「自社ローンはやばい」と言われる7つの理由！やばくないおすすめサービス5社ランキングも紹介

自社ローンとは、中古車販売店が提供している車両代金の分割払いサービスだ。信販会社を通さずに審査を行うため、ブラック（信用情報に傷がある人）でも車を買える可能性が高い。自社ローンの中には、審査通過率99.8％と脅威的な数字を誇るサービスもある。

一方で、「自社ローンはやばい」という声をネット・SNS上で見聞きすることが多い。

既に回答が有りますが自社ローンは車自体を商品として売る事よりも「訳アリの人から金利で儲ける」のがメインです 購入する車にもよりますが現金一括で購入するのと比べて自社ローンにしたばかりに、同じ程度の車が2回買えた。なんて事になりかねないくらい金利やばいですよ。

（Yahoo!知恵袋の回答より）

「自社ローンはやばい」という声を見聞きし、自社ローンの利用を躊躇している人も多いだろう。しかし、自社ローンはサービス選びを間違えなければ、やばいことは決してない。

そこで本記事では、「自社ローンはやばい」と言われる理由を整理し、やばくないおすすめ自社ローンを紹介しているため、自社ローンの利用を検討している人はぜひ参考にしてほしい。

「自社ローンはやばい」と言われる7つの理由

「自社ローンはやばい」と言われる主な理由は、下記のとおりだ。

• 理由①多額の保証金が上乗せされる
• 理由②修復歴のある車を販売している
• 理由③車を自由に選べないことがある
• 理由⑤車にGPS端末を取り付けることがある
• 理由④車の所有権は中古車販売店にある
• 理由⑥厳しい取り立てにあうかもしれない
• 理由⑦ブラック向けのサービスだから

各理由について詳しく紹介していく。

理由①分割手数料が上乗せされている

自社ローンには金利がない。銀行や信販会社が提供しているマイカーローンのような貸し付けではないため、金利がないのは当然だ。ただし、金利がないからといって、マイカーローンより安いとは限らない。

自社ローンは中古車販売店が直接提供している分割払いサービスであるため、毎月の支払い額に分割手数料が加算されている（またはそれに相当する手数料が車両代金に組み込まれている）。このため、自社ローンに金利はないが、支払い総額で比べるとマイカーローンよりも高くなるのが一般的だ。

これに対して、「マイカーローンの審査に通らない人の足元を見ている」と感じる人も多く、「自社ローンはやばい」と言われることにつながっている。

理由②修復歴のある車を販売している

修復歴（事故歴）のある車は、故障発生率が高い。ある調査では、修復歴のある車の故障発生率は約40％と言われている。

利用者からすると、修復歴のある車は故障発生率が高いため、事故や維持費増のリスクがある。一方で、自社ローンを提供している中古車販売店からするとメリットが多い。修復歴のある車は仕入れ値が安く、利益の幅を広げられる。また、修復歴がある車でも外装・内装はキレイな状態に整備できるため、販売に支障をきたすことは少ない（ただし車の修復歴ついては告知義務がある）。

このような理由から、修復歴のある車を販売している自社ローン提供店舗は多い。これにより、「自社ローンはやばい」と言われることにつながっている。

理由③車を自由に選べないことがある

自社ローンを利用する際は、中古車販売店が抱えている在庫車両から乗りたい車を選ぶのが基本だ。そのため、在庫車両を多く抱えている中古車販売店を選ぶことで、希望に合った車を見つけやすい。

一方で、自社ローンでは車を自由に選べないこともある。中古車販売店の中には、自社ローンで販売している車を限定しているケースがあり、この場合、限られた選択肢の中から乗りたい車を選ぶしかない。

また、そうした車は往々にして「修復歴のある車」だったり、「過走行車（年間1万km以上走行している車）」だったりする。このことから、「自社ローンはやばい」という声が上がりやすくなっている。

理由④車にGPS端末を取り付けることがある

自社ローンは、ローン返済やカード支払いを延滞した人や、任意整理や自己破産を経験した人など、信用情報に傷がある人（ブラック）に向けたサービスだ。一般的に「ブラックは貸し倒れリスクが高い」とされているため、自社ローンを利用する際にGPS端末を車に取り付けることがある。

