「自社ローンはGPSを車に取り付けるって本当?」
「GPSなしで利用できる自社ローンってあるの?」
自社ローンを利用するにあたって、こうした不安や疑問を持つ人は多い。結論から言って、GPSを車に取り付ける自社ローンは多い。しかし、GPSなしで利用できる自社ローンも存在する。そこで本記事では、GPSなしで利用できる自社ローン3社のおすすめランキングを紹介する。
また、自社ローンのGPSに関するさまざまな疑問を解消していくため、自社ローンの利用に興味がある人はぜひ参考にしてほしい。
GPSなしの自社ローン3社おすすめランキング
さっそく、GPSなしで利用できる自社ローン3社のおすすめランキングを紹介する。GPSなしの自社ローンで車を買いたい場合は、ランキング1位のオトロンから検討しよう。それでは、各自社ローンの特徴を整理していく。
1位|オトロン

おすすめポイント
- 保証人不要で利用できるプランがある
- 3ヶ月間(3,000km以内)の無料保証つき
- 契約期間中のオイル交換無料(最大6回)
- 最低10万円の下取り保証あり
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大48回(4年払い)
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則必要、不要プランあり
公式サイト :https://www.otoron.jp/
オトロン、カー用品大手のオートバックスセブングループが提供している自社ローンだ。業界大手の自社ローンであり、提携店舗も含めると全国に550店舗以上展開している。もちろん、オンラインでの申し込みも可能だ。
オトロンの自社ローンには2つのプランがある。
\オトロンで利用できる2つの支払いプラン/


(オトロンより)
このうち、自社ローンプランはGPSなしで利用できるサービスだ。販売価格の1割ほどの頭金と保証人が必要になるが、GPSを車に取り付けることなく自社ローンで車を買える。保証人は親族でなくても大丈夫であるため、GPSなしで利用するハードルが比較的低い。
そんなオトロンの特徴は、全車修復歴なしで安心して車を買えることと、豊富な契約特典によってお得に車を買えることの2点だ。オトロンでは修復歴(事故歴)のある車は取り扱っておらず、すべての車は全国2ヶ所の大型整備工場で管理・点検されている。
\オトロン 羽生ファクトリーの風景/

状態の良い中古車のみを取り使っているため、「ハズレの車を買ってしまわないか?」という車選びの心配事が減る。契約特典については、オイル交換無料など他の自社ローンにはない特典を多く備えている。
\オトロンの契約特典/

オイル交換無料特典だけでも、18,000〜30,000円ほどお得に利用できる。また、オトロンは分割手数料を公表している唯一の自社ローンだ。大手としての安心感や信頼感、中古車の状態、お得さ、どれをとっても業界トップクラスの自社ローンとなっている。
GPSなしの自社ローンで車を買いたいなら、まずはオトロンの仮審査にトライしよう。
2位|自社ローンの窓口

おすすめポイント
- 20秒で仮審査に通るかどうかがわかる
- 最大5社の自社ローンに一括審査依頼ができる
- 大手から地域密着店舗まで提携自社ローン多数
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :加盟店ごとに異なる
審査通過率 :95%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://carhoo.co.jp/
自社ローンの窓口は、最大5社の中古車販売店から仮審査結果を一括で受け取れる自社ローンサービスだ。自分に合った自社ローンを利用するためには、複数のサービスの仮審査に申し込み、しっかりと比較・選択することが大切だ。
自社ローンの窓口なら最大5社から仮審査結果を一括で受け取れるため、自社ローン選びを効率よく行える。自社ローンの窓口に加盟している中古車販売店の中には、GPSなしで自社ローンを利用できる販売店もある。
自社ローンの窓口の加盟店一例
- クルマテラス
- スリークロス
- プレビアスオート
- 車のアウトレット
- カーボイス
- テラスプランニング
- ピースオート
※ 公式サイト掲載情報より
業界大手のオトロンに加えて、自社ローンの窓口を利用すれば最大6社から仮審査結果を受け取れる。自社ローン選びを効率よく行うためにも、自社ローンの窓口を利用してみてほしい。仮審査申し込みは7つの情報(氏名・郵便番号・年収・仕事・メールアドレス・電話番号・電話がつながる時間帯)を入力するだけで完了し、審査結果は最短当日に受け取れる。
3位|カーリバ

