トヨタのカローラシリーズは、2024年の普通車販売台数No.1を記録した人気車種だ。
その中でも、「トヨタ カローラ クロス」は特に人気が高く、トヨタの売れ筋ランキング1位を獲得している。

SUVとしてのタフなデザイン、街乗りの取り回しにも満足できる絶妙なサイズ感、そして手頃な価格で手に入るコスパ。
あらゆるバランスの取れたSUVとして、「トヨタ カローラ クロス」は売れに売れている(カローラシリーズ販売台数のうち55%を占める)。
本記事ではそんな、「トヨタ カローラ クロス」のカーリース月額料金を比較し、最安とおすすめランキングを紹介する。
「トヨタ カローラ クロス」の購入やカーリースの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
「トヨタ カローラ クロス」のカーリース月額料金を比較

さっそく、「トヨタ カローラ クロス」を取り扱っているカーリースの月額料金を、契約期間ごとに比較する。
3年契約 | 5年契約 | 7年契約 | 9年契約 | 11年契約 | |
エンキロ | 40,740円 (最安) | 39,420円 | 38,320円 (最安) | − | − |
リースナブル | 41,800円 | 34,980円 (最安) | − | − | − |
ニコノリ | − | 41,510円 | − | 38,878円 (最安&最後にもらえる) | − |
オリックスカーリース | − | 61,380円 | 51,040円 (最後にもらえる) | 41,800円 (最後にもらえる) | 38,060円 (最安&最後にもらえる) |
KINTO | 55,770円 (任意保険込み) | 51,920円 (任意保険込み) | 50,160円 (任意保険込み) | − | − |
ピタクル | − | 46,860円 | 44,880円 | 47,190円 (最後にもらえる) | − |
カーリースカルモくん | 71,510円 | 57,720円 | 50,440円 (最後にもらえる) | 43,070円 (最後にもらえる) | 38,670円 (最後にもらえる) |
MOTAカーリース | − | − | 51,480円 (最後にもらえる) | 42,130円 (最後にもらえる) | 38,390円 (最後にもらえる) |
カーコンカーリース | 72,270円 | 57,640円 | 54,780円 (最後にもらえる) | 47,080円 (最後にもらえる) | 42,460円 (最後にもらえる) |
コスモMyカーリース | 68,200円 | 54,230円 | 48,840円 | 43,450円 (最後にもらえる) | − |
比較条件 | |||||
車種 | トヨタ カローラ クロス | ||||
グレード | G ハイブリッド 2WD | ||||
カラー | アティチュードブラックマイカ | ||||
オプション | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 記載のない部分は当該契約年数を取り扱っていないまたは公式サイトに情報が掲載されていない
※ 車検やオイル交換がリース契約に含まれていない場合はメンテナンスパックに加入した月額料金を掲載
3年契約が一番安いのはエンキロ
「トヨタ カローラ クロス」の3年契約が一番安いカーリースは、エンキロだった。
エンキロは、低走行距離者向けのユニークなカーリースだ。
日本人の走行距離の平均は「362km」であり(出典:2023年度 乗用車市場動向調査)、エンキロはそこに目をつけ、低走行距離者向けのサービスを提供している。
したがって、月間の走行距離が500kmを下回る人は、エンキロを利用するのが一番お得な選択だと言える。
5年契約が一番安いのはリースナブル
「トヨタ カローラ クロス」の5年契約が一番安いカーリースは、リースナブルだった。
リースナブルは、業界最安級の月額料金でサービスを提供しているカーリーだ。
取り扱い車種が限られているが、人気車種はほとんどラインナップされている。
また、走行距離制限が750km/月(年間9,000km)とちょうどよく、幅広い人にフィットしやすいカーリースだ。
ボーナス払いを併用すれば、「トヨタ カローラ クロス」を月額22,000円で乗ることもできる。
選べる車種やオプション、メンテナンスパックの柔軟性は低いが、月額料金の安さを重視するならリースナブルはおすすめだ。
7年契約が一番安いのはエンキロ
「トヨタ カローラ クロス」の7年契約が一番安いカーリースは、エンキロだった。
3年契約に続き、エンキロは7年契約も月額料金が安い。
7年契約が2番目に安いピタクルと比べても、エンキロの月額料金は6,000円以上も安い。
したがって、エンキロで「トヨタ カローラ クロス」に乗るなら、7年契約が最もお得感が強いと言える。
9年契約が一番安いのはニコノリ
「トヨタ カローラ クロス」の9年契約が一番安いカーリースは、ニコノリだった。
ニコノリは、業界最安級の月額料金でサービスを提供しているカーリースだ。
しかも、4つの信販会社と提携しているため(通常の2〜4倍)、数あるカーリースの中でも審査に通りやすい。
マイカーローンや他社カーリースの審査に落ちた人でも、ニコノリなら審査に通り、「トヨタ カローラ クロス」に乗れる可能性がある。
しかも、ニコノリの9年契約は契約満了時に車をもらうことができる。
安くて審査に通りやすいカーリースを探しているなら、ニコノリを検討してみよう。
11年契約が一番安いのはオリックスカーリース
「トヨタ カローラ クロス」の11年契約が一番安いカーリースは、オリックスカーリースだった。
オリックスカーリースは、リース業界大手のオリックス自動車が提供しているカーリースだ。
大手&老舗の安心感があるため、初めてカーリースを利用する人にもおすすめできる。
また、オリックスカーリースは契約満了時に車をもらえることができる。
11年契約で「トヨタ カローラ クロス」の月額料金を抑えながら、最後に車をもらいたい人はオリックスカーリースがおすすめだ。
「トヨタ カローラ クロス」のカーリースおすすめランキング