＼実際のGPS端末（MCCS）／

GPS端末を車に取り付けるのは、未払いが発生した際にエンジンを遠隔制御し、走行不能状態にするためだ（安全に考慮した上で）。これは自社ローンにおける「保険」であり、GPS端末を車に取り受けることを条件に、ブラックを受け入れている中古車販売店は多い。

走行データが監視されることはないとはいえ、GPS端末を車に取り付けるのに抵抗感を覚える人は多い。そのため、「自社ローンはやばい」と言われることが多い。

理由⑤車の所有権は中古車販売店にある

自社ローンは車両代金の分割払いサービスだが、車の所有権は中古車販売店にある。これは、未払いなどの債務不履行が続いた際に、いつでも車を引き上げられるようにするためだ。自社ローンで購入した車の車検証は、所有者欄に中古車販売店の会社名が明記される。

つまり、自社ローンを完済するまでは、車が自分のものにならない。これも、「自社ローンはやばい」と言われる理由のひとつだ。ただし、車検証の所有者欄が自分名義にならないのは、信販会社のマイカーローン（ディーラーローン）や残クレ（残価設定型ローン）も同じである。

理由⑥厳しい取り立てにあうかもしれない

自社ローンで未払いが続くと、厳しい取り立てにあうと考えている人も多い。ネット・SNS上では、「暴力団のような人から取り立てにあった」という声もある。これが事実なら、「自社ローンはやばい」と言われるのは仕方ないだろう。

しかし、自社ローンで未払いが続いたからといって、厳しい取り立てにあうことはない。そもそも、自宅訪問による取り立てや、勤務先に連絡しての取り立ては違法行為とみなされる可能性が高い。中古車販売店としては違法行為を犯してしまうリスクが高いため、厳しい取り立てが行われることはない。

あくまでも法律に沿った形で未払い請求が行われるため、暴力団のような人から取り立てにあうことはあり得ない。もしもそれが事実なら、そもそも違法行為を行なっている業者である可能性が高いため、警察に即連絡してほしい。

理由⑦ブラック向けのサービスだから

自社ローンは、ローン返済やカード支払いを延滞した人、任意整理や自己破産を経験した人など、いわゆるブラック（ブラックリスト掲載社）向けのサービスだ。ブラックに対する世間一般的なイメージは「お金にルーズ＝やばい」である。したがって、ブラック向けにサービスを提供している自社ローンも、やばいと思われがちだ。

しかし、ブラックになる理由は人それぞれだ。不況のあおりや自然災害、特殊な家庭事情などによって、泣く泣くブラックになる人も多い。そうした人々にとって、自社ローンは生活必需品である車を買うための救済的サービスになっている。そのため、「ブラック向けのサービスだからやばい」という声は大きな誤解だ。

やばくないおすすめ自社ローン5社ランキング

前章で紹介した「自社ローンはやばい」と言われる理由は、「理由⑥厳しい取り立てにあうかもしれない」を除いてはすべて事実だ。しかし、すべての自社ローンがやばいわけではない。真っ当なサービスを提供している自社ローンは確かに存在し、場合によってはマイカーローンと同水準の負担額で車を買えることもある。

そこで、やばくないおすすめ自社ローン5社のランキングを紹介する。ここで紹介している5つの自社ローンは安心・信頼して利用できるサービスであるため、ランキング1位のオトロンから優先的に検討してみてほしい。

1位｜オトロン

＞オトロンの評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：最大48回（4年払い）
審査通過率　：95％
頭金・保証人：原則必要、不要プランあり
公式サイト　：https://www.otoron.jp/

オトロンは、カー用品大手のオートバックスセブングループが提供している自社ローンだ。提携店舗も含めると全国に500店舗以上を展開している。業界大手の自社ローンであり、利用するメリットが非常に多い。