おすすめポイント
- 審査通過率が99.8%と非常に高い
- 自社ローンで最大60回払い(5年払い)が可能
取扱い車種 :全メーカー、全車種
支払い回数 :最大60回(5年払い)
審査通過率 :99.8%
頭金・保証人:原則不要
公式サイト :https://car-revive.com/
カーリバは、リバイブ株式会社が提供しているオンライン専門の自社ローンだ。中古車販売店は構えていないが、メールや電話、LINEなどのやり取りで自社ローンを利用できる。審査通過率は99.8%と非常に高く、審査通過に不安がある人でも利用しやすい。
そんなカーリバには3つのプランがある。
\カーリバ3つのプランの違い/

自社ローンプランは頭金・保証人を必要とするが、GPSなしで車を買えるのが特徴だ。また、カーリバの自社ローンプランは、最大60回の支払いに対応している。自社ローンの支払い回数は最大48回が一般的だ。カーリバなら、最大60回の支払いにより毎月の負担額を抑えることができる。
「支払い回数の多い自社ローンで毎月の負担を減らしたい」という人は、カーリバの仮審査に申し込んでみよう。
GPSなしの自社ローンを利用するメリット
ここからは、自社ローンのGPSについての疑問を解消していく。まずは、GPSなしの自社ローンを利用するメリットを整理しよう。主なメリットは以下の3つだ。
- メリット①GPSによる心理的ストレスがない
- メリット②GPSありと比べて支払い総額が安い
- メリット③GPS取り外し費用がかからない
各メリットを詳しく紹介していく。
メリット①GPSによる心理的ストレスがない
自社ローンがGPSを車に取り付ける理由は、未払いのリスクを減らすためだ。自社ローンのGPSはエンジンの遠隔制御が可能であり、未払いが発生するとエンジンの停止措置を取る契約が結ばれている。利用者は「エンジンを止められないようしっかりと支払いをしなければ」という心理が働くため、未払いを防げる仕組みだ。
しかしこれは、利用者側の心理的ストレスが大きい。本来なら未払いをしても、遠隔制御でエンジンを停止させられることはない(もちろん未払いを起こさないのが大切)。「信用情報がブラックだから自社ローンで車を買うしかない」というやむを得ない事情はあるが、GPSを自分の車に取り付けるのは、やはり良い気持ちではないだろう。
また、自社ローンのGPSは利用者の走行データを監視するためのものではないが、「監視されているようで嫌だ」と感じる人は多い。GPSなしの自社ローンを利用する最大のメリットは、こうした心理的ストレスがゼロの状態で車に乗れることだろう。
メリット②GPSありと比べて支払い総額が安い
GPSなしの自社ローンと、GPSありの自社ローンとでは支払い総額が大きく変わる。業界大手のオトロンを参考に、GPSなし/ありの支払い総額を比べてみよう。
\オトロンの分割払い手数料/
自社ローンプラン | MCCSプラン | |
分割払い手数料 | 7,150円/月 | 7,150円/月 |
MCCS通信管理費用 | − | 3,300円/月 |
MCCS装置費用 | − | 88,000円 |
MCCS取り付け費用 | − | 22,000円 |
オトロンの自社ローンプラン(GPSなし)でかかる費用は、7,150円/月の分割手数料のみだ。一方、MCCSプラン(GPSあり)は分割手数料に加えて、通信管理費用・装置費用・取り付け費用がかかる。同じ条件の車を36回払いで買うと仮定すると、MCCSプラン(GPSあり)は支払い総額が228,800円高い。
このように、GPSありの自社ローンは支払い総額が高い。これと比べて支払い総額が安いのも、GPSなしの自社ローンを利用する大きなメリットだ。
メリット③GPSの取り外し費用がかからない
自社ローンで車に取り付けるGPSは、完済後に取り外すことができる。GPSをずっと取り付けるわけではないため、その点は安心して利用できる。ただし、GPSの取り外し費用については利用者の自己負担になるケースが多い。
GPSの取り外しには、11,000〜22,000円ほどの費用がかかると考えよう(カーナビの取り外し費用相場と同じと考えられる)。また、GPSの取り外しはどの中古車販売店でも対応してくれるわけではないため、対応している販売店探しに苦労するケースもある。