ここでは、月額料金の比較をふまえつつ、「トヨタ カローラ クロス」のカーリースおすすめランキングを紹介する。
月額料金 | 特徴 | 契約期間 | 支払い方法 | 取り扱い車種 | 車検・オイル交換 | 走行距離制限 | 契約満了時の対応 | 契約途中の返却・乗換 | 審査方法 | |
KINTO | 35,200円〜 | トヨタ公式のカーリース あらゆる費用がコミコミだからコスパが高い ディーラーで車検・メンテナンスを受けられる 自社審査だから審査に通りやすい | 3年・5年・7年 | 口座振替 クレジットカード払い | トヨタ レクサス スバル | 基本のリース契約に含まれる | 1,500km/月 | 返却する 延長する | できる (オプション追加で対応) | 自社審査 |
エンキロ | 15,860円〜 | ライフイベントによる中途解約が認められてる | 3年・5年・7年 | 口座振替 | 国産全車種 メルセデス・ベンツ BMW MINI 他4メーカー | メンテナンスパックに加入 | 500km/月 | 返却する 買い取る | できない | 提携の信販会社による審査 |
オリックスカーリース | 14,960円〜 | リース業界大手が提供するカーリース 契約期間中の車検・オイル交換が無料 7年・9年・11年契約は最後に車がもらえる 自社審査だから審査に通りやすい | 5年・7年・9年・11年 | 口座振替 クレジットカード払い | 国産全車種 (レクサスを除く) | 基本のリース契約に含まれる | 2,000km/月 (最後にもらう場合は制限なし) | 返却する 延長する もらう(5年契約を除く) | できる (基本のリース契約に含む) | 自社審査 |
ニコノリ | 16,265円〜 | サブスク大賞2024受賞のカーリース 最短2週間で新車が納車される 提携の信販会社が多く審査に通りやすい | 1〜9年/1年単位 | 口座振替 | 国産全車種 (レクサスを除く) | 基本のリース契約に含まれる | 500km/月 または 1,000km/月 (最後にもらう場合は制限なし) | 返却する 延長する 買い取る もらう(9年契約のみ) | できない | 提携の信販会社による審査 |
ピタクル | 19,030円〜 | 指定のライブイベントで中途解約できる | 5年・7年・9年 | 口座振替 | 国産全車種 (レクサスを除く) | メンテナンスパックに加入 | 500〜1,500km/月 (500km単位で選べる) | 返却する 延長する 買い取る もらう(9年契約のみ) | できる (基本のリース契約に含む) | 提携の信販会社による審査 |
カーリースを利用して「トヨタ カローラ クロス」に乗りたい人は、おすすめランキング第1位のKINTOから優先的に検討してみよう。
1位|KINTO

