オトロンの自社ローンは、マイカーローンの審査に落ちた人でも車を買えるようになる、魅力的な選択肢の一つだ。
一方で、「オトロンの取り立ては怖い」「暴力団まがいの会社に取り立てられる」など、まことしやかな話を見聞きすることがある。
そこで本記事では、オトロンの支払いを滞納するとどうなるのか？取り立ては行われるのか？について紹介する。
「オトロンで車を買いたいが噂が気になって利用できない」という人は、ぜひ参考にしてほしい。
＼安心の大手自社ローン／
オトロンが取り立てで自宅にくることはない
「取り立て」と聞くと、借金取りのような怖い人が自宅に押しかけてくるイメージが強いだろう。
しかし、オトロンでそのような取り立てが行われることは一切ない。
オトロンは、カー用品大手のオートバックスグループ（オトロンカーズ株式会社）が提供している優良自社ローンだ。
自宅訪問による取り立てが行われることも、怖い人が取り立てにくることもないため、安心して利用できる。
オトロンの取り立て（債権回収）の流れ
オトロンでは、自宅訪問による取り立てや、怖い人が取り立てにくるようなことはない。
しかし、支払いを滞らせれば、当然ながら何らかの形で取り立てが行われる。
ここでは、オトロンの取り立て（債権回収）の流れを紹介するので、オトロン利用前に参考にしてほしい。
1. 支払い滞納の翌日〜数日後
オトロンの支払い日になっても支払いが確認されない場合は、翌日または数日以内にオトロンの債権回収担当者から連絡が入る。
一般的な連絡方法は電話だが、電話がつながらない場合は登録されたメールアドレス宛にEメールが届くだろう。
具体的な連絡内容は、支払い予定日の確認と調整だ。
オトロンでは、支払いを滞納したからといって、その翌日〜数日後に車が引き上げられるようなことはない。
ただし、「数日程度なら支払いが遅れても大丈夫」という考え方は危険だ。
たとえば数日間でも、支払い滞納が何度も続けばオトロンからの信用が落ち、債権回収会社に債権を譲渡される可能性がある。
＼自社ローンの債権譲渡イメージ／
債権が譲渡されると、車を引き上げられる上に債権回収会社から取り立てが行われる。
2. 支払い滞納の1ヶ月後
オトロンの支払い日から、1ヶ月ほど経過しても支払いが確認されない場合は、より厳しい処置に移行する可能性が高い。
一般的には、督促の連絡・車の引き上げ（回収）・残額の一括請求・債権譲渡・弁護士の介入などが挙げられる。
支払い滞納が1ヶ月にも及ぶと、「支払いの意思なし」とみなされ、これらの厳しい措置が実施されてしまう。
また、車を失うだけでなく損害賠償を請求される可能性もあるため、オトロンの支払い滞納には十分に注意してほしい。
もしも長期にわたってオトロンの支払いを滞納してしまった場合は、販売店にすぐ連絡し、事情を説明した上で支払いの意思があることを伝えよう。
ただし、支払い滞納が長期にわたっていると、事情説明や支払いの意思を伝えたとしても、厳しい措置を取られる可能性がある。
3. 督促に対して応答がない場合
オトロンの支払い滞納が長期にわたり、督促に対しても連絡がない場合は、弁護士の介入や裁判に発展する可能性が高い。
裁判所から連絡がくる場合、「特別送達」と呼ばれる方法で書類が届く。
特別送達を無視すると、財産を差し押さえられることもある。
以上が、オトロンの支払いを滞納すると行われる、取り立て（債権回収）の事実だ。
オトロンは優良自社ローンなので、暴力団（ヤミ金）まがいの取り立ては行っておらず、債権を反社会的勢力に譲渡するようなことは一切ない。
もちろん、怖い取り立てを行わないからといって、支払いを滞らせてはいけない。
オトロンへの支払いは、利用者とオトロンの契約によって決められた利用者の義務だ。
