「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる5つの理由｜おすすめサービスも紹介

「ガリバーの自社ローンってやばいの？」
「ネットやSNSでやばいって言われてるけど...」

ガリバーの自社ローン（じしゃロン）を利用するにあたって、こうした疑問や不安を持っている人は多い。結論から言って、ガリバーの自社ローンはやばいサービスではない。一般的なマイカーローンの審査に通らず、車を買えずに困っている人に向けた自社ローンサービスだ。

本記事では、そんなガリバーの自社ローンがやばいと言われている理由と、それが誤解であることについて紹介していく。また、ガリバーの自社ローンよりもおすすめの、大手自社ローンであるオトロンについても紹介している。

ガリバーの自社ローンに対して疑問や不安を持っている人や、おすすめの自社ローンが知りたい人はぜひ参考にしてほしい。

「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる理由①｜自己破産してても審査に通るから

ガリバーの自社ローンは、ローン返済やカード支払い延滞した人だけでなく、自己破産など債務整理をした人でも審査に通り、車を買えるサービスだ。こうした人々をブラック（信用情報に傷がある人）と呼ぶ。

ブラックに対する世間一般的なイメージは、「お金にルーズ＝やばい」だ。これにより、「そんな人が審査に通るのだからガリバーの自社ローンはやばい」と言われやすい。

そもそも自社ローンとは？本当にやばいのか？

自社ローンは、信用情報がブラックでも車を買えることから誤解の多いサービスだ。厳密にはローンではなく、利用者と中古車販売店が直接契約する分割払いサービスである。

自社ローンはやばいと思われがちだが、サービス自体がやばいわけではない。問題は、ブラックに対する世間一般的なイメージと、一部の悪質な中古車販売店によってトラブルにあう自社ローン利用者がいることだ。

「ブラック向けだからやばい」は大きな誤解

ガリバーの自社ローンなどのサービスを利用する人のほとんどは、ローン返済やカード支払いの延滞、自己破産などによってマイカーローンを組むことができない。しかし、信用情報がブラックだからといって、その人自身がやばいわけではない。

信用情報がブラックになる理由はさまざまだ。不況のあおり、自然災害によるもの、特殊な家庭樹上によるもの、やむを得ない理由から泣く泣くブラックになってしまう人は多い。しかし、一般的なマイカーローンはブラックになった背景までは考慮してくれないため、信用情報がブラックな時点で審査に落ちてしまう。

つまり、自社ローンはそうした人々にとっての救済になり得るサービスだ。信用情報がブラックでも、生活必需品のひとつである車を手に入れられるため、自社ローンは決してやばいサービスではないことを理解してほしい。

「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる理由②｜分割手数料が明確になってないから

ガリバーの自社ローンは、金利ゼロで利用できるサービスだ。利息が発生しないため、一見するとマイカーローンよりも安く車を買えるように思える。

しかし実際は、毎月の支払い額に分割手数料が上乗せされたり、それに準ずる費用（販売店の利益）が車両代金に上乗せされたりしている。したがって、マイカーローンで車を買うよりも支払い総額が高くなるのが一般的だ。

問題は、ガリバーの自社ローンが分割手数料を明確にしていないことだ。このことから、「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われやすい。

分割手数料などを明確にしていない自社ローンは多い

実は、分割手数料などを明確にしていないのはガリバーの自社ローンだけではない。ほぼすべての自社ローンは、分割手数料やそれに準ずる費用を公式サイトで公表していないのだ。

分割手数料やそれに準ずる費用を公表していない理由として考えられるのは、やはり「中古車の販売価格を安く見せるから」だろう。自社ローンはマイカーローンよりも支払い総額が高いサービスであるため、中古車販売店には「販売価格を安く見せてお客を集めたい」という心理が働くと想像できる。

