最高裁判所の司法統計によれば、2024年に破産手続きの申し立てを行った人の数は76,454人だった。このうち、60代・70代以上で自己破産に陥った人は、全体の23.2%、約17,700人にあたると考えられる。
\破産手続き申し立ての年代別割合/

60代・70代以上の「老後破産」は今、深刻な社会問題のひとつだ。老後破産をすれば借金等は帳消しになるが、その後の生活をどうするか?という重大な問題に直面する。衣食住の確保はもちろんのこと、「クルマ社会」とされる日本において、車は生活必需品として欠かせない。
そこで本記事では、老後破産(または破産手続きの最中)によりマイカーローンを組むことができず、現金一括払いできる資金もなく、「生活に必要な車が買えない」と困っている人に向けて車を購入する方法を紹介する。
具体的には、老後破産をした人でも利用できる「信用回復ローン」または「自社ローン」の紹介となる。マイカーローンを組んで車を購入するよりも、選べる車種は限定されるが、老後破産をした人でも車を買える可能性が高い。
老後破産により「車が買えない」と困っている人は、ぜひ参考にしてほしい。
老後破産でも車を手に入れる方法は3つある
老後破産でも車を手に入れる方法はある。主な方法は、「家族や知人から譲り受ける」「信用回復ローンを組んで購入する」「自社ローンを利用して購入する」の3つだ。
<老後破産でも車を手に入れる方法>
- 家族や知人から譲り受ける
- 信用回復ローンを組んで購入する
- 自社ローンを利用して購入する
まずは、それぞれの方法について詳しく紹介する。
家族や知人から譲り受ける
老後破産をした人が車を手に入れる方法の中でも、堅実で低コストなのが、家族や知人から譲り受ける方法だ。無償とは行かずとも、家族や知人なら相場よりもかなり安い価格で、今乗っている車を譲ってくれる可能性がある。
また、分割払いを提案すれば、金利ゼロで車を手に入れられる。困っていることを素直に伝えれば、手を差し伸べてくれる人は多い。老後破産で車の購入に困ったら、まずは家族や知人を頼ってみてほしい。
一方で、頼れる家族や知人がいない人、家族や知人に迷惑をかけたくない人、車を譲ってくれるよう頼んだが断られてしまった人は、次の方法を検討しよう。
信用回復ローンを組んで購入する
家族や知人から譲り受けることができない人は、次に信用回復ローンを組んで購入する方法を検討しよう。信用回復ローンとは、老後破産をした人でも審査に通り、車を買える可能性のあるマイカーローンのことだ。

信用回復ローンは、一般的なマイカーローンよりも金利設定が高めだが、老後破産をした人でも審査に通るチャンスがある。なぜなら、信用回復ローンの審査では信用情報ではなく、「現在の支払い能力」を重視しているためだ。
したがって、老後破産をしていても一定の収入を証明できれば、信用回復ローンの審査に通る可能性がある。具体的には、年収200万円以上なら審査通過ラインと考えていい。派遣社員やパート・アルバイトなどの非正規雇用者であっても問題はない。重要なのは、毎月の返済を滞りなく行える支払い能力を有していることだ。
また、信用回復ローンは一般的なマイカーローンと同じローンサービスだ。返済実績は信用情報として記録されるため、コツコツと返済を続ければ、良質な信用情報を形成できる。したがって、信用回復ローンを組んで車を購入すると、破産情報が消失する7年後には、低金利なローンを組める可能性が高まるメリットがある。
自社ローンを利用して購入する
信用回復ローンの審査にチャレンジしたが、審査に落ちてしまった人は、次に自社ローンを利用して購入する方法を検討しよう。自社ローンとは、中古車販売店が提供している独自の分割払いサービスだ。

信用回復ローンよりもさらに審査に通りやすく、老後破産をした直後でも審査に通り、車を買える可能性がある。
ここで注意しなければいけないのが、「自社ローンには明確なルールがない」ことだ。信用回復ローンはれっきとしたローンサービスであるため、法律によって上限金利が決められている。具体的には、100万円以上の借り入れは上限金利15.0%であるため、ほとんどの信用回復ローンは高くても15.0%の金利で車を購入できる。
\法律で決められた上限金利/

一方、自社ローンには法律的な取り決めがなく、分割払い手数料は中古車販売店が自由に決めている。したがって、中古車販売店選びを間違えてしまうと、不当な金額で中古車を購入してしまうリスクがある。本記事では、そうしたリスクが低いおすすめの自社ローンを紹介しているため、引き続き参考にしてほしい。
まずはコレから!老後破産した人におすすめの信用回復ローン

