「カーセンサーって自社ローンやってるの?」
「カーセンサーのローン金利はいくらなの?」
カーセンサーで中古車購入を検討している人の多くは、こうした疑問を持っている人は多い。結論から言って、カーセンサーでは自社ローンを提供していない。そのため、信用情報がブラックだとカーセンサーのローン審査に落ちる可能性が高い。
本記事では、カーセンサーのマイカーローン金利やローン審査の仕組みなどを紹介していく。また、おすすめ自社ローンのオトロンについても紹介しているため、信用情報がブラックでも車を買いたい人はぜひ参考にしてほしい。
カーセンサーは自社ローンやってる?
カーセンサーは大手中古車販売サイトのひとつであるが、自社ローンを提供していない。ちなみに自社ローンは、車両代金の分割払いサービスのことだ。

マイカーローンとは異なり、銀行や信販会社を通さずに中古車販売店と直接契約する。そのため自社ローンは審査に通りやすく、過去にローン返済やカード支払いを延滞した人や、自己破産など債務整理を行なった人でもマイカーを手に入れられる可能性がある。
カーセンサーでは、そんな自社ローンを提供していないため、信用情報がブラックでは審査に通らず車を買えないケースが多い。
カーセンサーは中古車の掲載台数が約51万台もあり、幅広い選択肢の中から希望に合った中古車を見つけられるサービスだ。それだけに、自社ローンを提供していないのは残念である。
カーセンサーのローンやその他のマイカーローンの審査に通らず困っている人は、オトロンを利用してみよう。オトロンは業界大手の自社ローンであり、審査通過率95%を誇っている。信用情報がブラックでもマイカーを手に入れられる上に、契約期間中のオイル交換無料といった特典も付いてくる。
詳しくは、本記事の信用情報がブラックならオトロンがおすすめで紹介しているため、ぜひ参考にしてもらいたい。
カーセンサーのマイカーローン金利は5.0〜8.0%ほど
カーセンサーは株式会社リクルートが運営している中古車情報サイトだ。そのため、カーセンサーに加盟している中古車販売店ごとにマイカーローン金利は異なる。
当サイトでカーセンサーを調査したところ、マイカーローン金利の範囲は5.0〜8.0%ほどだった。輸入車については、これよりも金利が低くなるケースもある。
以下に、マイカーローン金利の相場を紹介するため参考にしてほしい。
\マイカーローンの金利相場/
銀行系 | 信販系 | 信用回復 | 残クレ | |
金利相場 | 1.0〜4.5% | 3.9〜9.0% | 3.9〜15.0% | 2.9〜6.0% |
支払回数 | 3〜120回 | 3〜84回 | 3〜120回 | 24〜60回 |
残価設定 | なし | なし | なし | あり |
審査基準 | 厳しい | 比較的甘い | 甘い | 比較的甘い |
審査スピード | 1週間以上 | 最短当日 | 最短30分 | 最短当日 |
車の所有権 | 自分 | 信販会社 | 信販会社 | 信販会社 |
頭金 | 1〜3割程度 | 1〜3割程度 | 原則不要 | 1〜3割程度 |
保証人 | 審査結果に応じて | 審査結果に応じて | 原則不要 | 審査結果に応じて |
※ 一般的なサービス内容であり特定のローン商品について説明するものではない
カーセンサーのような信販系マイカーローンの金利相場は、3.9〜9.0%だ。これに対してカーセンサーのマイカーローン金利は5.0〜8.0%であるため、ごく平均的な金利だと言える。
カーセンサーで中古車を選ぶ際は、中古車販売店ごとに異なるマイカーローン金利をしっかりと確認した上で、金利の低い販売店を選ぶといいだろう。
カーセンサーのマイカーローン金利に注意しよう
カーセンサーのマイカーローン金利を紹介したところで、注意点についても触れておこう。カーセンサーで中古車の個別情報ページを表示すると、以下の画像のようにマイカーローン金利を確認できる。