これにより、ほぼすべての自社ローンは分割手数料などを公表していない。契約直前になって、本当の見積もり金額を知るケースは多い。

分割手数料を公表している唯一の自社ローンとは？

ほぼすべての自社ローンは、分割手数料やそれに準ずる費用を公表していない。そんな中で、分割手数料を公表している唯一の自社ローンが、業界大手のオトロンだ。

オトロンの分割手数料は7,150円/月であり、決して安いわけではない。それでもオトロンは分割手数料を公式サイトで公表し、誠実なサービスであることを示している。その点でオトロンは信頼できる自社ローンであり、業界大手として最もおすすめできるサービスだ。

高い車ほどお得？オトロンは金利5.7％のマイカーローンと同水準のサービスだった

自社ローンのオトロンは、マイカーローンの審査に落ちた人でも車が買えるサービスだ。カー用品大手のオートバックスセブングループ（オトロンカーズ株式会社）が提供しており、さまざまな契約特典が魅力となっている ...

「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる理由③｜事故車を販売してる可能性があるから

車体のフレームなど重要部分に損傷がある車は、修復歴（事故歴）ありとして取引される。いわゆる事故車であり、事故車はそうでない中古車に比べて故障発生率が高い。

ガリバーの自社ローンでは、修復歴のある車を販売している可能性がある。こうした理由からも、「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われやすい。

ガリバーの中古車は品質が比較的高い

誤解がないよう補足しておく。ガリバーの中古車はすべて、仕入れ時に細かい点検を行っている。修復歴の有無はもちろん、性能についてもしっかりとチェックされているため、ガリバーで販売されている中古車は基本的に品質が高い。

また、ガリバーでは修復歴の有無を公開しているため、修復歴のある車を騙されて購入してしまうリスクはない。

全車修復歴なしのオトロンならより安心

業界大手のオトロンは、オートバックスグループが提供している自社ローンだ。オトロンで販売している中古車は全車修復歴なしであり、安心して自社ローンを利用できる。

「ガリバーの自社ローンは大丈夫そうだけど、もっと安心して車を買いたい」という人にはオトロンがおすすめだ。

「オトロンはやばい」と言われる5つの理由｜実はこんな人におすすめのサービス

オトロンは、一般的なマイカーローンの審査に落ちた人でも車が買える「自社ローン」だ。 本来であれば審査に通らないブラック（信用情報に傷がある人）でも、オトロンなら審査に通り、車を買える可能性がある。 一 ...

「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる理由④｜GPS端末で走行データを監視されるから

ガリバーの自社ローンで購入した中古車には、GPS端末が取り付けられる。これは自社ローンの未払いを防ぐ仕組みであり、未払いが発生すると遠隔操作でエンジンを停止させられる（安全に考慮した上で）。

「GPS端末で走行データを監視される」という理由から、ガリバーの自社ローンを利用するのに抵抗感を覚えてる人も多い。これも、「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる理由のひとつだ。

GPS端末で走行データを監視するわけではない

自社ローンで取り付けられることの多いGPS端末について、誤解されることが多いため説明しておく。自社ローンでは未払いを防ぐためにGPS端末を車に取り付けることはあるが、走行データは監視されていない。

＼GPS端末（MCCS）の仕組み／

GPS端末が取得する走行データは、自社ローンの販売店ではなく、管理会社（上記の場合はGMS社）のサーバーに送信・管理されている。プライバシー保護の観点から、管理会社が走行データを監視することもない。

管理会社は匿名化された走行データを利用し、新しい交通システムの開発や、金融サービスの提供などを行っている。しかし、走行データが監視されることがないとはいえ、GPS端末を車に取り付けることに抵抗感を覚えるものだ。

GPS端末を車に取り付けない自社ローンもある

「GPS端末を自分の車に取り付けられたくない」という人は、業界大手のオトロンを利用するといいだろう。オトロンの自社ローンプランは、車にGPS端末を取り付けることなく、クリーンな状態で自分の車に乗ることができる。

＼オトロンで利用できる2つの支払いプラン／

（オトロンより）

ただし、MCCSプランはGPS端末を車に取り付けるため注意してほしい。その代わり、保証人不要で利用できるのがメリットだ。

オトロンのMCCSプランとは？答え→保証人不要で利用できる次世代マイカーローン

オトロンなどの自社ローンを利用するにあたって、「GPS端末（MCCS）を車に取り付けられる」という話を見聞きした人は多いだろう。 実際のところ、販売した車にGPS端末を取り付ける自社ローンは多い。 本 ...