老後破産した人におすすめの信用回復ローンは、業界大手の「クルマテラス」だ。クルマテラスは年間3,000台の販売実績があり、自己破産経験者でも審査に通り、車を販売している実績が多数ある。以下は、自己破産後にクルマテラスで車を購入した利用者の声だ。
\自社ローンの窓口利用者の声/
岐阜県 男性 クルマテラスを利用する前の悩み
自己破産をしたので車購入は諦めて原付で通勤していましたが、地域柄どうしても冬はしんどい。2年くらいは原付で通っていましたが、もう無理だなと思っていたときに中古で5万円の車を見つけ購入しました。その車で前回車検を受けたときに30万円を超える請求があったものの何かこれといって大きく直した感じもしないし、最初の手出し金額は少ないけど維持費が高額になるのはしんどいし、できれば乗り換えたいと思っていたときにクルマテラスさんを知りました。無事に車を手に入れたときの気持ち
遠くへ行ってみようかなという気持ちになりますね。 室内も広くなり荷物も積めるので快適です。 3時間も走ればいろいろな場所に行けるので普段トラックでは行けないラーメン屋さんとか桜の名所とか行ってみたいなと思います。クルマテラスさんにお願いするまで、自分はローン審査に通らない人間だと思っていました。 最初、保証人が必要かもしれないという話でしたが独り者なので困っていましたが、佐藤さんは本当に一生懸命やってくれたと思います。願わくばこのまま今の車も最後まで乗って、次の車も佐藤さんにお願いしたいと思っています。(クルマテラス
公式noteのユーザーインタビューを当サイトで編集)
クルマテラスの金利範囲は「3.5〜15.0%」であり、公式サイトで明確に提示されている。また、3ヶ月間無料保証付きなどのメリットもあるため、安心して車を購入できるのが大きなメリットだ。
仮審査申し込みは、4つの情報(氏名・電話番号・メールアドレス・住まいの都道府県)を入力するだけで完了する。審査結果は最短30分で届くため、今日中に車の商談に進めることも可能だ。
老後破産で車を買えずに困っており、なおかつ家族や知人から車を譲り受けることもできない人は、まずはクルマテラスの仮審査に申し込もう。
老後破産した人が合わせて申し込みたいおすすめの自社ローン

クルマテラスと合わせて申し込んでおきたいのが、「自社ローンの窓口」だ。自社ローンの窓口は一括仮審査サービスであり、全国の加盟中古車販売店のうち、最大5社から一括で仮審査結果を受け取れる。
加盟中古車販売店には大手から地域密着型の店舗まであり、「老後破産でも車を買えるお店」を効率よく見つけられるのが大きなメリットだ。以下は、自己破産後に自社ローンの窓口を利用して車を購入した利用者の声だ。
\自社ローンの窓口利用者の声/
神奈川県 男性/40代 自己破産し就職しましたが就職先で車が必要なので利用しました。 仮審査に落ちて就職もできないのか...と落ち込んでいたので助かりました。 再就職もでき第2の人生がスタートできました。 ありがとうございます。(
自社ローンの窓口より)
老後破産で第2の人生をスタートさせるには、やはり車が欠かせない。クルマテラスの審査に通過できればいいが、審査に落ちる可能性も考慮して、自社ローンの窓口でも仮審査に申し込んでおくことをおすすめする。
ちなみに、自社ローンの窓口では自社ローンだけでなく、信用回復ローンも取り扱っている。クルマテラスの審査に落ちたとしても、他の中古車販売店の信用回復ローンの審査に通過する可能性もある。
自社ローンの窓口は、6つの情報(氏名・郵便番号・年収・雇用形態・メールアドレス・電話番号)を入力するだけで一括仮審査に申し込める。審査結果は最短当日に届くため、老後破産でも車を買えるかどうかすぐに知れるのも大きなメリットだ。
クルマテラスの審査に落ちる可能性を考慮して、自社ローンの窓口の一括仮審査にも申し込んでおこう。
おわりに:老後破産でもあきらめなければ車は手に入る
本記事で紹介した内容をまとめる。
- 老後破産で車を手に入れる方法は3つある
1. 家族やり人から譲り受ける
2. 信用回復ローンを組んで購入する
3. 自社ローンを利用して購入する - 家族や知人から譲り受ける方法は堅実で低コスト
- この方法で車を手に入れられない場合はまず信用回復ローンを検討
- 信用回復ローンは老後破産でも審査に通り車を買える可能性がある
- しかもローンサービスだから返済実績が残り信用情報を回復できる
- 次に検討すべきは自社ローン(中古車販売店の分割払いサービス)
- 自社ローンは審査に通りやすいが支払い額が高くなるリスクもある
- 自社ローン選びで失敗しないためには一括仮審査サービスを利用しよう
- 信用回復ローンのおすすめは業界大手のクルマテラス
- 自社ローンのおすすめは一括仮審査の
自社ローンの窓口
- 2つのサービスの仮審査に同時に申し込み効率よく車を手に入れよう
老後破産で困るのは、衣食住ではなく「車」だ。しかし、老後破産をすると信用情報に大きな傷が付き、通常のマイカーローンは組めなくなる。生活必需品のひとつである車を手に入れられないのは、クルマ社会である日本において大きな問題だ。
そこで、本記事で紹介したように信用回復ローンと自社ローンの利用を検討してほしい。どちらのサービスも、老後破産でも審査に通り車を購入できる可能性がある。老後破産で車が買えず困っている人にとって、救済的なサービスだ。
おすすめ信用回復ローンの「クルマテラス」、おすすめ自社ローンの「自社ローンの窓口」。どちらも1分程度で仮審査申し込みが完了するため、同時申し込みで、老後破産でも車を買えるお店を効率よく見つけよう。
\最短当日に仮審査結果がわかる/
\最大5社で一括仮審査/