おすすめポイント
- トヨタ公式のカーリース
- あらゆる費用がコミコミだからコスパが高い
- ディーラーで車検・メンテナンスを受けられる
- 自社審査だから審査に通りやすい
取扱い車種:トヨタ、レクサス、スバル
契約期間 :3年・5年・7年
支払い方法:口座振替、クレジットカード払い
月額料金 :35,200円〜(※)
公式サイト:https://kinto-jp.com/
※「トヨタ ヤリス」を7年契約した場合、オプションなし、走行距離制限 1,500km/月
トヨタ公式のKINTOは、今回の比較において他社カーリースと比べて月額料金が高めだ。
それにもかかわらず、第1位にランクインしている理由は、「あらゆる維持費用がコミコミ」だからである。
KINTOの月額料金に含まれるもの
車両本体価格、登録諸費用、車庫証明取得費用、自動車税(軽自動車税)環境性能割、契約期間中の自動車税(軽自動車税)種別割・自動車重量税・自賠責保険料・任意保険(自動車保険)料・車検費用・メンテナンス費用
※ 一部の車種においてはソフトアップグレード、T-Connect基本サービスも含まれる
このようにKINTOは、ガソリン代・駐車場代以外のあらゆる維持費用が、月額料金に含まれている。
保険等級が高い人を除いては、任意保険は年間10万円以上もかかる維持費用だ。
これにタイヤ交換やバッテリー交換、細かいメンテナンスまで加えると、維持費用はかなりの金額になる。
KINTOはそれらすべての維持費用が月額料金に含まれているため、「ガソリン代・駐車場代だけ負担すればいい」という安心感が非常に大きい。
また、支払い総額で比較してみると、実はKINTOが一番安かったりする。
以上の理由により、カーリースで「トヨタ カローラ クロス」に乗るなら、KINTOが一番おすすめだ。
2位|エンキロ

おすすめポイント
- グッドデザイン賞2024受賞のカーリース
- 月間走行距離500km以下なら業界最安級
- 一部輸入車の取り扱いもある
取扱い車種:国産全車種、輸入車7メーカー
契約期間 :1〜9年/1年単位で選べる
支払い方法:口座振替
月額料金 :15,860円〜(※)
公式サイト:https://yenkilo.jp/
※「ダイハツ ミライース」を9年契約した場合、メンテナンパック・オプションなし、走行距離制限:500km/月
エンキロは、DRD4株式会社が提供しているカーリースだ。
2023年にサービス提供を開始したカーリースであるため、知名度はまだ低い。
しかし、DRD4株式会社は電通・日産・トヨタ出身者によって創業された会社であり、新進気鋭のベンチャーとして注目されている。
エンキロの特徴は、「低走行距離者向けに設計されたサービス」だ。
たとえば、毎月200kmしか走行しない人なら、月額わずか38,750円で「トヨタ カローラ クロス」に乗れる(3年契約の場合)。
3年契約のカーリースで、「トヨタ カローラ クロス」に月額4万円未満で乗れるのはエンキロだけだ。
この圧倒的な安さがエンキロの最大のメリットであり、第2位にランクインした理由でもある。
3位|オリックスカーリース

おすすめポイント
- リース業界大手が提供するカーリース
- 契約期間中の車検・オイル交換が無料
- 7年・9年・11年契約は最後に車がもらえる
- 自社審査だから審査に通りやすい
取扱い車種:国産全車種(レクサスを除く)
契約期間 :5年・7年・9年・11年
支払い方法:口座振替、クレジットカード払い
月額料金参考:14,960円〜(※)
公式サイト :https://www.carlease-online.jp/
※「ダイハツ ミライース」を11年契約した場合、メンテナンパック・オプションなし、走行距離制限:2,000km/月(最後にもらう場合は制限なし)
オリックスカーリースは、リース業界最大手のオリックス自動車が提供しているカーリースだ。
オリックスカーリースの特徴は、すべてのプランにおいて、契約期間中の返却または乗り換えが可能なことである。
契約期間ごとの返却・乗り換え可能期間
- 5年契約プラン|2年経過時点から返却・乗り換え可能
- 7年契約プラン|5年経過時点から返却・乗り換え可能
- 9年契約プラン|7年経過時点から返却・乗り換え可能
- 11年契約プラン|9年経過時点から返却・乗り換え可能
また、7年・9年・11年契約でオリックスカーリースを利用すると、契約満了時に車をもらうこともできる。
しかも、契約満了時の車検基本料と名義変更費用も無料になるため、最後に車をもらえるカーリースの中ではかなりお得だ。
「契約期間中に返却または乗り換えしたくなるかもしれないし、最後に車をもらいたくなるかもしれない」
こんなわがままを叶えてくれるのが、オリックスカーリースの大きなメリットだ。
4位|ニコノリ