上記の画像では、金利6.8%と表示されているが、実際に中古車を購入する際に同じ金利が適用されるかどうかは不明だ。シミュレーションの下に「上記のお支払い例は、あくまでも参考例です」と注意書きがあるように、カーセンサーでチェックできるマイカーローン金利は、その中古車販売店の金利とは限らないのだ。
このため、実際に中古車を購入する際には、「事前にチェックしたマイカーローン金利よりも高い金利を提示された」というケースもある。これがカーセンサーの注意点だ。
カーセンサーではマイカーローン金利を低めに見せて、契約時に実際の金利を提示する中古車販売店も存在するため、十分に注意してほしい。
カーセンサーの審査では何をチェックしている?
カーセンサーに加盟している中古車販売店でマイカーローンを組むためには、審査に通らなければならない。銀行のマイカーローンに比べると、中古車販売店が提供しているマイカーローンは審査に通りやすい。
しかし誰でも通るわけではなく、いくつかの審査項目で基準を満たしている必要がある。ここでは、その審査項目と基準について整理していく。
審査項目①年収の額と安定性
カーセンサーの審査でまず重要になる項目とは、年収の額と安定性だ。マイカーローンの審査における年収基準は200万円とされており、年収額が多いほど審査に通りやすくなる。
ただし、個人事業主で年収が安定していない場合は、審査でマイナス影響になるケースが多い。そのため、年収の額だけでなく安定性が高いかどうかも重要な審査項目となる。
また、年収額が多い人でも、返済比率(年収額に対する年間返済額の割合)の高いローンの組み方をすると審査に落ちる可能性がある。そのため、マイカーローンの返済比率は25〜35%に設定するのが理想的だ。
\マイカーローンの返済比率と毎月の支払い額の目安/
年収額 | 返済比率 | 月間返済額の目安 |
200万円 | 25% | 42,000円 |
250万円 | 30% | 63,000円 |
300万円 | 〃 | 75,000円 |
350万円 | 〃 | 87,000円 |
400万円 | 35% | 117,000円 |
450万円 | 〃 | 130,000円 |
500万円 | 〃 | 146,000円 |
550万円 | 〃 | 160,000円 |
600万円 | 〃 | 175,000円 |
650万円 | 〃 | 189,000円 |
700万円 | 〃 | 204,000円 |
800万円 | 〃 | 233,000円 |
900万円 | 〃 | 262,000円 |
1000万円 | 〃 | 291,000円 |
※ 月間返済額の目安=年収額×返済比率÷12ヶ月
年収額が多く、年収の安定性があり、さらに返済比率が低いほどカーセンサーの審査に通りやすい。
審査項目②勤務先と勤続年数
次にチェックされる審査項目は、勤務先と勤続年数だ。勤務先が大手であるほどマイカーローンの審査に通りやすく、中小零細企業だと審査においてマイナス影響になる可能性がある。
ただし、勤務先がどこかよりも、勤続年数は何年かの方がマイカーローンの審査では重要だ。以下のグラフは、国土交通省の「民間住宅ローンの実態に関する調査」を参考にして作成したものである。
\住宅ローンの審査項目/

この調査データによると、ローン審査において勤続年数は5番目に重視される審査項目となっている。しかしこれは住宅ローンの話であり、マイカーローンは短期金融商品であるため、「完済時の年齢」「健康状態」「借入時の年齢」はあまり考慮されない。
つまり、マイカーローンの審査では、勤続年数が2番目に重視される審査項目と言える。ちなみに、マイカーローンの審査における勤続年数の基準は1年以上だ。
勤続年数が1年に満たない人は審査に通る可能性が低くなるだろう。ただし、年収額が一定水準を超えていれば、その限りではない。
審査項目③信用情報(クレヒス)
最後にチェックされる審査項目は、信用情報(クレヒス/クレジットヒストリー)だ。

信用情報の状態が良好であれば、カーセンサーの審査に通る可能性は高いだろう。反対に、以下の行為によって信用情報に傷をつけている(ブラックになっている)と、審査に落ちやすい。
信用情報に傷を付ける行為 | |
支払いの延滞 | ローンの返済、クレジットカードやスマホ代金の支払いを延滞すると、その情報は信用情報機関に1年間登録される。3ヶ月以上の返済・支払いの延滞は事故情報として5年間登録される。 |
多重申し込み | クレジットカードやカードローンなどのサービスに、短期間で複数申し込みをしていると、契約リスクが高いと判断されいやすい。 |
任意整理 | 借り入れの減額ために任意整理を行うと、事故情報として信用情報機関に5年間登録される。 |
自己破産 | 裁判所にすべての債務を免除してもらう自己破産を申し立てると、事故情報として信用情報機関に5年間または7年間登録される。 |
特定調停 | 借り入れの減額や支払い猶予を持たせるための特定調停を申し立てると、事故情報として信用情報機関に5年間登録される。 |
個人再生 | 裁判所に借り入れを大幅に軽減してもらえる個人再生を申し立てると、事故情報として信用情報機関に5年間登録される。 |
強制解約 | 返済・支払いの長期延滞などの理由により、サービスを強制解約されると、事故情報として信用情報機関に5年間登録される。 |
その他 | ローン会社等が債権回収や保証履行(保証会社が借り入れを弁済)を行うと、事故情報として信用情報機関に5年間登録される。 |
カーセンサーに加盟している中古車販売店の多くは、審査に比較的通りやすい。しかし、信用情報に傷を付けてしまうと、そうした中古車販売店でも審査に落ちやすくなる。
そのため信用情報がブラックになっている人は、自社ローンを取り扱っている中古車販売店を探そう。自社ローンのおすすめは業界大手のオトロンであり、本記事の信用情報がブラックならオトロンがおすすめではその特徴について紹介している。
カーセンサーなら自社ローン取り扱い店を探せる?
カーセンサーの検索機能にて、フリーワードに「自社ローン」と入力して検索すると、自社ローンを取り扱っている中古販売店を探すことができる。しかし実際のところ、自社ローンを取り扱っているかどうかは個別に確認しなければならない。
以下の画像は、カーセンサーにおいて「自社ローン」と入力した際の検索結果だ。