たとえば、オトロンは返済期間中のオイル交換が無料だ（最大6回）。オイル交換の無料特典だけで、他社よりも18,000〜30,000円ほどお得に利用できる。

＼オトロンの契約特典／

また、オトロンで抱えている在庫車両はすべて「修復歴（事故歴）なしの車」だ。安全な中古車だけを販売しているため、修復歴のある車を買わされる心配はない。在庫車両はすべてオトロン直営の大型整備工場で品質管理されている。

＼オトロン 羽生ファクトリーの風景／

審査通過率は95％と自社ローンの中では比較的低いが、業界No.1のおすすめ自社ローンだ。まずはオトロンの仮審査に申し込み、審査に通過するかどうかを確かめてみよう。

2位｜自社ローンの窓口

＞自社ローンの窓口の評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：加盟店ごとに異なる
審査通過率　：95％
頭金・保証人：原則不要
公式サイト　：https://carhoo.co.jp/

自社ローンの窓口は、最大5社の中古車販売店から仮審査結果を一括で受け取れるサービスだ。自社ローンの窓口は大手や地域密着型の中古車販売店まで加盟しており、「審査に通る自社ローン」を効率よく見つけることができる。

オトロンと併せて申し込むと、業界大手のオトロンを含め最大6社の中古車販売店から仮審査結果を受け取れるため、オトロン・自社ローンの窓口の同時申し込みがおすすめだ。

自社ローンの窓口に加盟している中古車販売店は、頭金・保証人不要で利用できる販売店が多い。「まとまった資金を用意できない」「保証人を立てられない」という人でも、自社ローンを利用しやすい。

また、自社ローンの窓口には「信用回復ローン大手のクルマテラス」も加盟している。運が良ければ自社ローンではなくマイカーローンで車を買えるため、自社ローンの窓口もぜひ利用してほしい。

3位｜カーリバ

＞カーリバの評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：最大60回（5年払い）
審査通過率　：99.8％
頭金・保証人：原則不要
公式サイト　：https://car-revive.com/

カーリバは、東京都中野区に本社を構えるリバイブ株式会社が提供している自社ローンだ。カーリバは無店舗型の自社ローンであるため、注文販売（オークション）に対応している。中古車オークションに登録されている、数万・数十万台の車から希望に合った車を探せるため、自社ローンでも自由に車を選びたい人におすすめだ。

また、カーリバは審査通過率99.8％であり非常に審査に通りやすい。ローン返済やカード支払いを延滞した人だけでなく、任意整理や自己破産などで借金を減額し信用情報に大きな傷を付けた人でも、審査に通り車を買える可能性がある。

業界大手のオトロンや自社ローンの窓口の仮審査に落ちてしまった場合は、審査通過率No.1のカーリバを利用しよう。

4位｜げんき自動車

＞げんき自動車の評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：最大84回（7年払い）
審査通過率　：情報なし
頭金・保証人：原則不要
公式サイト　：https://www.genkimotor.com/

げんき自動車は、青森県青森市に本社を構えている中古車販売店および全国展開の自社ローンだ。自社ローンの支払い回数は通常、最大48回（4年払い）だが、げんき自動車は最大84回（7年払い）の支払い回数に対応している。

支払い回数を増やすと毎月の負担額を抑えられるため、「負担を抑えて自社ローンで車を買いたい」という人におすすめだ。また、げんき自動車はカーリバ同様に、注文販売に対応している。げんき自動車の在庫車両に乗りたい車が見つからなかった場合は、販売スタッフに希望を伝えて中古車オークションから車を探してもらおう。

5位｜じしゃロン

＞じしゃロンの評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：最大48回（4年払い）
審査通過率　：95％
頭金・保証人：原則不要
公式サイト　：https://carhoo.co.jp/

じしゃロンは、中古車情報サイト・ガリバー系列（株式会社IDOM）の自社ローンだ。オトロンと同じく大手グループが提供している自社ローンであるため、安心感のあるサービスを提供している。

じしゃロンの特徴は、車両代金に加えて契約期間中の税金や自賠責保険料、車検費用まで分割払いに含められることだ。車の維持にかかる支出（駐車場・ガソリン・メンテナンス・消耗品・任意保険以外の費用）をフラットにできるため、毎月の支出計画を立てやすくなるのがメリットだ。