おすすめポイント
- サブスク大賞2024受賞のカーリース
- 最短2週間で新車が納車される
- 提携の信販会社が多く審査に通りやすい
取扱い車種:国産全車種(レクサスを除く)
契約期間 :1〜9年/1年単位で選べる
支払い方法:口座振替
月額料金 :16,265円〜(※)
公式サイト:https://www.niconori.jp/
※「ダイハツ ミライース」を9年契約した場合、メンテナンパック・オプションなし、走行距離制限:500km/月(最後にもらう場合は制限なし)
ニコノリは、全国1,400店舗以上あるニコニコレンタカーを運営している、株式会社MICが提供しているカーリースだ。
ニコノリは月額料金が業界最安級であり、しかも審査に通りやすいカーリースとして人気がある。
なぜ審査に通りやすいのか?それは、4つの信販会社と提携しているからだ。
ニコノリが提携している信販会社
- アプラスオートリース
- ジャックスリース
- オリックス自動車
- オリコオートリース
審査に通るチャンスが、一般的なカーリースの2〜4倍もある。
したがって、ローンの返済やクレジットカードの支払いを延滞した経験のある人でも、ニコノリなら審査に通る可能性がある。
それでいて月額料金が業界最安級であるため、カーリースで「トヨタ カローラ クロス」に乗りたいならニコノリも候補に入れておきたい。
5位|ピタクル

おすすめポイント
- 条件を満たすと解約金ゼロで中途解約できる
- すべの契約プランにロードサービスが含まれている
取扱い車種:国産全車種(レクサスを除く)
契約期間 :5年・7年・9年
支払い方法:口座振替
公式サイト:https://pitacle.com/
※「ダイハツ ミライース」を9年契約した場合、メンテナンパック・オプションなし、走行距離制限:500km/月(最後にもらう場合は制限なし)
ピタクルは、三菱オートリースが提供しているカーリースだ。
2021年にサービス提供を開始した比較的新しいカーリースであるため、知名度はまだ低い。
しかも、今回の「トヨタ カローラ クロス」の比較では、ピタクルの月額料金は少し高い。
それにもかかわらず第5位にランクインしている理由は、「指定のライフイベントによる中途解約は解約金免除」という、絶大なメリットを持っているからだ。
ピタクルの解約金が免除される条件
- 結婚
- 都道府県をまたぐ住所変更
- 海外転勤
- 運転免許証の取り消し
- 運転免許証の返納
- 運転に支障がある病気や傷害の診断
- 要介護認定
- 障害者手帳が交付される障害の発生
- 契約者本人の死亡
※ 中途解約金が免除になるのは契約開始日から1年経過後から
ピタクルで「トヨタ カローラ クロス」に乗り出して1年を経過すると、結婚や引っ越し、海外出向などを理由にした中途解約が認められている。
しかも解約金が免除されるため、数あるカーリースの中でも、ピタクルは最も身軽なサービスだと言える。
将来的に何らかのライフイベントが起こる可能性があり、カーリースを中途解約するかもしれない人は、ピタクルが間違いなくおすすめだ。
カーリースで「トヨタ カローラ クロス」に乗るなら実はKINTOが安い?

