい。
1. 基本は大手の自社ローンを選ぶ
自社ローンを利用する上で何よりも大切なのは、「信頼性の高い自社ローンを利用する」ことだ。
自社ローンは利用するメリットが多いものの、中には悪質なサービスを提供している中古車販売店も存在する。
そうした中古車販売店は、車の売買契約が結ばれるまではエビス顔で接客してくる。
したがって、中古車購入に慣れていない人は、悪質な中古車販売店であるかどうかを見極めるのは非常に難しい。
だからこそ、大手で信頼性の高い自社ローンを選ぶことが大切だ。
本記事で紹介している自社ローンの中では、オートバックスグループが提供している「オトロン」が最大手となっている。
オトロンは大手というだけでなく、情報の透明性も高い信頼できる自社ローンだ。
公式サイトで分割手数料を公開しているのはオトロンだけであり、その点で非常に信頼できる自社ローンと言える。
2. 複数の自社ローンの仮審査を受ける
大手の自社ローンを選んだ上で、複数の自社ローンの仮審査を受けることが、自社ローンを利用する2つめのポイントだ。
複数の自社ローンの仮審査を受ける理由は、「相性の良い自社ローンを選ぶため」である。
自社ローンの利用者が人なら、自社ローンで車を販売しているのも人だ。
2人以上の人が集まれば、性格的な合う/合わないが必ず出てくる。
中古車売買においては、購入側と販売側の相性が良いと、契約が非常にスムーズに進む。
そして、そうした中古車売買こそ不思議と購入側の満足度が高く、クレームが非常に少ない。
自社ローンや販売担当者の合う/合わないを効率よく見極めるためにも、必ず複数の自社ローンの仮審査を受けよう。
そのためには、自社ローン大手の「オトロン」だけでなく「自社ローンの窓口」への申し込みがおすすめだ。
自社ローンの窓口には、大手から地域密着型までさまざまな中古車販売店が加盟している。
最大5社の仮審査結果を同時に受け取れるため、オトロンを含めて最大6社の自社ローンを効率よく比較できる。
したがって、オトロンと自社ローンの窓口の組み合わせで申し込むのは、自社ローンを利用する上で欠かせないポイントだ。
\業界大手の自社ローン/
\最大5社で一括仮審査/
自社ローンの中古車値引きの交渉ポイント

できる限りお得に中古車を購入するために、「値引き交渉」は欠かせない。
自社ローンにおける中古車値引き交渉のポイントは、以下の8つだ。
- 値引き額の目標を決めよう
- いきなりの値引き交渉はNG
- 車の購入意志をしっかり伝える
- 他店の販売価格を比較に出さない
- 高圧的な態度で値引き交渉しない
- まずは車両価格の値引きから入る
- 車両価格以外の実質値引きを行う
- 不要な販売所費用をカットする
各交渉ポイントを詳しく紹介していく。
1. 値引き額の目標を決めよう
中古車値引きでまず大切な交渉ポイントは、「値引き額の目標を決める」ことだ。
中古車値引きの限界値は一般的に「車両価格の10%」と言われている。
たとえば、車両価格が100万円の車なら、最大10万円は値引きしてもらえる可能性があると言える。
ただし、実際の限界値は車種・販売店によって大きく異なるため、値引き額の目標は「車両価格の15%」と少し高めに設定しておくといいだろう。
ちなみに、「車両価格の10%」という限界値はあくまで一般的な話であるため、必ずしも10%値引きしてもらえるとは限らない。
最終的に大切なのは、「納得のいく金額で車を購入できるかどうか」だ。
これを念頭に置いた上で、値引き額の目標を「車両価格の15%」に設定しておこう。
2. いきなりの値引き交渉はNG
中古車値引きの交渉でよくある失敗ケースが、「いきなり値引き交渉に入る」だ。
購入側からすれば、「最大でいくらまで値引きしてくれるか?」という情報を早々に聞き出したいことだろう。
しかし、販売側の立場になって考えると、値引き額だけ聞き出して去って行かれるのが一番怖いことだ。
したがって、いきなり値引き交渉に入っても、その後の交渉が上手くいくケースはないと考えていい。
まずは中古車販売店との信頼関係をしっかりと築くために、希望する車の条件を提示したり、一度見積もりを取ってもらったりしよう。
販売担当者と世間話をするのも、信頼関係を築くのに効果的だ。
3. 車の購入意志をしっかり伝える
中古車値引きの交渉ステージに立てるのは、車の購入意志がある人だけだ。
販売側は、購入側の言動から購入意志を見極めているため、「購入意志がない人」や「購入意志が伝わっていない人」は、交渉ステージに立てない。
