「クルマテラスは自社ローン」と誤解している人が多い。
実は、クルマテラスは自社ローンではなく、信用回復ローンだ。
本記事では、クルマテラスと自社ローンの違いを紹介し、どちらの方が安いのかを比較している。
クルマテラスや自社ローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
\クルマテラスの評判が知りたいなら/
クルマテラスは自社ローンじゃない

ここでは、自社ローンと信用回復ローンとは何かを、それぞれ紹介する。
自社ローンとは?
自社ローンとは、自動車販売店が独自に提供しているサービスのことだ。
\自社ローンの仕組み/

「ローン」という呼称はつくが、実際はローンサービスではなく、「車両価格の分割払いサービス」だ。
そのため、「自社ローンは金利がかからない」のうたい文句を見聞きした人も多いだろう。
事実、自社ローンでは金利がないため、利息が発生しない。
ただし、販売店が独自に設定している手数料がかかるため、「自社ローン=安い」は誤った認識なので注意してほしい。
信用回復ローンとは?
信用回復ローンとは、ブラック(信用情報に傷がある人)や収入が少ない・不安定な人向けに提供されているローンサービスのことだ。
\信用回復ローンの仕組み/

正式なローンサービスなので、金利に応じた利息が発生する。
また、返済実績が信用情報(ローン・クレジットの取引履歴)として記録されるのも、信用回復ローンの特徴だ。
クルマテラスと自社ローンの違い

ここでは、信用回復ローンであるクルマテラスと、自社ローンの違いを詳しく紹介する。
違い1. 料金体系
クルマテラスの料金体系は、車の購入金額に対して金利をかけ、利息を加えた金額を毎月支払っていく。
そのため、金利がいくらに設定されるかにより、費用総額が異なる。
ちなみに、クルマテラスの金利は3.9〜15.0%の範囲で設定される。
これに対して、自社ローンの料金体系は、車の購入金額に手数料を加え、これを契約期間に応じて分割払いしていく。
手数料の利率は販売店ごとに異なり、公式サイトなどでは公表されていないケースがほとんどだ。
違い2. 契約期間
クルマテラスの契約期間は、1〜10年(12〜120回払い)まで自由に選べる。
契約期間が長いほど月々の支払い額を抑えられるため、自分の経済状況に合わせて契約期間を選べるのが大きなメリットだ。
ただし、契約期間が長いと利息も増えるので、月々の支払い額と費用総額のバランスを考慮しよう。
自社ローンの契約期間は、2〜3年(24〜36回払い)で設定されるのが一般的だ。
正式なローンサービスではなく、利益の未回収リスクを防ぐために、契約期間が短めに設定されている。
違い3. 返済実績
クルマテラスを利用すると、毎月の支払いによって返済実績が信用情報として記録される。
信用情報とは、ローンやクレジットカードの利用・返済・支払いなどの取引履歴情報のことだ。
クルマテラスの返済実績が記録されれば、良質な信用情報が積み上がり、金融機関からの信用度が高くなる。
支払いを終えた頃には良質な信用情報が十分積み上がり、他のローン審査に通りやすくなるため、信用回復ローンと呼ばれている。
自社ローンは正式なローンサービスではないため、返済実績は信用情報に記録されない。
いくら支払っても信用情報が回復することはないので、その点に注意が必要だ。
違い4. 取り扱い車種
クルマテラスは、店舗で保管している在庫車を含めて、注文販売(オークション)にも対応している。
また、新車購入も可能なので、取り扱い車種の幅が広い。
自社ローンは、販売店が取り扱っている車種に限定されるケースが多い。
「好きな車種を選びたい」と考えているなら、クルマテラスの利用がおすすめだ。
違い5. 保証人・頭金の必要性
クルマテラスは、保証人・頭金を原則不要としている。
Q. 保証人は必要ですか?
A. 原則不要となります。審査の状況により必要となる場合もございます。(クルマテラスより)
Q. 頭金は必要ですか?
A. 原則不要になります。(クルマテラスより)
したがって、保証人を立てられない人や、まとまった資金がなく頭金を用意できない人でも利用できる可能性が高い。
自社ローンは、保証人・頭金を必要とするケースが多い。
保証人・頭金の販売店もあるが、基本的には保証人・頭金のどちらかが必要になると考えておこう。
違い6. 対応地域
クルマテラスは、全国にローンサービスを提供している。
岡山、福岡、千葉に4つの店舗を構えているが、クルマテラスを利用するにあたって、店舗に足を運ぶ必要はない。
公式サイトから氏名や電話番号などを入力するだけで、仮審査に申し込める。
もちろん、申し込みから契約までオンラインで完結できるため、遠方にいる人も安心して利用できる。
クルマテラスの仮審査の申し込み方法は、クルマテラスの申し込み手順を参考にしてほしい。
自社ローンは、販売店での対面契約が基本だ。
オンラインに対応している自社ローンは少ないので、選択肢が限られる。
クルマテラスと自社ローンの違いまとめ
以上がクルマテラスと自社ローンの違いだ。
これらの違いを表にまとめておいたので、参考にしてほしい。
\信用回復ローンと自社ローンの違い/

※ 一般的な内容であり特定のサービスの特徴を表すものではない
自社ローンは金利ゼロだからクルマテラスよりも安い?