「トヨタ カローラ クロス」のカーリース月額料金を比較の章では、「トヨタ カローラ クロス」を取り扱っているカーリースごとの月額料金を紹介した。
その中で、トヨタ公式のKINTOの月額料金は、他社カーリースよりも高いことがわかる。
たとえば、エンキロ(7年契約)の月額は38,320円であるのに対して、KINTO(7年契約)の月額は50,160円だ。
エンキロよりも月額が約12,000円も高いKINTOが、「実は安い」とはどういうことか?ここで紹介する。
KINTOは車検も任意保険も全部コミコミ
KINTOの特徴は、車の購入や維持にかかるあらゆる費用が、月額料金に含まれていることだ。
KINTOの月額料金に含まれるもの
車両本体価格、登録諸費用、車庫証明取得費用、自動車税(軽自動車税)環境性能割、契約期間中の自動車税(軽自動車税)種別割・自動車重量税・自賠責保険料・任意保険(自動車保険)料・車検費用・メンテナンス費用
※ 一部の車種においてはソフトアップグレード、T-Connect基本サービスも含まれる
KINTOを利用して「トヨタ カローラ クロス」に乗る場合、月額料金の他に負担すべき費用は、ガソリン代・駐車場代だけである。
一方で、エンキロのメンテナンスパックに含まれているのは、税金と自賠責保険料、車検費用とオイル交換など基本的なメンテナンス費用のみだ。
\エンキロとKINTOのメンテナンス内容比較/
エンキロ | KINTO | |
各種税金 | ◯ | ◯ |
自賠責保険 | ◯ | ◯ |
車検 | ◯ | ◯ |
法定12ヶ月点検 | ◯ | ◯ |
オイル交換 | ◯ | ◯ |
オイルエレメント交換 | ◯ | ◯ |
タイヤ交換 | − | ◯ |
バッテリー交換 | − | ◯ |
ブレーキパッド交換 | − | ◯ |
ワイパーゴム交換 | − | ◯ |
エアコンフィルター交換 | − | ◯ |
その他の部品交換 | − | ◯ |
任意保険 | − | ◯ |
※ エンキロ以外のカーリースのメンテナンスもエンキロとほぼ同じ内容である
このように、KINTOは車の維持に必要なあらゆる費用を、基本のリース契約でカバーしてくれている。
KINTOとエンキロの支払い総額を比較
KINTOとエンキの支払い総額を実際に比較してみたところ、以下のような結果が得られた。
\KINTOとエンキロの支払い総額比較/
KINTO | エンキロ | |
任意保険料 | 月額料金に含む | 720,240円 |
タイヤ交換 | 76,600円 | |
バッテリー交換 | 36,900円 | |
その他メンテナンス費用 | 150,000円 | |
7年間の支払い総額 | 4,213,440円 | 4,202,620円 |
月額料金 | 50,160円 | 38,320円 |
比較条件 | ||
車種 | トヨタ カローラ クロス | |
グレード | G ハイブリッド 2WD | |
ボディカラー | アティチュードブラックマイカ | |
オプション | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 任意保険料は補償内容をKINTOと合わせ6等級スタートで毎年1等級ずつ上がることを想定した金額
比較の結果、KINTOとエンキロの支払い総額は1万円ほどしか変わらないことがわかった。
ただし、長い間無事故で保険等級が高い人は、任意保険料が下がるため、エンキロの方が支払い総額が10〜15万円ほど安くなる
この結果を受けて、「やっぱりKINTOはトヨタ公式だから高い」と思う人も多いだろう。
しかし、ここで忘れてはいけないのが、KINTOとエンキロの「契約方式の違い」だ。
KINTOはクローズドエンドだから残価精算なし
カーリースの契約方式には、クローズドエンド方式とオープンエンド方式の2種類がある。
\クローズドエンドとオープンエンドの違い/

KINTOはクローズドエンド方式のカーリースであるため、契約満了時の残価精算が行われない。

一方、エンキロはオープンエンド方式のカーリースであるため、契約満了時に残価精算が行われる。
参考までに、エンキロ(7年契約)を利用して「トヨタ カローラ クロス」に乗る場合、残価は910,800円に設定されている。
つまり、「トヨタ カローラ クロス」の7年後の中古車査定額が91万円を下回ると、差額を請求されることになるのだ。
\残価精算の3つのパターン/