オトロンへの支払いを滞らせた場合は、督促の連絡・車の引き上げ（回収）・残額の一括請求・債権譲渡・弁護士の介入などの可能性があるが、これは利用者の責任であり、オトロンが悪質なサービスを提供しているわけではない。
オトロンの取り立てを回避するポイント
オトロンでは怖い取り立ては行っていない。
しかし、取り立てが行われると精神的ストレスが大きいため、回避したいところだろう。
ここでは、オトロンの取り立てを回避するポイントを紹介する。
1. 基本的には支払いを滞納しないこと
オトロンの取り立てを回避するためには、基本的に支払いを延滞しないことが一番のポイントだ。
オトロンの支払いを1日でも滞納すれば、債権回収担当者から連絡が くる可能性がある。
そもそも、期日に遅れず支払うのは利用者の義務であるため、「支払いを滞納しない」を常に意識したい。
支払いを滞納しないためにも、オトロン支払いの振替口座を給与振り込みと同じ口座に設定したり、銀行の定額自動送金を利用したり、対策を立てよう。
2. 支払いを滞納するときは必ず連絡する
オトロンの支払いをやむを得ず滞納する場合は、必ずオトロンに連絡しよう。
連絡するタイミングは「支払いが滞納しそうだと判断したとき」であり、期日前のできる限り早い段階で連絡してほしい。
これにより、オトロンに対して支払い意思を示すことができ、支払い期日について柔軟に対応してくれる可能性がある。
また、オトロンに連絡をするときは「なぜ支払いが遅れるのか？」の、明確な理由も添えるといいだろう。
3. 支払いを何度も滞納しない
期日前にオトロンに連絡を入れたとしても、支払いを何度も延滞すると、「支払いの意思が低い」と判断される可能性がある。
支払い延滞が何度も続くと、債権譲渡や残額の一括請求といった事態にもなりかねない。
もしも、オトロンの支払いを一度滞納してしまったら、「二度と滞納しない」という強い意思を持って支払いを続けよう。
オトロンの取り立ては信用情報に影響がある？
オトロンで取り立て（債権回収）が行われた場合、信用情報に影響があるかどうか、気になる人も多いだろう。
オトロンの取り立てが行われても、信用情報にその情報が記録されることはない。
なぜなら、オトロンの自社ローンは分割払いサービスであり、マイカーローンのような借り入れサービスではないからだ。
オトロンは利用者の信用情報に関係なく、「現在の支払い能力」を審査するサービスだ。
オトロンに申し込んだ情報もオトロンの支払い履歴も、信用情報として記録されない。
したがって、オトロンの支払いを滞納し、取り立てが行われた場合であっても、信用情報に傷がつくことはないので安心してほしい。
もっとも、信用情報に傷はつかなくても債権譲渡や車の引き上げ（回収）に発展する可能性があるため、やはりオトロンの支払い滞納には注意しよう。
オトロンの申し込み方法
ここまでの内容を通じて、「オトロンの取り立ては怖くない」と理解してもらえたなら幸いだ。
ここではオトロンの申し込み方法を紹介するため、オトロンが気になっている人はさっそく仮審査に申し込んでほしい。
1. 公式サイトから仮審査に申し込む
まずは、オトロンの公式サイトにアクセスし、「仮審査のお申込みはこちら」を押そう。
2. 仮審査に必要な情報を入力する
次に、仮審査の申込みページに移動したら、審査に必要な情報を入力しよう。
＜仮審査申し込みで入力する情報＞
氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、年収、最寄りの店舗、住所、オトロンを知ったきっかけ
※ 最寄りの店舗がなくてもオトロンの提携店舗は600店舗ほどあるため安心しよう
これらの情報を正しく入力したら、同意事項にチェックを入れて「仮審査に申し込む」を押そう。
以上で、オトロンの自社ローンの仮審査申し込みは完了だ。