「自社ローンは金利ゼロだからクルマテラス(信用回復ローン)よりも安い」と認識している人も多い。
しかし、その認識は間違いであり、クルマテラスを利用する方がさまざまな面でメリットがある。
自社ローンは金利ゼロだが手数料がかかる
自社ローンが金利ゼロなのは事実だ。
そもそも自社ローンとはローンサービスではなく、販売店が独自に提供している分割払いサービスだ。
したがって金利はなく、利息も発生しない。
ただし、自社ローンは販売店が独自に設定した手数料がかかる。
手数料の利率は販売店によって異なるが、一般的に10.0〜20.0%が設定される。
たとえば、車の購入費用が200万円なら、手数料は20〜40万円ほどだ。
ただし、20.0%を超える利率を設置している販売店も多いため、手数料がさらに多くかかるケースもある。
自社ローンの手数料には法的な上限がない
自社ローンの手数料がなぜ高いのかというと、ローンサービスのような法的な上限がないからだ。
信用回復ローンは正式なローンサービスなので、「金利20.0%を超えて貸しつけてはいけない」という法的なルールがある。
また、100万円以上の貸し付けにおいては、上限金利は15.0%に下がる。
つまり、車の購入は100万円以上かかるケースが多いため、クルマテラスなら金利が15.0%を超えることはない。
これに対して、自社ローンの手数料には法的な上限がないため、車の購入費用が100万円以上でも、20.0%の利率を設定されることがある。
クルマテラスの金利は3.9〜15.0%の範囲で決まる
クルマテラスの金利は、3.9〜15.0%の範囲で決まることが、公式サイトで明記されている。
Q. 金利は高いですか?
A. お客様の与信状況により変動がございますので個別にご回答させていただきますが、3.9%〜15.0%の範囲内で、一般的なマイカーローンに近い金利でのご案内をご尽力させていただいております。自社ローンの様に高額な手数料が発生する事はございませんので、ご安心下さい。(クルマテラスより)
上記のように、「一般的なマイカーローン(自動車ローン)に近い金利」で案内できるよう努めているため、15.0%未満の金利で車を購入できる可能性もある。
クルマテラスにあって自社ローンにないメリット

クルマテラスにあって自社ローンにない、最も大きなメリットとは、「返済実績が信用情報として記録される」ことだ。
クルマテラスも自社ローンも、どちらもブラック(信用情報に傷がある人)や収入が少ない・不安定な人に向けたサービスである。
しかし、決定的に異なるのはクルマテラスは正式なローンサービスであり、自社ローンは単なる分割払いサービスということだ。
したがって、クルマテラスを利用して返済実績を着実に重ねていけば、信用情報が少しずつ回復していく。
クルマテラスを完済する頃には良質な信用情報が積み上がり、他のローン審査に通りやすくなる。
これが、クルマテラス(信用回復ローン)にあって自社ローンにないメリットだ。
クルマテラスにあって自社ローンにない信用情報とは?

「クルマテラスで信用情報が回復するってどういうこと?」と疑問を持っている人のために、信用情報について紹介する。
信用情報=ローン・クレジットの取引履歴
信用情報とは、ローンサービスやクレジットカードの利用・返済・支払いといった、取引履歴情報のことだ。
たとえば、自動車ローンに申し込んだり利用したりすると、販売店が提携している信販会社(オートローン会社)を通じて、その情報が信用情報機関に記録される。
\信用情報の仕組み/

日本には3つの信用情報機関があり、それぞれに連携しているため、個人の信用情報はすべて記録されていると言っていい。
\3つの信用情報機関/

信用情報はすべての金融機関や信販会社にとって、サービス利用者の「信用度」をはかる指標になっている。
信用情報に傷をつけるとブラックになる
ローンサービスやクレジットカードの利用において、信用情報に傷をつけてしまうと、「ブラック」と呼ばれる状態になる。
つまり、金融機関や信販会社からの信用度が下がり、ローン審査に落ちやすい状態になってしまうのだ。
ちなみに、信用情報に傷をつける行為には、次のようなものがある。