トップに表示されたユーカープラス(岡山県・岡山市)の公式サイトをチェックしたところ、自社ローンを提供している事実は確認できなかった。つまり、カーセンサーで自社ローンを取り扱っている中古車販売店を探すのは難しいと言える。
カーセンサーで自社ローンを取り扱っている中古車販売店を探すよりも、確実かつお得な方法が、業界大手のオトロンを利用することだ。次章では、オトロンの特徴を紹介するためぜひ参考にしてほしい。
信用情報がブラックならオトロンがおすすめ
カーセンサーに加盟している中古車販売店のマイカーローン審査に落ちた人や、信用情報がブラックで審査に落ちる可能性が高い人は、業界大手のオトロンを利用しよう。
オトロンはオートバックスセブングループが提供している自社ローンであり、数ある自社ローンの中でも抜群の安心感・信頼感を持つ。また、豊富な契約特典により、利用者の新しいカーライフをサポートしてくれる存在だ。
ここでは、そんなオトロンのおすすめポイントを紹介するため、自社ローンで中古車を買いたいと考えている人はぜひ参考にしてほしい。
おすすめポイント①全車修復歴なしだから安心して買える
オトロンで販売している中古車は「全車修復歴なし」であり、事故車を仕入れない方針で中古車販売を展開している。
\オトロンの在庫販売中古車一覧/

※ 公式サイトにアクセスしたらメニューを開き「クルマを探す」「中古車一覧を探す」をタップしよう
修復歴のある車に比べると故障率がかなり低いため、オトロンなら安心して車を買えるのが大きなメリットだ。
おすすめポイント②在庫車両900台以上で希望に合った車が見つかる
オトロンでは常時900台以上の在庫車両を取り扱っているため、希望に合った車を見つけやすいのもおすすめポイントのひとつだ。
トヨタやホンダなどの国産メーカーを中心に、ベンツなどの海外メーカーの車も取り扱っている。いずれの車も修復歴はなく、信頼・安心して車を買うことができる。
おすすめポイント③一般的な価格で中古車を販売している
自社ローンを提供している中古車販売店は、相場よりも高い価格で販売しているケースが多い。一方で、オトロンで販売されている中古車は、一般的な価格が設定されている。以下に、オトロンと中古車情報サイトのガリバーで販売されている車の価格を比較してみた。
\オトロンと中古車ガリバーの価格比較/
オトロン | ガリバー | |
車両本体価格 | 241.9万円 | 250.4万円 |
販売諸費用 | 16.5万円 | 9.4万円 |
支払い総額 | 258.4万円 | 259.8万円 |
比較条件 | ||
車種 | トヨタ ヴォクシー ZS | |
年式 | 2017年 | |
カラー | ブラック | ホワイト |
走行距離 | 7.8万km | 7.3万km |
主な装備 | 純正ナビ ETC フルセグTV バックカメラ |
※ 価格は公式サイトに掲載されているものであり、追加するオプションや契約内容によって実際に価格は異なる場合がある
このように、オトロンでは一般的な価格で中古車を販売しているため、「利益を大幅に上乗せされていないか?」と心配する必要がない。
おすすめポイント④分割手数料が1ヶ月あたり7,150円で安い
オトロンの公式サイトでは、分割手数料が「1ヶ月あたり7,150円」と明記されている。実は、分割手数料を公表している自社ローンは少ない。その点でオトロンは信頼できるサービスだ。
オトロンの分割事務手数料
- 24回払いなら→171,600円が発生
- 36回払いなら→257,400円が発生
- 48回払いなら→343,200円が発生
※ 「MCCSプラン」はこの他に装置費用88,000円、取り付け費用22,000円、通信管理費用3,300円/月が発生
また、分割手数料の1ヶ月あたり7,150円は、他の自社ローンに比べるとかなり安い。もちろん、マイカーローンを利用するのに比べるとオトロンの支払い総額は高い。しかし、自社ローンの中で比較するとオトロンの分割手数料は安いため、優先的に検討してもらいたいサービスだ。
おすすめポイント⑤オイル交換無料など契約特典が多い
オトロンは業界大手の自社ローンであり、カー用品大手のオートバックスセブングループが提供している安心感がある。また、業界大手のメリットとして契約特典が多い。
\オトロンの契約特典/