「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われる理由⑤｜中古車の販売価格が他社よりも高いから

ガリバーの自社ローンで販売している中古車は、他社よりも販売価格が高いことがある。実際に比較してみよう。

＼ガリバーの自社ローンとオトロンの比較／

	ガリバーの自社ローン	オトロン
車両価格	155.0万円	142.9万円
販売諸費用	10.7万円	14.3万円
頭金	5.0万円	15.0万円
分割手数料	50.3万円	34.3万円
支払い総額	211.0万円	176.5万円
月々の支払い額	4.5万円	3.7万円
比較条件
車種	トヨタ プリウス
グレード	Aツーリングセレクション
年式	2016年
走行距離	13.8万km	12.0km
修復歴	なし
支払い回数	48回（4年払い）

※ 公式サイト上で確認できる情報を基に算出しており、実際の金額は契約プランによって異なる場合がある

ほぼ同じ条件で比較したにもかかわらず、ガリバーの自社ローンはオトロンより34万円ほど高い結果となった。このように中古車価格が高いことから、「ガリバーの自社ローンはやばい」と言われやすい。

【結論】「ガリバーの自社ローンはやばい」は誤解だった

ここまでの結論を述べると、「ガリバーの自社ローンはやばい」は大きな誤解だと言える。

ローン返済やカード支払いの延滞、自己破産などで信用情報がブラックになっている人を対象にした自社ローンだが、だからといってやばいサービスを提供しているわけではない。むしろ、諸事情により泣く泣くブラックになってしまい、マイカーローンの審査に通らなくて困っている人の救済となるサービスだ。

ただし、ガリバーの自社ローンは正解というわけではない。業界大手のオトロンや、最大5社から仮審査結果を一括で受け取れる自社ローンの窓口など、さまざまな自社ローンが存在する。

次章では、ガリバーの自社ローン以外のおすすめ自社ローン3社を紹介するため、自社ローンの利用を検討している人はぜひ参考にしてほしい。

ガリバーの自社ローンよりおすすめの3社ランキング

それでは、ガリバーの自社ローンよりもおすすめできる自社ローン3社のランキングを紹介する。自社ローンで車を買うことを検討している人は、ランキング1位のオトロンから利用してみよう。

1位｜オトロン

＞オトロンの評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：最大48回（4年払い）
審査通過率　：95％
頭金・保証人：原則必要、不要プランあり
公式サイト　：https://www.otoron.jp/

オトロンは、オートバックスセブングループが提供している業界大手の自社ローンだ。提携店舗を含めると全国に550店舗以上展開しており、オンラインでの仮審査申し込みにも対応している。安心感が強く、自社ローンを初めて利用する人にもおすすめできる。

そんなオトロンの特徴は、全車修復歴なしで安心して中古車を買えること、豊富な契約特典があることの2点だ。オトロンでは修復歴のある中古車は取り扱っておらず、すべての中古車は全国2ヶ所の大型整備工場で整備・管理されている。

＼オトロン 羽生ファクトリーの風景／

状態の良い中古車が常にメンテナンスされているため、車の状態に対する満足度が非常に高い。また、オトロンはオイル交換無料などさまざまな契約特典を提供している。

＼オトロンの契約特典／

オイル交換無料特典だけでも、18,000〜30,000円ほどお得に利用できる自社ローンだ。ガリバーの自社ローンも比較的大手のサービスだが、オトロンに比べるとサービス面・料金面でのデメリットが目立つ。