では、「トヨタ カローラ クロス」の7年後の中古車査定額はいくらなのか?
一般的に、新車登録から7年後の中古車査定額の平均は、車両本体価格の20〜30%とされている。
「トヨタ カローラ クロス(G ハイブリッド 2WD)」の車両本体価格は276万円であるため、7年後の中古車査定額の平均は552,000〜828,000円となる。
したがって、「トヨタ カローラ クロス」の7年後の中古車査定額は、かなり高い確率で残価の91万円を下回ることになる。
一方で、KINTOは契約満了時の残価精算が行われないため、結果としてKINTOの支払い総額の方が安いケースが多い。
しかも、契約期間中に残価精算のことを気にせず車に乗れるため、KINTOは精神的にかなり身軽なカーリースだと言える。
カーリースで「トヨタ カローラ クロス」に乗るメリット

「トヨタ カローラ クロス」を買うか、カーリースで利用するか、迷っている人も多いだろう。
カーリースで「トヨタ カローラ クロス」に乗る場合、以下のメリットが得られる。
- 初期費用ゼロで新車に乗れる
- 税金や保険が月額にコミコミ
- 車検やオイル交換もコミコミ
- 契約満了時は買い取りできる
- 最後に車をもらることもできる
- 金利7.8%のローンよりも安い
- ローンよりも審査に通りやすい
各メリットについて詳しく紹介する。
1. 初期費用ゼロで新車に乗れる
マイカーローンを組んで「トヨタ カローラ クロス」を購入する場合、車両本体価格に対して2〜3割の頭金を必要とするケースが多い。
また、現金一括払いで「トヨタ カローラ クロス」を購入すれば、最低でも290万円の資金が必要となる。
一方、カーリースなら頭金不要で「トヨタ カローラ クロス」に乗れる上に、初期費用も発生しない。
カーリースなら、現金を手元に残しながら「トヨタ カローラ クロス」の新車に乗れるため、将来の大きなライフイベントに備えられる。
2. 税金や保険が月額にコミコミ
車の維持には、自動車税(軽自動車税)や自動車重量税、自賠責保険などの法定費用が発生する。
「必ず発生する支出」と理解してはいるが、そのためのお金を日頃から貯めておくのは難しい。
また、税金と保険料を定期的に支払わなければいけないため、「車は何かとお金がかかる」とストレスを感じる人もいるだろう。
一方で、カーリースなら税金も保険もリース契約に含められるため、車にかかる支出をフラットにできるメリットがある。
\マイカーローンとカーリースの支出イメージ/