オイル交換無料特典だけでも、他の自社ローンに比べて18,000〜30,000円ほどお得に利用できる。2台同時購入で10万円引きの特典も、非常に大きなメリットだ。こうした契約特典を得られる自社ローンは少ないため、やはりオトロンはおすすめのサービスだ。
おすすめポイント⑥購入後3ヶ月間の無料修理保証がある
オトロンには購入後3ヶ月間(または走行距離3,000km以内)の無料修理保証が付いている。また、オトロンは全国2ヶ所に大型整備工場を構え、中古車の整備や品質管理を徹底している。
納車後に不具合・故障が発覚しても、オトロンとの直接やり取りで保証してもらえる安心感は大きい。
\オトロン 羽生ファクトリーの風景/

以上が、オトロンのおすすめポイントだ。自社ローンを利用するならまずはオトロンを検討することをおすすめする。
簡単1分!オトロンの仮審査に申し込む方法
カーセンサーに加盟している中古車販売店のマイカーローン審査に落ちた人や、信用情報がブラックで審査に落ちる可能性が高い人は、業界大手のオトロンを利用しよう。まずは仮審査に申し込み、オトロンが利用可能かどうかをチェックしてみてほしい。申し込みは1分で完了し、審査結果は最短15分で届く。
1. 公式サイトから仮審査に申し込む
まずは、オトロンの公式サイトにアクセスし、「仮審査のお申込みはこちら」を押そう。

2. 仮審査に必要な情報を入力する
次に、仮審査の申込みページに移動したら、審査に必要な情報を入力しよう。

<仮審査申し込みで入力する情報>
氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、年収、最寄りの店舗、住所、オトロンを知ったきっかけ
※ 最寄りの店舗がなくてもオトロンの提携店舗は600店舗ほどあるため安心しよう
これらの情報を正しく入力したら、同意事項にチェックを入れて「仮審査に申し込む」を押そう。

以上で、オトロンの自社ローンの仮審査申し込みは完了だ。
3. 仮審査の結果を受け取り店舗に足を運ぶ
オトロンの自社ローンの仮審査の結果は、最短当日中に届く。仮審査に無事通過した人は、最寄りのオトロン店舗(またはオトロン提携店舗)に足を運び、担当者と乗りたい車の商談を行おう。
来店当日に本審査を行うが、基本的には即日審査であるため、審査結果をすぐに受け取れる。このとき、オトロンの自社ローンの利用にあたって、不安なことや疑問などがあれば、担当者に遠慮なく質問しよう。
4. 本契約を結び必要書類を提出する
オトロンの担当者との商談が固まったら、契約を進めよう。収入証明書(給与明細など)の提出を求められることもあるため、事前に用意しておくといいだろう。また、車を買うにあたって以下の書類が必要になるケースが多い。
- 運転免許証のコピー
- 住民票の写し(※)
- 印鑑登録証明書
- 車庫証明
- 記入・捺印した契約書類
※ 住民票原本に記載されている事項を写した書面であり、原本のコピーではない
オトロンの担当者の案内に従って、必要な書類を用意しよう。
5. 納車
オトロンの自社ローンの契約が完了すれば、あとは納車を待つだけだ。遠方から車を購入した場合は、オトロンが自宅まで車を陸送してくれる(別途陸送費用がかかる)。
おわりに:信用情報がブラックならカーセンサーじゃなくオトロンを利用しよう

本記事で紹介した内容をまとめる。
- カーセンサーは自社ローンを提供していない
- カーセンサー加盟店の金利は5.0〜8.0%ほど
- しかし実際の金利は確認しないとわからない
- カーセンサー加盟店の主な審査項目と基準
審査項目①年収の額と安定性
審査項目②勤務先と勤続年数
審査項目③信用情報(クレヒス) - カーセンサーで自社ローン取り扱い店を探すのは難しい
- 信用情報がブラックなら業界大手のオトロンを利用しよう
カーセンサーは約51万台の中古車情報を掲載しており、希望に合った中古車を探しやすいサイトだ。しかし自社ローンは提供していないため、信用情報がブラックになっているとマイカローンを組んで中古車を買うのは難しい。
そこで、業界大手の自社ローンであるオトロンを利用しよう。オトロンは全車修復歴(事故歴)なしで中古車を販売しており、契約期間中のオイル交換無料といった契約特典も備えている。数ある自社ローンの中でも安心感があり、お得に利用できるサービスだ。
まずはオトロンの仮審査に申し込み、業界大手の自社ローンを利用可能かどうかチェックしてみてほしい。