したがって、車の購入意志があることを明確に伝えよう。
たとえば、「良い車があれば今日即決します」など、はっきりと購入意志を伝えるだけで交渉ステージに立つことができ、販売担当者から具体的な話を進めてくれるだろう。
実際に当日即決するかどうかは別の話であり、車の購入意志をしっかりと伝えることが最も重要だ。
4. 他店の販売価格を比較に出さない
中古車値引きの交渉の際に、「他店の販売価格と比較する」はやりがちな行動だ。
しかし、「あそこの販売店は〇〇円でしたけど?」と交渉しても、販売担当者に「じゃあその販売店で買えばいい」と思われるだけだろう。
なぜなら、中古車は同じ車種・グレードでも車によって状態が千差万別であり、新車のような画一的な価格ではないからだ。
したがって、中古車値引きの交渉の際に、他店の販売価格を比較に出すことはやめよう。
比較を始めた時点で、「買わないお客」と販売担当者に認定される可能性もあり、その後の値引き交渉が非常にやりづらくなる。
5. 高圧的な態度で値引き交渉しない
もう1つのNGポイントとして、高圧的な態度で値引き交渉をするのは絶対にやめよう。
販売担当者も人であり、「気持ちの良い取り引き」をしたいと常々考えている。
また、中古車販売は売って終わりではなく、購入後の保証・メンテナンスも含めて、最低でも数ヶ月の付き合いになる。
「高圧的な態度を取るお客とはできる限り関わりたくない」と考えてしまうため、必然的に値引き交渉もやりづらくなる。
6. まずは車両価格の値引きから入る
実際に中古車値引きの交渉に入る際は、「車両価格の値引き」からまず入ろう。
中古車販売では値引きされるのが当たり前であるため、販売担当者もある程度の値引き額を提示してくれるだろう。
ただし、最初に提示された値引き額が、いきなり限界値であるケースは非常に少ない。
最初に値引き額を提示された時点が交渉スタートであり、販売担当者と世間話などをおり混ぜながら、値引き額を少しずつ上げていこう。
ここで大切なのはやはり、車の購入意志があることをしっかりと伝えることだ。
「もうこれ以上は値引きできません」という状態まできたら、次のポイントで更に値引き交渉を進めよう。
7. 車両価格以外の実質値引きを行う
車両価格の値引き交渉が終わったら、車両価格以外の部分で実質的な値引きを交渉しよう。
具体的には、以下の3点をしっかりと交渉してほしい。
- オプションによる実質値引き
- 下取り額による実質値引き
- ガソリン満タンによる実質値引き
車両価格の値引きは限界でも、無料でオプションを取り付けてくれるケースは多い。
特に、中古車販売店は仕入れた車から取り外したナビやETCなど、不要なオプション装備品を保管しているケースがある。
そうした不要なオプション装備品の中で、比較的新しく使用可能なものを取り付けてもらうと、実質的な値引きになる。
今乗っている車を下取りしてもらう場合は、下取り額を上げる交渉も重要だ。
場合によっては、自社ローンを利用する中古車販売店ではなく、他の販売店に車を売ることも検討してみよう。
そして最後に見落としてはいけないのが、「ガソリン満タンによる実質値引き」だ。
納車時にガソリン満タンで引き渡してくれる中古車販売店は少なく、ほとんどの販売店は10Lと少量の給油で済ませている。
ガソリン満タンの交渉に成功すれば、それだけで5,000〜10,000円ほどの実質値引きになるため、忘れずに交渉してほしい。
8. 不要な販売諸費用をカットする
中古車値引き交渉の大詰めとして、不要な販売諸費用をカットしよう。
たとえば、中古車販売店の多くは「車庫証明取得代行」という名目で、1〜3万円ほどの代行費用を見積もりに入れている。
しかし、車庫証明の取得は個人でも可能であり、自分でやれば2,000〜2,500円の申請手数料を支払うだけでいい(都道府県によって異なる)。
車庫証明の取り方は以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてほしい。
また、オンライン商談で自社ローンを利用し、購入した中古車販売店が遠方にある場合は陸送費用などの納車費用がかかる。
もしも、往復の交通費よりも陸送費用が高い場合は、遠方でも車を自分で取りに行くことを検討してほしい。
以上が、中古車値引きの交渉ポイントだ。
これらの交渉ポイントを参考に、少しでもお得に自社ローンを利用してほしい。
自社ローンについてよくある質問

ここでは、自社ローンについてよくある質問を紹介する。
自社ローンとマイカーローンの違いは?