3. 仮審査の結果を受け取り店舗に足を運ぶ
オトロンの自社ローンの仮審査の結果は、最短当日中に届く。
仮審査に無事通過した人は、最寄りのオトロン店舗（またはオトロン提携店舗）に足を運び、担当者と乗りたい車の商談を行おう。
来店当日に本審査を行うが、基本的には即日審査であるため、審査結果をすぐに受け取れる。
このとき、オトロンの自社ローンの利用にあたって、不安なことや疑問などがあれば、担当者に遠慮なく質問しよう。
4. 本契約を結び必要書類を提出する
オトロンの担当者との商談が固まったら、契約を進めよう。
収入証明書（給与明細など）の提出を求められることもあるため、事前に用意しておくといいだろう。
また、車を買うにあたって以下の書類が必要になるケースが多い。
- 運転免許証のコピー
- 住民票の写し（※）
- 印鑑登録証明書
- 車庫証明
- 記入・捺印した契約書類
※ 住民票原本に記載されている事項を写した書面であり、原本のコピーではない
オトロンの担当者の案内に従って、必要な書類を用意しよう。
5. 納車
オトロンの自社ローンの契約が完了すれば、あとは納車を待つだけだ。
遠方から車を購入した場合は、オトロンが自宅まで車を陸送してくれる（別途陸送費用がかかる）。
＼安心の大手自社ローン／
オトロンの取り立てについてよくある質問
ここでは、オトロンの取り立てについてよくある質問を紹介する。
オトロンの取り立ては自宅にくる？
オトロンは、支払いを滞納しても自宅に取り立てにくることはない。
オトロンでは、支払いを滞納した利用者に対して連絡し、支払い予定日の確認や調整を行っている。
利用者がそれでも支払いを滞納する場合は、債権譲渡や車の引き上げ（回収）が行われる可能性がある。
悪質な支払い滞納については、弁護士が介入することもあるが、自宅に取り立てにくることはない。
オトロンは金融業者（消費者金融）？
オトロンは全国的にサービスを展開している中古車販売店であり、金融業者（消費者金融）ではない。
提供しているサービスはローンによる車両代金の借り入れではなく、「車両代金の分割払いサービス」だ。
したがって、金融業者（消費者金融）よりも審査に通りやすく、マイカーローンの審査に落ちた人でも、オトロンなら車を買える可能性がある。
オトロンに車のエンジンを遠隔制御される？
オトロンの「MCCSプラン」に加入している人が支払いを滞納すると、エンジンを遠隔制御される可能性がある。
ただし、オトロンにはGPS端末（MCCS）を取り付けない「自社ローンプラン」も提供しているため、希望に合わせて利用できる。
ちなみに、オトロンの「MCCSプラン」は連帯保証人不要で利用できるなどのメリットがある。
詳しくは以下の記事で紹介しているため、参考にしてほしい。
おわりに
本記事の内容をまとめる。
- オトロンは自宅に取り立てにくることはない
- 支払いを滞納するとまずは担当者から連絡がくる
- 支払い予定日を確認・調整したら期日通りにしっかり支払おう
- 滞納が続くと債権譲渡や車の引き上げ（回収）の可能性がある
- 滞納が長期にわたると弁護士介入・裁判所からの督促もある
- オトロンの支払いは基本的に滞納しないことが大切
- 支払いが遅れそうなときは事前にオトロンに連絡しよう
「オトロンの取り立ては怖い」という声は、事実無根デラうため、安心してオトロンを利用してほしい。
もちろん、オトロンの支払いを滞納すれば取り立て（債権回収）は行われるが、決して怖いものではない。
まず大切なのは、オトロンの支払いを滞納しないよう注意することだ。
支払い日に遅れるようなことがあれば、オトロンに事前に連絡を入れ、支払い予定日を調整してもらおう。
「オトロンの取り立ては怖くない」と判断できたら、さっそく仮審査に申し込んでみてほしい。
＼安心の大手自社ローン／