GPSなしの自社ローンを利用すれば、こうした費用も苦労もないため、大きなメリットと言えるだろう。
GPSなしの自社ローンはデメリットもある
GPSなしの自社ローンは、GPSによる心理的ストレスがなく、GPSありの自社ローンと比べて支払い総額が安い。GPSの取り外し費用がかからないのも大きなメリットだ。しかし、頭金・保証人が必要になるというデメリットもある。
「頭金・保証人不要で利用できる」と宣伝している自社ローンのほとんどは、GPSを車に取り付けることにより、頭金・保証人不要でサービスを提供している。まとまった資金が用意できない人や、保証人を立てられない人にとって、こうした自社ローンは魅力的なサービスだ。
一方、「GPSなしで自社ローンを利用したい」となると、頭金・保証人はほとんどの場合で必須となる。しかし逆を言えば、頭金・保証人を用意さえすればGPSなしで自社ローンを利用でき、3つのメリットを享受できる。
GPSなしの自社ローンについてよくある質問
自社ローンでGPSを車に取り付けるのはなぜ?
自社ローンでGPSを車に取り付けるのは、利用者の未払いを防ぐためだ。GPSによるエンジンの遠隔制御が可能であるため、未払い時にはエンジンの停止措置を行う。これにより利用者の未払いを防ぎ、信用情報がブラックでも安心して自社ローンを提供できる。
そもそもGPSってどんなもの?
自社ローンのGPSとは、エンジンの遠隔制御が可能であると同時に、走行データを取得できる端末のことだ。
\GPS端末(MCCS)の仕組み/
GPSで取得した走行データは、管理会社(上記の場合はGMS社)のサーバーに送信される。中古車販売店が走行データを監視することはない。
GPSは絶対に取り付けるものなの?
ほとんどの自社ローンはGPSを車に取り付けるが、一部GPSなしで利用できる自社ローンもある。本記事で紹介しているオトロン・自社ローンの窓口・カーリバの3社は、GPSなしで利用できる自社ローンだ。
GPSを取り付ければ保証人不要で利用できるの?
GPSを車に取り付ける自社ローンは、保証人不要で利用できるケースが多い。ただし、GPSを車に取り付けても保証人が必要になるケースもあるため、保証人の必要/不要については、自社ローンにしっかりと確認を取ろう。
GPSの取り付け費用は誰が支払うの?
GPSを車に取り付ける費用は、基本的に利用者負担となる。オトロンのように取り付け費用を公表している自社ローンは少なく、ほとんどの場合は、GPSの取り付け費用を中古車の販売価格に組み込んでいる。
GPSの取り外しは自分でやるの?
自社ローンを完済後のGPSの取り外しは、基本的に利用者が対応しなければならない。ただし、簡単に脱着できるものではないため、自社ローンを契約した中古車販売店か、GPSの取り外しに対応している整備工場に車を持っていく必要がある。また、GPSの取り外し費用も基本的には利用者負担となる。
GPSは車のどこに取り付けられるの?
自社ローンのGPSは、車体内部に取り付けられることが多い。通常は目に見えないところに取り付けられ、取り付け場所については利用者に知らされないのが基本だ。
GPSは勝手に取り外してもいいの?
自社ローンでGPSを車に取り付ける場合、利用者が勝手に取り外すことはできない。もしも勝手に取り外してしまうと、契約不履行となり、車を引き上げられたり違約金を請求されたりするため、GPSの取り外しは行わないようにしよう(完済後は取り外しOK)。
GPSで走行データを監視されることはあるの?
自社ローンを提供している中古車販売店が、GPSを通して走行データを監視することはない。あくまで、未払いが発生した際にエンジンの停止措置を行うためのものだ。
簡単1分!オトロンの仮審査に申し込む方法

ここまでの内容を通して、「GPSなしの自社ローンいいかも」と思えた人は、ランキング1位のオトロンの仮審査に申し込んでみよう。申し込みは1分ほどで完了し、審査結果は最多15分で届く。ここではオトロンの仮審査に申し込む方法を紹介するため、ぜひ参考にしてほしい。
1分で完了!オトロンの仮審査に申し込む方法