自社ローンは中古車販売店が提供する分割払いサービスであり、マイカーローンは銀行や信販会社が提供するローンサービスだ。
\自社ローンとマイカーローンの違い/

※1 審査状況や利用するサービスによっては頭金・保証人を求められることがある
※2 完済後は名義変更を行うことで車の所有権を自分に移すことができる
マイカーローンの方が支払い総額は安いが、審査基準が高く、審査に落ちる可能性がある。
一方、自社ローンは支払い総額こそ高いが、審査基準が甘くブラックでも審査に通り車を買える可能性がある。
自社ローンはやばい・怪しいサービス?
自社ローンはやばい・怪しいサービスではない。
ブラックでも審査に通ることから、やばい・怪しいサービスと思われがちだが、中古車販売店が提供している正当な分割払いサービスだ。
自社ローンの利用に不安がある場合は、「オトロン」など大手自社ローンを利用するのがおすすめだ。
自社ローンは金利がかかるの?
自社ローンには金利の概念がないため、利息が発生しない。
その代わりに、中古車販売店が定めた分割手数料が毎月の支払い額に加算される。
分割手数料の具体的な金額は、自社ローンの仮審査通過後に販売担当者に確認してみよう。
自社ローンは審査なしで利用できるの?
自社ローンは審査に通りやすいサービスだが、必ず審査が行われる。
「審査なし」を売りにしている中古車販売店がある場合は、悪質なサービスを提供している可能性が高いため注意してほしい。
自社ローンはブラックでも審査に通るの?
自社ローンは、任意整理や自己破産などを行ったブラック(信用情報に傷がある人)でも、審査に通る可能性がある。
ただし、自己破産の申し立てをしている最中の人は、裁判所からの免責決定通知書が届いた後でないと利用できないケースが多い。
自社ローンは頭金・保証人が必要なの?
自社ローンは、頭金・保証人原則不要で利用できるサービスが多い。
したがって、「まとまった資金を用意できない人」や「保証人を立てられない人」にもおすすめのサービスだ。
ただし、審査結果によっては頭金・保証人のどちらかまたは両方を求められるケースもある。
自社ローンは納車までどれくらいかかるの?
自社ローンの納車期間は、一般的な中古車販売と同じ2週間〜1ヶ月程度だ。
タイミングが揃えば、2週間以内に納車される可能性もある。
ただし、注文販売(オークション)で遠方から車を取り寄せる場合は、その分の時間が加算されることを覚えておこう。
自社ローンは納車後のメンテナンスもしてくれるの?
自社ローンを提供している中古車販売店の多くは、納車後のメンテナンスにも対応している。
「車検やオイル交換などもお願いしたい」という人は、自宅に近い中古車販売店の自社ローンを利用しよう。
おわりに:自社ローンをお得に利用しよう

本記事で紹介した内容をまとめる。
<自社ローンおすすめ比較ランキング>
<自社ローンを利用するメリット>
- ブラックでも審査に通り車が買える
- 頭金・保証金不要のサービスが多い
- 最短当日には審査結果がわかる
- 申し込みから納車までの期間が短い
- 幅広い車種から好きな車を選べる
<自社ローンを利用するデメリット>
- マイカーローンよりも支払い総額が高くなる
- マイカーローンよりも支払い回数が少ない
- 支払いが完了するまで車の所有権を持てない
- 中古車販売が基本だから新車は買えない
<自社ローンを利用するときのポイント>
- 基本は大手の自社ローンを選ぶ
- 複数の自社ローンの仮審査を受ける
<自社ローンの値引き交渉のポイント>
- 値引き額の目標を決めよう
- いきなりの値引き交渉はNG
- 車の購入意志をしっかり伝える
- 他店の販売価格を比較に出さない
- 高圧的な態度で値引き交渉しない
- まずは車両価格の値引きから入る
- 車両価格以外の実質値引きを行う
- 不要な販売所費用をカットする
自社ローンは、マイカーローンの審査に落ちた人にとっての救済的なサービスだ。
しかし、「やばい・怪しい」といったイメージが先行し、自社ローンを利用するにあたって不安を持っている人も多いだろう。
そんな人は、カー用品大手のオートバックスグループが提供している「オトロン」を第一候補として、仮審査に申し込んでみよう。
オトロンは大手の安心感だけでなく、情報の透明性が高く信頼できる自社ローンだ。
親切・丁寧なサービスに定評があるため、自社ローンを初めて利用する人でも案s人できる。
まずはオトロンの仮審査に申し込んで、念願の車を手にするための第一歩を踏み出そう。