ただし、オトロンと同じ大手自社ローンであっても、じしゃロンは修復歴（事故歴）のある車も販売しているため、その点に注意しよう。修復歴のない車だけを販売しているオトロンの仮審査に申し込み、審査に通らなかったときにじしゃロンの利用を検討してほしい。

自社ローンを利用するメリットとは？

「自社ローンやばい」と言われる理由の多くが事実だ。しかし、やばくないおすすめ自社ローン5社ランキングで紹介した自社ローンのように、やばくないサービスも存在する。そんな自社ローンを利用するメリットは以下のとおりだ。

• ブラックでも審査に通り車を買える
• 最短当日には審査結果がわかる
• 申し込みから納車までの期間が短い

ここでは、各メリットについて詳しく紹介するため、自社ローンを利用するかどうかの判断材料にしてほしい。

ブラックでも審査に通り車を買える

ローン返済やカード支払いの延滞、任意整理や自己破産などの行為は、信用情報に傷を付けることになる。

信用情報に傷が付くと、一般的なマイカーローンの審査に落ちやすい。ローンは利用者の信用を担保にして、お金を貸し付けるサービスだからだ。

一方、自社ローンは貸し付けサービスではなく、利用者と中古車販売店の直接契約による車両代金の分割払いサービスだ。信用情報がチェックされることはなく、「現在の支払い能力」を重視して審査されるため、ブラック（信用情報に傷がある人）でも審査に通る可能性が高い。

最短当日には審査結果がわかる

マイカーローンの審査は時間がかかる。銀行系のマイカーローンなら審査結果がわかるまで1週間以上、信販系のマイカーローンなら3営業日ほどかかるだろう。一方、自社ローンの審査は非常にスピーディだ。たとえば業界大手のオトロンの場合、仮審査に申し込んだら最短15分で審査結果が届く。

さらに、一括仮審査サービスである自社ローンの窓口を利用すれば、最大5社の中古車販売店から最短当日に審査結果が届く。審査結果を待つストレスがないのは、自社ローンならではのメリットだ。

申し込みから納車までの期間が短い

自社ローンは審査だけでなく、納車までの期間が短いのも大きなメリットだ。契約後の納車目安は1〜2週間であり、新車購入に比べるとかなり早い。また、一般的な中古車販売店と比べても、納車期間が短いケースが多い。

審査がスピーディであるため、申し込み当日に車を購入し、1週間ほどで車が納車してもらうことも可能である。

おわりに：「自社ローンはやばい」は誤解！サービス選びをしっかりと

本記事で紹介した内容をまとめる。

＜自社ローンはやばいと言われる理由＞

• 理由①多額の保証金が上乗せされる
• 理由②修復歴のある車を販売している
• 理由③車を自由に選べないことがある
• 理由⑤車にGPS端末を取り付けることがある
• 理由④車の所有権は中古車販売店にある
• 理由⑥未払いは車を引き上げられる
• 理由⑦厳しい取り立てにあうかもしれない

＜やばくないおすすめ自社ローン5社＞

• 1位｜オトロン
• 2位｜自社ローンの窓口
• 3位｜カーリバ
• 4位｜げんき自動車
• 5位｜じしゃロン

＜自社ローンを理由するメリット＞

• ブラックでも審査に通り車を買える
• 最短当日には審査結果がわかる
• 申し込みから納車までの期間が短い

ネット・SNS上では「自社ローンはやばい」という声が多いため、自社ローンを利用する際に不安を抱えている人は多いだろう。しかし、サービス選びさえ間違えなければ、やばい自社ローンを利用することはない。

まずは業界大手のオトロンの仮審査に申し込もう。オトロンは業界大手の安心感があるだけでなく、契約特典が豊富で、他社よりもお得に利用できる。全車修復歴（事故歴）なしであるため、車選びで不安を抱えなくていいのも大きなメリットだ。仮審査申し込みは1分で完了するため、まずはオトロンの審査に通るかどうか試してみよう。