ここまで紹介した内容で、「オトロンっていいかも」と思えた人は、まずはオトロンの仮審査に申し込んでほしい。オトロンは8つの情報を入力するだけで仮審査申し込みが完了し、最短15分で審査結果を受け取れる。ここでは、オトロンの仮審査に申し込む方法を紹介するため、ぜひ参考にしてほしい。
1. 公式サイトから仮審査に申し込む
まずは、オトロンの公式サイトにアクセスし、「仮審査のお申込みはこちら」を押そう。

2. 仮審査に必要な情報を入力する
次に、仮審査の申込みページに移動したら、審査に必要な情報を入力しよう。

<仮審査申し込みで入力する情報>
氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、年収、最寄りの店舗、住所、オトロンを知ったきっかけ
※ 最寄りの店舗がなくてもオトロンの提携店舗は600店舗ほどあるため安心しよう
これらの情報を正しく入力したら、同意事項にチェックを入れて「仮審査に申し込む」を押そう。

以上で、オトロンの自社ローンの仮審査申し込みは完了だ。
3. 仮審査の結果を受け取り店舗に足を運ぶ
オトロンの自社ローンの仮審査の結果は、最短当日中に届く。仮審査に無事通過した人は、最寄りのオトロン店舗(またはオトロン提携店舗)に足を運び、担当者と乗りたい車の商談を行おう。
来店当日に本審査を行うが、基本的には即日審査であるため、審査結果をすぐに受け取れる。このとき、オトロンの自社ローンの利用にあたって、不安なことや疑問などがあれば、担当者に遠慮なく質問しよう。
4. 本契約を結び必要書類を提出する
オトロンの担当者との商談が固まったら、契約を進めよう。収入証明書(給与明細など)の提出を求められることもあるため、事前に用意しておくといいだろう。また、車を買うにあたって以下の書類が必要になるケースが多い。
- 運転免許証のコピー
- 住民票の写し(※)
- 印鑑登録証明書
- 車庫証明
- 記入・捺印した契約書類
※ 住民票原本に記載されている事項を写した書面であり、原本のコピーではない
オトロンの担当者の案内に従って、必要な書類を用意しよう。
5. 納車
オトロンの自社ローンの契約が完了すれば、あとは納車を待つだけだ。遠方から車を購入した場合は、オトロンが自宅まで車を陸送してくれる(別途陸送費用がかかる)。
おわりに:GPSなしの自社ローンで車に乗ろう

本記事で紹介した内容をまとめる。
<GPSなしの自社ローンおすすめランキング>
<GPSなしの自社ローンを利用するメリット>
- メリット①GPSによる心理的ストレスがない
- メリット②GPSありと比べて支払い総額が安い
- メリット③GPS取り外し費用がかからない
<GPSの自社ローンについてよくある質問>
- Q. 自社ローンでGPSを車に取り付けるのはなぜ?
A. 利用者の未払いを防ぐため - Q. そもそもGPSってどんなもの?
A. 遠隔でエンジンを制御する装置 - Q. GPSは絶対に取り付けるものなの?
A. GPSなしの自社ローンもある - Q. GPSを取り付ければ保証人不要で利用できるの?
A. 基本的には保証人不要で自社ローンを利用できる - Q. GPSの取り付け費用は誰が支払うの?
A. 利用者が負担する、または販売価格に組み込まれている - Q. GPSの取り外しは自分でやるの?
A. 完済後のGPS取り外しは利用者の自己負担で対応する - Q. GPSは車のどこに取り付けられるの?
A. 車体内部に取り付けられる - Q. GPSは勝手に取り外してもいいの?
A. 契約違反になるため勝手に取り外してはいけない - Q. GPSで走行データを監視されることはあるの?
A. 販売店が走行データを監視することはない
GPSなしの自社ローンは、心理的ストレスがない、支払い総額が安い、取り外し費用がかからないなどのメリットからおすすめのサービスだ。GPSなしの自社ローンを利用したい人は、業界大手のオトロンを検討しよう。
オトロンはGPSなしで利用できるだけでなく、全車修復歴なしや豊富な契約特典など、メリットの多い自社ローンだ。まずはオトロンの仮審査にトライし、GPSなしで利用可能かどうかを確かめてみてほしい。