過去5〜7年間でこれらの行為に覚えがある人は、ブラック(ローン審査に落ちやすい状態)になっていると考えていい。
クルマテラスはブラックでも借りられる自動車ローン
クルマテラスが信用回復ローンと呼ばれている理由は、ブラックでも借りられる可能性があり、それによって信用情報を回復できる自動車ローンだからだ。
一般的な自動車ローンは、申し込み者の信用情報を重視して審査を行っている。
そのため、ブラックは一般的な信用情報の審査に落ちやすい。
一方で、クルマテラスは信用情報よりも「現在の支払い能力」を重視している。
やむを得ない事情でブラックになり、現在は十分な支払い能力はあるものの、ブラックというだけで審査に落ちてしまう人も多い。
クルマテラスはそうした人々に着目し、「現在の支払い能力」を重視して審査を行っているため、ブラックでも審査に通る可能性があるのだ。
完済後は他のローン審査に通りやすくなる
クルマテラスは信用回復ローンと呼ばれているが、サービスに実態としては一般的な自動車ローンと同じだ。
そのため、クルマテラスを通じて車を購入し、月々の支払いをしっかりと行えば、返済実績が信用情報として蓄積されていく。
クルマテラスで完済する頃にはブラック情報が消え、良質な信用情報も積み上がっているため、他のローン審査に通りやすくなるのだ。
自社ローンよりもまずクルマテラスを利用しよう

クルマテラスも自社ローンも、どちらもブラック(信用情報の傷がる人)や収入が少ない・不安定な人に向けたサービスだ。
しかし、優先順位的にはクルマテラスの利用をまず検討しよう。
なぜなら、クルマテラスの方が費用総額を抑えられる可能性が高く、返済実績が信用情報として積み重なるからだ。
「自社ローンを利用するところだったが、クルマテラスの存在を知ってどちらがいいか迷っている」という人はラッキーだ。
まずはクルマテラスの仮審査に申し込んで、利用可能かどうかをチェックしてみよう。
\最短当日に審査結果がわかる/
クルマテラスの申し込み手順
ここでは、クルマテラスの申し込みから納車までの手順を紹介する。
クルマテラスは、仮審査に申し込みをしてから審査結果が出るまで最短30分なので、気軽に申し込んでみてほしい。
1. 公式サイトにアクセスする
まずは、クルマテラスの公式サイトにアクセスしよう。

2. 仮審査フォームに入力する
画面下に表示されているボタンを押して、仮審査フォームに移動しよう。

仮審査フォームでは、次の情報入力が必要だ。
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- 都道府県
- 勤続年数
- 年収(税込)
- クルマテラスを知ったきっかけ
- 質問・要望
乗りたい車種が決まっている人や審査などに対して質問がある人は、「質問・要望」を記載しておくとその後の対応がスムーズだ。
必要な情報を入力したら、個人情報保護方針に同意してから「仮審査に申し込む」を押そう。

以上で仮審査の申し込みは完了だ。
3. 希望車種などを担当者と相談する
仮審査に通過すると、希望車種などを担当者と相談することになる。
クルマテラスの担当者は「親切・丁寧」という評判が多いので、乗りたい車種についての希望があれば、遠慮なく相談してほしい。
担当者が希望に合った車種を探してくれるので、気になる車種を見つけよう。
また、クルマテラスは新車購入も可能なので、新車購入を希望する人は担当者に相談しよう。
4. 本審査に申し込む
購入したい車などが決まったら、本審査に移行する。
本審査とは一般的に、提携しているオートリース会社が実施する審査のことだ。
本審査に通過すれば晴れて審査通過となり、ローン契約をむべることになる。
5. 成約(契約)
本審査に通過した人は成約(契約)に進む。
ここで初めて、自分に適用される金利が決まるので、金利や返済総額がいくらになるのかなど、しっかりとチェックしよう。
内容に納得できれば成約(契約)を結ぼう。
6. 希望日に納車される
車を購入するにあたって、車庫証明書などの提出を求められる。
必要書類についてはクルマテラスの担当者がしっかり案内してくれるので、指示にしたがって書類を用意しよう。
あとは希望日に車が納車されるのを待つだけだ。
おわりに

本記事で紹介した内容をまとめる。
- クルマテラスは自社ローンではなく信用回復ローン
- 自社ローンは販売店が提供する分割払いサービスのこと
- クルマテラスは正式なローンサービス
- 自社ローンに金利はないが手数料がかかる
- クルマテラスの方が費用総額が安いケースが多い
- クルマテラスなら返済実績が信用情報として記録される
- 自社ローンよりもクルマテラスの方がメリットが多い
自社ローンに金利はないが、手数料がかかる。
この手数料が高めに設定されるケースが多く、「車は欲しいが手が出ない」という人も多いだろう。
一方、クルマテラスなら法的な上限金利の範囲でローンサービスが提供されるため、自社ローンよりも費用総額を抑えられる可能性が高い。
それでいて、返済実績が信用情報として蓄積されるとあれば、クルマテラスを選ばない理由はない。
自社ローンの利用を検討していた人は、まずクルマテラスの仮審査に申し込もう。
\最短当日に審査結果がわかる/