トヨタ公式のKINTOにいたっては、任意保険までリース契約に含まれている。
カーリースを利用して「トヨタ カローラ クロス」に乗る場合も、現金一括払いやマイカーローンで購入する場合も、税金や保険にかかる金額は変わらない。
しかし、カーリースなら税金や保険をリース契約に含めて月々定額で支払っていけるため、車の維持費用の負担を感じにくいというメリットがある。
3. 車検やオイル交換もコミコミ
車の維持費用でもう一つ忘れてはいけないのが、車検やオイル交換などのメンテナンス費用だ。
車検は新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに実施義務がある。
また、オイル交換やロング・ライフ・クーラントの補充など、車の性能を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせない。
「トヨタ カローラ クロス」を現金一括払いまたはマイカーローンを組んで購入する場合、これらのメンテナンス費用は自己負担となる。
一方で、カーリースならこれらのメンテナンス費用をリース契約に含めて月々定額で支払っていけるため、やはり車の維持負担を感じにくいメリットがある。
4. 契約満了時は買い取りできる
車にしばらく乗っていると愛着がわき、「この車に乗り続けたい」と考える人も多いだろう。
カーリースによっては、契約満了時に「乗っていた車を買い取る」という選択肢を用意している。
車に対して愛着がわきやすい人は、契約満了時に「買い取り」も選択できるカーリースを選ぶのがおすすめだ。
5. 最後に車をもらることもできる
車にしばらく乗っていると愛着がわきやすい人は、最後に車がもらえるカーリースも検討してみよう。
カーリースによっては、契約満了時に名義変更を行い、乗っていた車をそのままもらえるサービスがある。
「最後にカローラクロスがほしい」という人は、以下のカーリースから選ぼう。
\契約満了で車がもらえるカーリース/
もらえる契約年数 | |
SOMPOで乗ーる![]() | 9年 |
9年 | |
ピタクル![]() | 9年 |
コスモMyカーリース | 9年 |
7〜11年/1年単位 | |
オリックスカーリース | 7年・9年・11年 |
7年・9年・11年 | |
カーコンカーリース | 7年・9年・11年 |
6. 金利7.8%のローンよりも安い
金利7.8%のマイカーローンを組んで「トヨタ カローラ クロス」を購入するなら、KINTOを利用する方が支払い総額が安い。
ちなみに、「7.8%」という数字はトヨタ公式サイトの見積もりシミュレーションで提示される金利だ。
では、KINTO(7年契約)を利用して「トヨタ カローラ クロス」に乗る場合と、金利7.8%のマイカーローンで購入する場合の支払い総額を比較してみよう。
KINTO (7年契約) | マイカーローン (均等84回払い・金利7.8%) | |
車両代金 | 月額料金に含む | 2,793,000円 |
税金・諸費用 | 418,810円 | |
任意保険料 | 720,240円 | |
車検・メンテ費用 | 36,900円 | |
分割手数料 | 840,336円 | |
5年後の下取り価格 | − | 558,600円 |
支払い総額 | 4,213,440円 | 4,250,686円 |
月々の支払い額 | 50,160円 | 初回:47,763円 2回目以降:43,200円 |
比較条件 | ||
車種 | トヨタ カローラ クロス | |
グレード | G ハイブリッド 2WD | |
ボディカラー | プラチナホワイトパールマイカ | |
オプション | なし |
※ 公式サイト上で確認できる月額料金であり、実際の月額料金は契約プランによって異なる場合がある
※ 税金・諸費用は新車登録時と7年間の税金・自賠責保険料と、販売時諸費用の合計金額
※ 任意保険料は補償内容をKINTOと合わせ6等級スタートで毎年1等級ずつ上がることを想定
※ 車検・メンテ費用は車検2回、オイル・オイルエレメント交換7回、タイヤ交換・バッテリー交換1回ずつ、その他諸々メンテの合計金額
※ 7年後の下取り価格は残価率20%として計算
比較の結果、KINTOの支払い総額の方が安いことがわかった。
このように、適用される金利によってはマイカーローンよりもカーリースの方が安いケースは多い。
7. ローンよりも審査に通りやすい
カーリースは、マイカーローンと比べて審査が甘い。
なぜなら、カーリースはお金ではなく車を借りるサービスであり、マイカーローンと審査基準が異なるためだ。
したがって、マイカーローンの審査に落ちても、カーリースなら審査に通り「トヨタ カローラ クロス」に乗れる可能性がある。
以下の記事では、カーリースの中でも審査に通りやすいサービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
おわりに:「トヨタ カローラ クロス」に乗るならカーリースの選択肢もあり

本記事で紹介した内容をまとめる。
<「トヨタ カローラ クロス」が安いカーリース>
- 3年契約が一番安いのは
エンキロ
- 5年契約が一番安いのは
リースナブル
- 7年契約が一番安いのはエンキロ
- 9年契約が一番安いのは
ニコノリ
- 11年契約が一番安いのはオリックスカーリース
<「トヨタ カローラ クロス」のカーリースランキング>
- 1位|
KINTO
- 2位|エンキロ
- 3位|オリックスカーリース
- 4位|
ニコノリ
- 5位|ピタクル
<「トヨタ カローラ クロス」にカーリースで乗るメリット>
- 初期費用ゼロで新車に乗れる
- 税金や保険が月額にコミコミ
- 車検やオイル交換もコミコミ
- 契約満了時は買い取りできる
- 最後に車をもらることもできる
- 金利7.8%のローンよりも安い
- ローンよりも審査に通りやすい
「トヨタ カローラ クロス」は爆発的な人気から、トヨタで今最も売れている車だ。
SUVらしさを全身にまといながら、街乗りメインでも通用する性能も備えている。
そんな「トヨタ カローラ クロス」に乗りたい人は、「買う」だけでなく「カーリースで利用する」も検討してみよう。
利用するサービスや金利によっては、マイカーローンを組んで買うよりも、カーリースで利用する方が安いケースも多い。
数あるカーリースの中でも、「トヨタ カローラ クロス」に乗るならKINTOがおすすめだ。
あらゆる費用が月額料金に含まれているKINTOで、「トヨタ カローラ クロス」をストレスフリーに楽しんでもらいたい。