したがって、自社ローンで車を買うならまずはオトロンの仮審査を受けてみよう。

2位｜自社ローンの窓口

＞自社ローンの窓口の評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：加盟店ごとに異なる
審査通過率　：95％
頭金・保証人：原則不要
公式サイト　：https://carhoo.co.jp/

自社ローンの窓口は、最大5社の中古車販売店から仮審査結果を一括で受け取れる自社ローンサービスだ。自社ローンを利用する際は、複数のサービスの仮審査に申し込み、自分に合ったサービスを比較・選択することが大切だ。

業界大手のオトロンに加えて自社ローンの窓口を利用すれば、大手を含めた最大6社の自社ローンから仮審査結果を受け取れる（最短当日）。また、自社ローンの窓口には準大手の中古車販売店が多いため、ガリバーの自社ローンよりも良い条件で中古車を買える可能性がある。

たった7つの情報（氏名・郵便番号・年収・仕事・メールアドレス・電話番号・電話がつながる時間帯）を入力するだけで、複数の自社ローンから仮審査結果を受け取れるため、自社ローンで車を買いたい人は自社ローンの窓口も利用しよう。

3位｜カーリバ

＞カーリバの評判・口コミ記事を読む＜

取扱い車種　：全メーカー、全車種
支払い回数　：最大60回（5年払い）
審査通過率　：99.8％
頭金・保証人：原則不要
公式サイト　：https://car-revive.com/

カーリバは、リバイブ株式会社が提供しているオンライン商談専門の自社ローンだ。全国どこからでも利用でき、メールや電話、LINEなどのやり取りで自社ローンを利用できる。そんなカーリバの特徴は、審査通過率99.8％と非常に審査に通りやすいことだ。

ガリバーの自社ローンも審査に通りやすいサービスだが、現在の収入状況などによっては、審査に落ちるケースもある。一方、カーリバなら1,000人中998人が審査に通っているため、審査落ちになるリスクが低い。

また、カーリバは「頭金を用意できる」「1年以上の弁済実績がある」のどちらかの条件をクリアすると、高級車を購入できるカーリバプレミアムプランを提供している。レクサスやベンツなどの高級車も自社ローンで買えるため、審査通過に不安がある人や、ワンランク上の車に乗りたい人はカーリバに申し込もう。

おわりに：「ガリバーの自社ローンはやばい」は誤解！でも他におすすめの自社ローンがある

本記事で紹介した内容をまとめる。

＜ガリバーの自社ローンはやばいと言われる理由＞

• 理由①｜自己破産してても審査に通るから
• 理由②｜分割手数料が明確になってないから
• 理由③｜事故車を販売してる可能性があるから
• 理由④｜GPS端末で走行データを監視されるから
• 理由⑤｜中古車の販売価格が他社よりも高いから

＜ガリバーの自社ローンよりおすすめのサービス＞

• 1位｜オトロン
• 2位｜自社ローンの窓口
• 3位｜カーリバ

ガリバーの自社ローンは、信用情報がブラックでも審査に通るなどの理由から、やばいサービスと思われがちだ。しかし実際のところ、ガリバーの自社ローンはやばいサービスではなく、むしろマイカーローンの審査に通らない人に救済的サービスである。

ただし、ガリバーの自社ローンよりもおすすめのサービスは他にもある。特に、ランキング1位のオトロンは分割手数料を公表している唯一の自社ローンであり、安心感・信頼感をもって利用できる。取り扱っている中古車の状態が良く、支払い総額はガリバーの自社ローンよりも安い。

総合的に考えると、ガリバーの自社ローンを利用する前に、オトロンの仮審査にトライしてほしい。仮審査申し込みは1分で完了し、審査結果は最短15分で届く。まずはオトロンを利用可能かどうか確かめるために、仮審査に申し込んでみよう。